JR・鷹取の風景〜2003年〜

2003年6月・・・貨物駅工事進捗

上り列車線の横に再び側線設置 NEW!  鷹取駅上下列車線の間で貨物駅建設に関わる工事が進められていましたが,2003年6月上旬,上り列車線本線の南側に隣接して3線の側線設置工事が完了, 使用開始されました。 これに伴い,今度は下り列車線の北側に隣接していた側線のうちの北側2線が使用停止され,配線変更工事が始まっています。

<写真の223系新快速が通過している本線南側(写真左側)に側線3線が完成・・・2003-07-06撮影>

鷹取全景  上下列車線の間の側線群撤去跡が貨物ヤードとして整備中です。 また,かつて機関庫と転車台があった付近では敷地外とヤードを結ぶ陸橋と新事務所などの建物が順次建設されています。

<写真・・・2003-07-06撮影>

敷地外とヤードを結ぶ陸橋など 貨物駅事務所棟
2003-12-10追加

2003年12月・・・神戸貨物ターミナル開業

荷役が行われる線に入線するEF65牽引のコンテナ貨物列車 NEW!  2003年11月30日で神戸港駅が廃止され,翌12月1日に神戸貨物ターミナルが開業しました。 12月2日に開業式典が行われています。

 新ターミナルでは,コンテナホームに接した着発線で荷役を行って車両の入換を省くことにより貨物取り扱い時間が短縮されます。 着発線は南側から順に着発1番線〜着発3番線がコンテナホームの南側,着発4番線〜着発6番線がコンテナホームの北側があり, このうち,コンテナホームに接した着発3番線と着発4番線で荷役が行われます。 なお,おもに待避線として使用される両端の着発1番線と着発6番線以外は上下両側から着発が可能です。(この時点では着発1番線は整備工事中)

 右の写真で,コンテナ貨物列車がいる線が荷役が行われる着発3番線。 下の写真で,コンテナ貨物列車が停車しているのはおもに退避に使用される着発3番線。

貨物駅事務所棟と退避中の貨物列車 鷹取全景

貨物駅らしくコンテナが多数並ぶ  かつて側線が並んでいたところがコンテナホームとなり,コンテナが所狭しと並べられている様子に貨物駅らしさが感じられます。 左端に写っている旧建屋は,この数日後に解体作業が始まりました。

<写真・・・2003-12-08撮影>

2003-12-10追加

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