5000系

5000系  5000系は1994年に神鉄初めてのVVVF制御車として,また車内の案内表示器設置車として新造された。 それ以外は2000系がベースとなっている。 1000系列の非冷房車淘汰の時期と一致して神鉄最大勢力の40両まで増備が続けられた。

 3000系とは異なるタイプの定速運転機能(定速スイッチを押したときの速度を保つよう制御される)と4ノッチ特性を持っていたため, 一時は特快速および快速は5000系の限定運用であったが,2001年6月までに他系列でも4ノッチ対応改造が施されたため限定はなくなっている。

 連続的に増備されたため,編成間の仕様の違いはほとんどない。(客室扉のガラスの支持方法の違いくらい?) 定速スイッチおよび4ノッチスイッチは,初期車は改造で取付,途中増備車からは新製時に設置。

ワンマン対応改造された5000系  2002年からワンマン運転対応改造が始められ,外観上では戸閉センサと車両間転落防止幌の設置などで変化が見られる。

5000系編成表 (←新開地−−−−−−有馬・三田・粟生→)
cM2 M1 M2 M1c 竣工ワンマン対応化
cM2-M1-M2-M1c
+5002-5101-5102-5001+1994年 3月2003年 3月
+5004-5103-5104-5003+1994年 3月2003年 4月
+5006-5105-5106-5005+1995年 5月2003年 5月
+5008-5107-5108-5007+1995年 6月2003年 1月
+5010-5109-5110-5009+1995年 9月2002年 9月
+5012-5111-5112-5011+1996年 6月2003年 8月
+5014-5113-5114-5013+1996年10月2003年11月
+5016-5115-5116-5015+1997年 3月2003年12月
+5018-5117-5118-5017+1997年 7月2004年 1月
+5020-5119-5120-5019+1998年 3月2004年 2月

1999/05/29新設,2002/09/08更新(ワンマン対応など追記),2004/05/04最新更新

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