粟生線活性化

 神戸電鉄粟生線は1952年に全線開通し,沿線に住宅地が開発されて利用者数が増加しましたが, 1992年度の1,420万人をピークに少子高齢化や自動車交通との競合激化等で利用者数が激減,2008年頃にはピーク時の半分近くになってしまいました。

 そこで,地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づき,沿線の関係自治体などで組織される「神戸電鉄粟生線活性化協議会」が設置され, 安全性向上のための設備投資への支援,鉄道利用者の利便性向上および利用促進を図る事業が進められることになりました。 その一環として,車両を装飾したり,特別列車を走らせるなどのイベントが開催されています。

親子でGO!ミステリートレイン

 親子でGO!ミステリートレインは2007年から運行されていますが,2010年からは粟生線活性化の一環として粟生線を主体に実施されています。

2010年

 夏休みの終盤に恒例となった親子でGO!ミステリートレイン2010は,2010年8月28日(土)に最新鋭6003Fにより運行されました。

 粟生線活性化シンボルキャラクター「しんちゃん」のぬいぐるみを乗せた6003Fが使用され, ヘッドマークにも「神戸電鉄粟生線活性化協議会」の文字があるように,粟生線がメインとなりました。

ミステリートレイン6003F ミステリートレイン ヘッドマーク(2010年)

2011年

 夏休みの終盤に恒例となった「親子でGO!!ミステリートレイン2011」が, 2011年8月21日(日)に粟生線活性化シンボルキャラクター「しんちゃん」のぬいぐるみを乗せた6003Fにより運行されました。

ミステリートレイン6003F ミステリートレイン ヘッドマーク(2011年)

2012年

 夏休みの終盤に恒例となった「親子でGO!!ミステリートレイン」, 2012年は8月26日(日)に「HAPPY TRAIN☆」ラッピングを施した5002Fが使用され,ミステリートレインとして初めて粟生線全線を走破しました。

粟生線をゆくミステリートレイン5002F

2014年

 2013年は実施されなかったため2年ぶりとなった夏休みの「親子でGO!!ミステリートレイン」。 2014年は8月24日(日)に「しんちゃん&てつくんミュージアム」6004Fで運行されました。 2013年3月に「しんちゃん&てつくんミュージアム」となってからの6004Fでのミステリートレインは初めてです。

しんちゃん&てつくんミュージアム編成によるミステリートレイン

2014/11/02 テーマごとに分離

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