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鉄道のダイヤグラムについて

【阪急】2016年3月~神戸線ダイヤ

2016年3月19日に変更された阪急電鉄神戸線~神戸高速線のダイヤについて,ようやくまとまりましたので神戸鉄道資料館本館にアップしました。詳細は神戸鉄道資料館~阪急電鉄~神戸線2016年3月ダイヤをご覧ください。

阪急神戸線2016年3月朝ラッシュ時上りダイヤ

阪急神戸線2016年3月ダイヤ(朝ラッシュ時上り)

遅ればせながら,これでやっとこの春のダイヤ変更のまとめが終わりました。
この春のように,弊サイトでダイヤを取り扱っている殆どの鉄道でダイヤが変更された例はあまりないと思いますが,年とともにPCで細かい図を編集するのが辛くなってきました。(^^ゞ

【JR】2016年3月~JR神戸線ダイヤ

2016年3月26日にJR神戸線のダイヤが変更されています。
今回は新たに2駅が開業したこともあり,久しぶりに変更点が多いことが時刻表を見てわかっていましたが,いくつか気になっていたことがありました。2ヶ月以上経ってしまいましたが,ようやく実見して確認できましたので,神戸鉄道資料館本館のJR神戸線のダイヤのページにまとめました。

JR神戸線2016年3月ダイヤ昼

JR神戸線2016年3月26日ダイヤ昼

JR神戸線では長らくの間,昼間に芦屋と三宮で新快速と普通が,夕方ラッシュ時には神戸で新快速と快速が,ホームを挟んで同時に停車し,待つことなく相互に乗換えが可能な利便性の高いダイヤでしたが,今回の変更で相互接続されなくなってしまいました。実際,変更後のダイヤで、新快速がホームに進入してきている目の前で快速が扉を閉めて出発して行ってしまうというシーンも何度か目撃。
乗り換えたい列車が目の前でドアを閉めて出て行ってしまうという仕打ちに,もうちょっとだけ待ってくれればいいのに・・・と,不満に思っている方も多いはず・・・実際、快速は前を走る普通につかえて随分遅い速度で走っていて、時刻表の上でこれまでより1~2分余計にかかっており、もう少し待っても挽回てきると思うのですが・・・

また,昼間の加古川折返し快速が,折返し時間が足りなくなってしまったために隣駅の宝殿まで回送して一段落としで折り返すようになりました。これにより,加古川駅の上りで新快速から加古川発快速へは同じホームの対面で乗り換えが可能になったのは改善点ですが,宝殿駅では目の前で長い間停まっておきながらお客を乗せずに出て行ってしまうのを見て,どうせここから走るのなら乗せて行ってくれればいいのに・・・と不満に思わないはずはないでしょう。

次回のダイヤ変更時にはこれらを改善して,大々的に「便利になります・・・」なんてPRするのかな・・・?

JRの昼間特割回数券も値上げされたことだし,並行私鉄に頑張ってほしいところですが,神戸高速線を挟むと値段が跳ね上がるのが難点。もう少し速くなるか,安くなればいいのですが・・・

【神鉄】2016年5月~新ダイヤ

2016年5月21日から変更された神戸電鉄のダイヤについて,神戸鉄道資料館本館神鉄 車両とダイヤの歴史のページにまとめました。

神戸電鉄2016年5月ダイヤ平日朝

神戸電鉄2016年5月21日ダイヤ平日朝

今回は小幅な変更だと思いますが,三田線は増強,粟生線は減量という最近のダイヤ変更と同様の傾向です。

車両運用数は,時刻表からの推測ですが,
4両編成が在籍28編成に対して朝ラッシュ時最大25編成使用,
3両編成が在籍15編成に対して朝ラッシュ時最大13編成使用のようで,
ダイヤ変更直前(2015年2月28日に変更された車両運用)と比べてると4両編成が-1,3両編成が+1で,既に3月に1112-1206-1111-1074の4連が廃車となっており,新ダイヤ初日から新車6502-6601-6501の3連が営業運用に就いているのと合致します。
4連が減・3連が増の傾向も同様ながら,今回は合計本数では変化なしのようです。

【神鉄】6500系営業運用開始

2016年2月に搬入4月に習熟運転などが行われてきた神戸電鉄の6500系第1編成6502Fが,ダイヤ改正日の2016年5月21日から営業運用に入りました。

公園都市線への送り込みで準急新開地発三田行に運用された初日の6500系

公園都市線への送り込みで準急新開地発三田行に運用された初日の6500系

初日は午後に主として公園都市線を走る運用に充当。

公園都市線で運用された営業運用初日の6500系

公園都市線で運用された営業運用初日の6500系

公園都市線では通常は3両編成のみが運用されているため, これまで6000系(4両編成)はミステリートレインなどイベント列車などで入線実績はありましたが,通常営業運用はありませんでした。

それだけに,最新鋭ステンレス車の6500系がダイヤ改正&営業運用初日に公園都市線を頻繁に走る姿を見せるのは,すでに6000系が走っている他線区で運用されているよりもアピール度が高かったことでしょう。Good Job!

【阪神・山陽】2016年3月~新ダイヤ

2016年3月19日のダイヤ変更から随分経ってしまいましたが,まずは,阪神・山陽の新ダイヤを神戸鉄道資料館本館にまとめました。

阪神・山陽2016年3月ダイヤ平日朝

阪神・山陽2016年3月19日ダイヤ平日朝

年とともにPCで細かい図を編集するのがつらくなってきました・・・

今回,阪神・山陽でもっとも変化が大きかったのは朝ラッシュ時。
特に,山陽線内での退避パターンが変わっており,普通は退避駅が集約されてS特急と直通特急のダブル退避が基本となりました。
阪神でも区間特急が運転区間延長と停車駅追加となっています。

神戸三宮~須磨で各駅に停車していた直通特急(いわゆる黄直)は東須磨と須磨寺が通過となり,各停区間が神戸三宮~板宿となりましたが,何度か乗ったり見たりした時には板宿で随分長く停まっていて実感的には時間短縮になったような気がせず,今までどおりでもよかったのでは・・・?

阪神線内はダイヤ変更以降,未だに乗車していません。(^^ゞ

【阪急】神戸線神戸三宮からの増結車回送

阪急電鉄神戸線の現行ダイヤでは,朝ラッシュ時に下りの10両編成営業列車のうち,通勤特急3本が西宮北口で,特急3本が神戸三宮で,後部の増結車2連が切り離されます。西宮北口で切り離された増結車はそのまま西宮車庫に入庫,神戸三宮で切り離された増結車は2両編成で西宮北口まで回送されます。

神戸三宮から西宮北口へ回送中の増結車2連

神戸三宮から西宮北口へ回送中の増結車2連

しかし,2016年3月19日の神戸線ダイヤ改正では下り列車の途中駅での解放がなくなり,三宮から西宮北口まで上り線を行く2連の姿も3月18日まで・・・

御影駅本線を通過する増結車2連

御影駅本線を通過する増結車2連

なお,御影駅待避線に2連の回送が停車する姿は・・・

御影駅待避線に停車中の増結車2連

御影駅待避線に停車中の増結車2連

ダイヤ改正後も,増結のため神戸三宮へ向かう下り回送で見られますが・・・

御影駅待避線から梅田方へ出発する増結車2連

御影駅待避線から梅田方へ出発する増結車2連

梅田方へ出発する上り2連回送は見納めとなります。

【阪急】神戸線神戸三宮への増結車回送

阪急電鉄神戸線の現行ダイヤでは,朝ラッシュ時に上り新開地発の神戸三宮での増結が,特急3本・,通勤特急3本ありますが,2016年3月19日の神戸線ダイヤ改正では特急3本のみとなります。

8両編成の列車が行き交う神戸本線を小ぶりな2両の増結車の神戸三宮への回送は・・・

神戸三宮へ回送中の増結車2連

神戸三宮へ回送中の増結車2連

今改正後も残り,先頭部に幌を付けて走る姿は,まだ見られそうです。
しかし,その機会は半分になるとともに,「通勤特急」表示で神戸三宮駅に入線するのは・・・

神戸三宮駅に入線する通勤特急増結車2連

通勤特急表示で神戸三宮駅に入線する通勤特急増結車(7135×2R)

3月18日まで・・・

【阪急】神戸線で本線上での増結車解放が消滅

2016年3月19日の阪急神戸線ダイヤ改正で,10両編成の通勤急行がなくなること,10両編成の通勤特急の運転区間が全て梅田~神戸三宮となって途中駅での増結・解放がなくなることが発表されていました。

実はそれだけでなく,上り神戸三宮で増結して10連となった特急も全て折返し回送となり,下りの神戸三宮または西宮北口での解放が全てなくなってしまうようです。

消滅する神戸線の後部2両途中駅解放列車

消滅する神戸線の後部2両途中駅解放列車

これは,2月発売の鉄道ピクトリアル誌(特集が阪急電鉄神戸線)に掲載されていた新ダイヤグラムによるものです。
(ダイヤ改正実施前に発売される趣味誌に新ダイヤが掲載されるのは非常に珍しいのでは?)

これにより・・・

消滅する途中駅解放表示の字幕

神戸線で消滅する途中駅解放表示の字幕(右下は三宮駅改称前)

これらの字幕も見られなくなってしまいます。

現ダイヤでは,連解10連9運用+固定10連2運用で合わせて11運用。
新ダイヤでは,増結10連3運用+固定10連5運用で合わせて8運用。
差し引き2連3本分が捻出されることになります。保留となっているT車も含めて車両の動きがどのようなことになるのか,気になります。

【阪急】神戸線2016年3月19日ダイヤ改正ヘッドマーク

阪急神戸線ダイヤ改正をPRするヘッドマークが2016年2月24日から掲出されています。
非常にシンプルなデザインですが,密かに路線図が潜んでいるようで・・・。

阪急神戸線ダイヤ改正ヘッドマーク付7008×8R

阪急神戸線ダイヤ改正(2016年3月19日)ヘッドマーク付7008×8R

【阪神・山陽】2016年3月19日ダイヤ改正の発表

阪急と同日に発表された阪神電鉄と山陽電鉄の2016年3月19日ダイヤ改正について,気になる変更点をピックアップしてみます。

阪神

区間特急の運行区間延長と停車駅の追加
朝ラッシュ時に梅田行のみ運転されている区間特急。現在は青木発ですが改正後は区間延長されて御影発となるようです。

快速急行の増発・区間延長
近鉄直通の快速急行の運転時間帯が拡大されるとともに,大阪難波や尼崎で種別が変わる列車もできるようで,どのように種別行先を表示するのか気になります。

山陽

・一部区間各駅停車の直通特急停車駅を変更
現在は阪神神戸三宮~須磨を各駅に停車するタイプの直通特急は,改正後は東須磨と須磨寺を通過とし,三宮~板宿を各駅に停車する直通特急にするようです。

・朝ラッシュ時上りの普通列車の優等列車退避駅を変更
東二見~須磨の退避パターンを変更,藤江と霞ヶ丘でもS特急直通特急のダブル退避。
また,これまで明石でできていた対面乗り換えがなくなり,上記両駅では直通特急を通過待ちすることになり,普通~直通特急の乗り換えがやや不便になってしまいそう。

・朝ラッシュ時S特急の運転時間帯変更
S特急の運転時間帯を前にずらすとともに,最後の須磨行を区間延長して阪神神戸三宮行になるようです。
現在のS特急須磨行は朝ラッシュ時の最後の方で運転されており,姫路方面から明石あたりへの通勤通学客をターゲットにしていたようでしたが,これを廃止して,早い時間帯に阪神神戸三宮行を増発するようなイメージのようです。
これにより須磨行のS特急が消滅。

山陽電鉄S特急須磨行

消滅するS特急須磨行(スカートが太い頃の5000×4)

以上,阪急神戸線・阪神・山陽ともに,久々に変更点が多いダイヤ改正となるようです。