223系2000/3000増備の過程

223系(概要)    223系 編成表    223系2000番代/3000番代 増備の過程

新快速の全面223系化に向けて増備が進められた過程で,ちょっと特記したい目撃情報です。

2007年〜
223系2000番代1段下降窓車
2007年増備車からは側面の扉間の窓が1000番代と同様の1段下降窓に変更されました。
2003年8月18日(月)〜
223系2000番代6連の公式試運転
再び川重兵庫工場で223系の新造が始まり,鷹取まで甲種輸送され,そのまま公式試運転が始まりました。
4連と8連にはSIVは搭載するがコンプレッサは未搭載のモハ223-2100番代が新たに組み込まれています。
8月21日には223系2000番代で初めて6連が出場しています。
2000年3月13日(月)
川重兵庫工場で新造された223-3040編成が鷹取まで甲種輸送されましたが,今回は9両で出場!
中間に,223系に似た先頭車が組み込まれていました。
なお,3月20日には223-3040編成が正規の8両編成で営業運用されているのを確認しました。

クモハ サハ サハ モハ サハ クモハ サハ モハ クハ
223 223 223 222 223 ??? 223 223 222
3040 2088 2089 2017 2090 ???? 2091 2017 2040

川重兵庫工場から甲種回送されてきた223-3040編成 川重兵庫工場から甲種輸送されてきた223-3040編成→

中間には車番もない223系に似た試作車?が・・・
クーラーカバーは集中型だけどダミーのよう(通風孔なし)
先頭部の連結器は半永久密連
窓もほとんど固定窓? 中折れで開くのは2枚だけ
客室内座席も223系とは色が異なり一部は未完成
扉開閉したときも,この車両のみ開閉せず
種別・行先表示器も中身なし?
連結側も転落防止幌なし
床下機器も223系とはぜんぜん違う

中間に連結されていた試作車? 車内の座席も一部未完成
1999年5月〜2000年2月
1999年5月〜2000年2月にかけて明石電車区に223系が常時1編成留置されていました。
1999年 5月〜 8月:3012×8
1999年 8月〜10月:1014×8
1999年11月〜12月:1008×4
1999年12月〜2000年2月:3031×8
1999年11月1日(月)
1722Tで久しぶりに新車の登場を確認しました。しかも上り方に221系4連を連結。
1999年5月ダイヤ変更以来珍しい221系と223系の併結運用でした。
クモハ サハ サハ モハ サハ サハ モハ クハ
223 223 223 222 223 223 223 222
3022 2046 2047 2009 2048 2049 2009 2022
1999年5月26日(水)〜1999年8月11日(水)
明石電車区に次の編成が留置されていました。8月11日(水)まで明石電車区内に留置されていました。 8月12日(木)には明石電車区からいなくなったようで,かわりにクモハ223-1014×8の編成が1999年10月のダイヤ改正まで留置されていました。
クモハ サハ サハ モハ サハ サハ モハ クハ
223 223 223 222 223 223 223 222
3012 2024 2025 2005 2026 2027 2005 2012
1999年8月4日(水)
快速運用につく223-2000
次の編成の稼動を確認しました。 8月4日(水)・8月6日(金)・8月9日(月)に2000番代4両を上り方に併結して12両編成で,本来は113系11両編成の800Tに充当されていました。(運用番号A7010)
クモハ サハ サハ モハ サハ サハ モハ クハ
223 223 223 222 223 223 223 222
3017 2038 2039 2008 2040 2041 2008 2017
1999年6月21日(月)
次の編成が1707M(通常は221系の運用)に充当されていました。しかし,もう少し前からも使用されているという目撃情報もあります。
クモハ サハ サハ モハ サハ サハ モハ クハ
223 223 223 222 223 223 223 222
3015 2033 2034 2007 2035 2036 2007 2015
1999年4月28日(水)
夕方の812Tに次の編成が充当されていました。
クモハ サハ モハ クハ クモハ サハ モハ クハ
223 223 222 222 223 223 222 222
3006 2015 3021 2006 3007 2016 3022 2007
1999年4月19日(月)
朝の1726Mと夕方の935Mに次の編成が充当されていました。
クモハ サハ モハ クハ クモハ サハ サハ モハ サハ サハ モハ クハ
223 223 222 222 223 223 223 222 223 223 223 222
3004 2010 3020 2004 3002 2005 2006 2002 2007 2008 2002 2002
1999年4月16日(金)
この日も935Mに223系2000番代に運用されているのを確認しました(所定は網干区113系11両)。車番は確認できませんでした。
明石電車区に留置されている編成は,下り方先頭車がクハ222-2002でした。 ただし,4月7日頃から留置されている編成と同じかどうかは不明です。留置場所も前日までは検車庫の北側の留置線だったのが,この日は検車庫の西側でした。
1999年4月8日(木)
夕方に935Mに運用されている223系2000番代に乗車しました(所定は網干区113系11両)。
編成は次の通り。これまでに乗車・目撃したのと同じ編成でした。なお,4月7日(水)の935Mは従来どおり113系11両でした。
クモハ サハ モハ クハ クモハ サハ サハ モハ サハ サハ モハ クハ
223 223 222 222 223 223 223 222 223 223 223 222
3003 2009 3019 2003 3005 2011 2012 2003 2013 2014 2003 2005

  • 10号車は他のモハより下2桁が飛んでいるのですが,間違いなく3019でした。
  • クモハとモハの3000番代は,モニタの表示からモーター3台で,下り方台車の中寄軸(クモハの先頭から第3軸)がモーターなしのようです。 モハの2000番代は全軸モーターつきのようです。
  • モハの223と222ですが,補助電源装置(SIV)の有無の違いのようです。
    大久保での8分の停車中に前から後ろまで歩いたのですが,クモハとモハの223は,SIVの動作音らしき音が聞こえたのに対して, モハ222はぜんぜん聞こえませんでした。
ということで,モハは3種類あるようです。クモハも含めてM系をまとめると次のようです。
形式モータSIV/Cp
222-20004台なし
222-30003台なし
223-20004台あり
223-30003台あり

また,4月7日(水)夕方〜4月8日(木)朝には明石電車区に223-2000/3000が1編成留置されているのを目撃しました。
この編成の種別表示幕は,黒地に青色の JR マークが表示されていました。 今までの車両にもこんなのあったのでしょうか? 本線では,回送など,たいてい何らかの表示がされているので見られなかっただけなのでしょうか?

4月8日(木)夕方には鷹取工場にも同系が見えました。
1999年4月2日(金)
夕方に935Mに運用されている223系2000番代に乗車しました(通常は網干区113系11両)。上り方から4+8の12両編成。 4両編成の上り方先頭車はクモハ223-3003で,前日目撃したのと同じ編成でした。
1999年4月1日(木)
223系2000番代
土山にて快速1724Tに運用されているのを目撃しました。 上り方から4+8の12両編成。4両の先頭車はクモハ223-3003でした。3000番代は2000番代とどう違うのでしょうか?
1999年3月26日(金)
21:30頃に三ノ宮で10分以上遅れていた新快速を待っていると下り外側線を223系新車の回送が通過。 その後に来た遅れていた新快速に乗車して西明石で待っていると,22:00頃に5番線にその回送が到着。 おそらく兵庫で外側線から内側(電車)線に転線したのでしょう。あとは確認していませんが,明石電車区に入庫したのでしょうか?
クハ223-2005-モハ223-2003-ほか クハのトイレ向かいは車椅子スペース
連結部には転落防止ホロ
223系2000番代 転落防止ホロ
窓
扉間連続窓2番目と4番目は2段(内折れタイプ)
1999年3月16日(火)18:00頃
鷹取工場内の最南端に屋根とクーラーがピカピカの223系(1000番代タイプ→2000番代との情報も?)が通電状態でいました。
1999年3月15日(月)
川重兵庫工場で窓下の塗装(シール)が阪和・関空タイプ(0番代と同じ)らしいものと,東海道・山陽(1000番代)タイプのものが見えました。

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223系   JR神戸線の車両   JR西日本   神戸鉄道資料館