2019年2月16日から山陽5014Fと山陽3018Fに,編成前後で異なる2種類の「日本酒のふるさと播磨」ヘッドマークが掲出されています。 上り方先頭車のヘッドマークには,はりま酒文化ツーリズムのイメージキャラクター「もりりぃ」も描かれています。
2019年3月2日には播磨の日本酒を楽しむ貸切イベント列車が久しぶりに「播磨の新酒列車」として明石〜姫路で1往復運行されました。 この列車には2月末で通常営業運用から引退した3206F3連が充当され,「日本酒のふるさと播磨」ヘッドマークを掲出して本当に最後の本線走行に臨みました。
3018Fに掲出されていたヘッドマークは2月末頃で外されてイベント列車「播磨の新酒列車」3206Fに移動した模様, 5014Fは2019年3月25日頃まで掲出されたようです。
毎年2月下旬と3月上旬に事前参加者募集制のイベント列車「播磨酒蔵ライナー」が運転されます。 運転区間は【阪神】梅田から【山陽】手柄までの片道で,車内では樽酒振舞,ゲーム大会などが催されます。 途中,【阪神】大石と【山陽】霞ヶ丘で休憩をかねて長時間停車。 手柄到着後は灘菊酒造での酒蔵見学や利き酒,郷土料理「大返しめし」を味わえるというものです。
阪神・山陽の直通運転区間が【阪神】梅田〜【山陽】姫路に延長された翌年から毎年運転。 当初は2月の最終日曜日の1回だけでしたが,2001年からは3月第1日曜日も加えられて2回運転されるようになりました。
車両は初回から2005年まで山陽5000系,2006年は阪神9300系が充当されています。
2005年の「播磨酒蔵ライナー」は2月27日(日)と3月6日(日)に運転され,2日間とも山陽5020Fが使用されました。
ヘッドマークは,2001年は別デザイン,2002年の1回目はヘッドマークなしで補助標識のみ,それ以外の2005年までは同様のデザイン。
2006年の「播磨酒蔵ライナー」は2月26日(日)と3月5日(日)に運転されます。 今年は「播磨酒蔵ライナー」としては初めて阪神の車両が使用され,2月26日は9300系9503Fが使用されました。 前面窓内の補助標識は前年までと同じですが,ヘッドマークもステッカーで前年までとは異なるデザインとなりました。