神鉄 ミステリートレイン

2009年

ミステリートレイン6001F  2009年は8月23日(日)にミステリートレインが運行されるとのことで申し込んだところ,運良く我が家族も乗車できることになりました。

 集合場所は西鈴蘭台駅。受付で飲み物とおやつ,6000系のパンフレットなどをいただいた後,3番線ホームで待機します。

 10時19分に鈴蘭台方から,「親子でGO!! ミステリートレイン2009」のヘッドマークを掲げた6001Fが到着し,参加者が乗り込みます。

ミステリートレイン ヘッドマーク(2009年)  10時21分に西鈴蘭台を粟生方面へ出発。 過去2回のミステリートレインは粟生線では見津車庫へ入庫でした。果たして今回は・・・見津車庫の横も軽快にとばして10時34分に押部谷の2番線に停車。 ここで折り返します。

 車内では,西鈴蘭台を出発して間もなく子供たちの車掌体験が始まり,車内のスピーカーから子供たちの可愛い声の案内放送が聞こえてきます。

 押部谷で上下の定期列車が交換するのをやり過ごした後,10時49分に出発し,ノンストップで鈴蘭台2番線に11時4分に到着。 ここから鈴蘭台車庫に入庫します。

洗車機に進入するところを運転台後部から  鈴蘭台車庫では洗車線に入り,洗車体験。 激しく洗浄水が吹き付けられるとともにブラシが回転する洗車機の中をゆっくりと通ります。

出入庫線から鈴蘭台3番線へ進入  洗車体験の後,再び鈴蘭台駅へ。出入庫線を走る列車に乗れるのもミステリートレインならではですね。

谷上SHビルでの休憩室で模型運転会  鈴蘭台3番線を11時35分に有馬方面へ向けて出発したミステリートレインは11時43分に谷上1番線に停車。ここで昼休みとなります。

 谷上SHビルの7階に案内され,ここで朝の受付で注文したお弁当を受け取り,休憩室に充てられた広い部屋に入ると・・・ 神鉄の新旧車両が走るHOゲージ鉄道模型の運転会の会場にもなっていました。

単機のデキ701が谷上を通過  そして,この部屋の窓から谷上駅のホームの方を見ていると,デキ701号が単機で三田方面へ走って行く姿が・・・

道場南口の出入庫線で定期列車を退避  谷上を12時47分に出発したミステリートレインは,有馬口,岡場,田尾寺で対向列車との交換あるいは時間調整のため小休止しながら有馬・三田線を下ります。

 道場南口の南方にある車庫には,先ほど谷上で見かけたデキの姿も見られます。

 道場南口では2番線に到着し,方向を変えて進み,車庫への入換区間で停車。ここで,定期列車を退避します。

ウッディタウン中央で2003Fと並ぶ  再び道場南口2番線に戻り,さらに北上して横山で小休止。 横山からはスイッチバックして,通常は6000系が走ることのない公園都市線のウッディタウン中央に到達します。

 ここで約30分間停車し,撮影&休憩タイムです。

 ウッディタウン中央から横山へ,ここで再びスイッチバックして道場南口に戻ります。

デキ701とミステリートレイン  道場南口から再び車庫への入換区間に入り,今度はそのまま進んでデキが待ち受ける道場南口車庫へと入っていきます。

 ここで神鉄初?の企画です。朝の集合時にじゃんけんで勝った子供たちを乗せてデキが車庫内を1往復する電気機関車体験乗車! これまで秋の神鉄トレインフェスティバルなどで,停車してパンタを下げたデキの内部を見学できる機会はありましたが, 走るデキに乗ることができるとは・・・ちなみに我が子はじゃんけんで負けており,体験できずでした。

 ここでミステリートレインの旅は終了,最後にくじ引きでちょっといい賞品と6000系のペーパークラフトなどをいただいて解散となりました。

 今回は初めてミステリートレインに乗車することができましたが,まだ1編成しかなく乗車する機会が少ない最新鋭6000系に存分に乗車することができ, 普段は乗客を乗せて走ることのない区間を乗車できるなど,貴重な体験のできる企画でした。 家族一同,一日楽しませていただき,お世話いただいた神戸電鉄の方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。

 しかし,デキの体験乗車,ぜひ今度は子供限定ではなく,秋の神鉄トレインフェスティバルのときにでも乗車できる機会を作ってほしいなぁ〜。

2009/08/28 記

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