JR神戸線のダイヤ

夕方ラッシュ時一部変更(1993年3月18日)

 今回のダイヤ改正は東海道・山陽新幹線で「のぞみ」が 東京〜博多 で運転を開始したが, JR神戸線では夕方ラッシュ時の外側・列車線快速のうちの1本が 新快速を退避するパターンの変更をされたことと, 休日の朝の新快速も芦屋に停車するようになっただけで,全体として大きな変更はない。

JR神戸線停車駅

朝ラッシュ時(上り)

 新快速1本と快速2本が1組で15分ピッチとなっている。 朝ラッシュ時の新快速は221系6連+6連または4連+8連の12両編成である。

 複々線の西明石以東では,内側線・電車線を普通だけが等間隔平行ダイヤで運転, 外側線・列車線で新快速快速が運転されている。 快速新快速を,東加古川と芦屋の2駅で退避または大久保1駅で退避する。 (退避パターンは下図のとおり。同図で西明石以東は普通を省略。)

 なお,普通のうち2本は加古川発で運転されている。

朝ラッシュ時運転間隔
大阪西明石 加古川姫路
新快速15分
快速(外側線)5〜10分
普通3分30分(2本のみ)-

朝ラッシュ時ダイヤパターン

昼間時

 新快速が外側・列車線を,快速普通が内側・電車線を走行する。 新快速普通は別線での走行ながら芦屋と三ノ宮の両駅にて絶妙なタイミングで相互接続している。
 普通は大阪〜神戸で平均7.5分間隔,神戸〜西明石で15分間隔。 新快速快速が大阪〜加古川でそれぞれ15分間隔である。
 加古川〜姫路では,新快速は同じく15分間隔,快速は半減。 西明石以西では快速が各駅に停車して普通の役割を果たしている。

1時間あたり片道運転本数
大阪神戸西明石 加古川姫路
新快速4本
快速4本2本
普通8本4本-

昼間時ダイヤパターン

夕ラッシュ時(下り)

 昼間と同様,大阪〜姫路で新快速が15分間隔で運転されており, 大阪〜西明石では快速1本と普通2本をあわせて1セットで15分ヘッドをベースに, 外側・列車線の快速が3本追加運転されている。
 ラッシュ時には普通の各駅での停車時間が長くなっているため所要時間が伸び, 大阪と三ノ宮では昼間のダイヤのような新快速普通との接続はとられていない。

 今回,2本目の外側・列車線快速新快速を退避する駅が変更され, 下りで初めて芦屋にて退避することになるとともに,西明石止め快速から乗り継ぎが可能になった。

1時間あたり片道運転本数
大阪西明石 加古川姫路
新快速4本
快速(外側線)0+α本あわせて
4〜5本
快速(内側線)4本
普通8本-

夕ラッシュ時ダイヤパターン

ダイヤの変遷    JR西日本    神戸鉄道資料館