阪神電鉄・山陽電鉄のダイヤ

2016年3月改正

　2016年3月19日に阪神・山陽・神戸高速東西線・阪急神戸線でダイヤ変更が行われた。 おもな変更内容は次のとおり。

• 阪神の区間特急の運転区間延長と停車駅追加。
• 阪神の快速急行を早朝と夜間に増発・運転区間延長（大阪難波または尼崎で種別が変わる列車が出現）
• 深夜の一部阪神特急・急行の運転区間延長，種別変更。
• 神戸三宮〜須磨で各駅に停車していた直通特急の各駅停車区間を神戸三宮〜板宿に短縮
• 山陽朝ラッシュ時上りの普通が直通特急とＳ特急を退避するパターンを変更
• 山陽朝ラッシュ時上りのＳ特急運転時間帯と運転区間を一部変更
• 平日昼間に山陽車両による阪神梅田〜須磨浦公園阪神特急の出現

　阪神は本線普通がジェットカー系の4両編成。 近鉄直通列車は阪神1000系または9000系と近鉄車両で，阪神本線は6両編成，阪神なんば線・近鉄線内で6・8・10両編成。 阪神本線のその他の種別は急行系車両の6両編成。

　山陽は直通特急が6両編成，Ｓ特急が4両編成，普通が3〜4両編成である。

　なお，直通特急は阪神の8000系以降，山陽の5000系以降の車両に限定されている。

　また，山陽の阪神神戸三宮発着列車は大石まで回送して折り返している。

朝ラッシュ時（上り）

　朝ラッシュ時の上り（阪神梅田方面行）は12分ピッチで， 阪神は直通特急，区間特急，快速急行，区間急行， 普通が各1本で1セット， 山陽は直通特急，Ｓ特急と普通が各1本ずつ運転されているのが代表的なパターンである。

昼間時

　データイムは上下とも，阪神では直通特急または特急山陽須磨浦公園折返し， 急行，普通がそれぞれ10分ピッチ，快速急行が20分ピッチ。 山陽では直通特急と，普通または山陽線内各駅停車となる阪神特急須磨浦公園折返しが それぞれ15分ピッチで運転されている，

　昼間の直通特急の停車駅パターンは2種類あり， 神戸三宮〜板宿を各駅に停車する直通特急と，この区間を一部通過する直通特急がある。

夕ラッシュ時（下り）

　夕方ラッシュ時間帯は阪神線内では， 阪神は直通特急または特急と，普通が10分ピッチ， 快速急行が20分ピッチ， 山陽は12分ピッチで直通特急と，普通または阪神特急がそれぞれ1本ずつ運転されている。