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国鉄型車両

【JR北陸地方】北越(485系T編成上沼垂色)

2015年3月13日限りで消滅した特急「北越」。

当初は大阪~新潟の特急に名付けられましたが,この区間の列車は雷鳥に譲り,最終的には金沢~新潟の特急となりました。
その中には,元々は大阪~新潟の北越が雷鳥となり,それが金沢で系統分割され,その内の金沢~新潟側の列車が北越となったものもあるようで・・・

2015年3月14日ダイヤでは,新潟とえちごトキめき鉄道となった糸魚川との間を直通する臨時快速が485系で運転されているようで,リニューアル車3000番代で組成されるR編成が充当されるみたいですね。

JR東日本485系T14編成 北越

JR東日本485系T14編成 北越(2010年5月)

国鉄特急色T18編成以外のT編成(上沼垂色)はすでに全廃となっているそうで・・・

この場所も常に撮影する人たちで賑わっていましたが,今はどうなのでしょうか・・・?

【JR北陸地方】475系急行型

2015年3月13日までJRとしての運行されてきたローカル列車で運用されてきた急行型475系は,北陸新幹線開業による一部線区の第3セクターへの移管とともに,車両自身も引退してしまいました。
トワイライトエクスプレスの運転終了,北斗星の定期列車としての運転終了など,全国区的な話題に埋もれてひっそりと引退してしまった感があります。

倶利伽羅峠を超えてゆく475系

倶利伽羅峠を超えてゆく475系

個人的には,かつて急行立山で大阪から直通運転していた富山地鉄立山まで乗ったのが初乗車,その後は,ほとんど18切符シーズンばかりでしたが,ローカル列車で随分乗車しました。
金曜日夜にムーンライトながらに乗り,土曜日に関東で撮り鉄し,その夜のムーンライト信州に乗って日曜日に大糸線のキハ52に乗車・撮影,糸魚川から北陸周りで帰ってきた時,あるいは,土曜日夜にムーンライトえちごに乗って日曜日は新潟から北陸を乗り鉄,途中で撮り鉄しながら帰って行く時,かつての急行での走りっぷりを彷彿させる韋駄天ぶりを味わうことができました。

すでにムーンライトえちごは運転されていませんし,ムーンライト信州で糸魚川まで出ても18切符だけでは乗ってこれないんですね,というセコイ話もありますが,475系のかつての急行を思い起こさせる列車に乗れなくなったのは残念です。

【夜行列車】日本海~2012年早春

本来の客車11両(ハネ×9+ロネ×1+カニ)となって定期列車としてラストスパートの日本海。
北陸地方にも春が少しずつ近づいてきていました。

まだまだ雪降る北国から長躯やってきた定期「日本海」。
この日が私にとってさよならの日となりました。

早春の北陸を行くEF81+24系11両日本海

早春の北陸を行く日本海・・・EF81+24系11両

【夜行列車】日本海~2012年冬~3

津軽地方に続いて北陸地方で雪景色の中を行く日本海を撮影に・・・

きれいに降り積もった雪の明かりを受けて湯尾カーブを駆け抜けます。

雪の湯尾カーブを行く日本海

雪の湯尾カーブを行く日本海

この翌日から定期列車最終日までは客車11両(ハネ×9+ロネ×1+カニ)に増結。と言っても本来はそれが所定編成。晩年は殆ど,1~10号車のうち7・8号車欠車の客車9両(ハネ×7+ロネ×1+カニ)での運転,この日はその最終日でした。

【夜行列車】日本海~2011年秋~

少し遡って秋の北陸へ

2011年秋の晴れ予報の日に王子保~南条の「おにぎり山」前へ。
北陸地方で唯一朝の上り列車を順光で撮影できるところなので,ついここに来てしまいます。

おにぎり山が紅葉しているのを期待したのですが,まだちょっと早かったようです。

紅葉間近の山をバックに行く日本海

紅葉間近の山をバックに日本海が行く

【夜行列車】日本海~2012年冬~2

日本海定期運行最後の冬,1月に乗り通せなかったリベンジと,雪国での日本海の撮影に再度日本海に乗って2月に再び青森を目指します。

しかし,この年の雪の多さは普通ではないようで,当初乗車する予定だった日はウヤ。 そんなこともあろうかと予備で確保していた次の日の日本海に乗って青森へ向かいます。
しかし,この日に乗ってきた日本海も扉故障のため鷹ノ巣でまさかの打ち切り。前回に続いて終着青森まで乗り通すことができませんでした。

鷹ノ巣で寝台列車からロングシートの普通列車に乗り換えてここまでやってきました。
まず,本来「日本海」の後を走る「あけぼの」が大幅に遅れて通過。さらに待つこと2時間。
鷹ノ巣まで乗ってきた「日本海」が青森まで回送されるのを撮影。

雪国を行くローズピンク色EF81牽引日本海

雪国を行くローピン日本海

ここは2011年春の写真と同じポジションなのですが,こちらの方が微妙に見る角度が高くから見下ろす感じになってるんですが・・・ これは,立ち位置の歩道部分に車道を除雪した雪が高く積み上げられ,ほぼ自分の身長くらいの高さの雪の壁の上から撮影したからなのです。 (2011年春の写真はこちら)

この日は他に583系「わくわくドリーム号」が来る予定だったため沢山の方が撮影に来られていましたが,大雪のため途中打ち切りになりそうとのことで皆さんと撤収しました。

翌日は2011年夏の写真と同じ場所へ・・・ここも同じく自分の身長と同じくらいの高さまで積み上げられたところからの撮影。 (2011年夏の写真はここをクリック)
ヘッドマークが雪で真っ白になっていて,トワイライト機の場合は日本海ヘッドマークよりも目立ってよかったかも・・・

雪国を行くトワイライト色EF81牽引日本海

雪国を行くトワイライト機牽引日本海

翌朝の日本海は運用の流れからローピン機が確定していたので再びここで撮影する予定でしたが,北陸か羽越方面での大雪の影響で残念ながらウヤ。 ここで雪に埋もれたような中を行くローピン日本海を撮ることはできませんでした。 考えてみれば,青森に来るときに乗っていた日本海が途中打ち切りとなって先回りして撮影できたから良かったものの, そうでなければローピン日本海を雪の中で撮ることができなかった訳で 運が良かったのか悪かったのか・・・

その日も朝から大雪の影響でいろいろありながらも津軽鉄道でストーブ列車の撮影&乗車。

ストーブ客車1両だけの津軽鉄道ストーブ列車

津軽鉄道ストーブ列車(ストーブ客車1両バージョン)

帰りの日本海は無事に運転され,大阪まで定期列車としての乗り納めをすることができました。

【夜行列車】日本海~2012年冬~1

2012年3月に定期運行を終える「日本海」の乗り納めに親子で弾丸往復の旅に。
この年の日本海側各地は雪が多く,無事運転されるか不安を抱えながらの出発でした。

早速往路で大雪のためポイント転換不良や強風のため徐行運転もあって大幅に遅れましたが,何とか弘前までは辿り着きました。 しかし,その先で先行列車が車両故障のため立ち往生しており,弘前から先は運転のメドが立たないとのこと。 乗り納めという目的としては終着まで乗り通せないのは痛恨の極みでしたが,抑止が弘前だったのは何かの思し召しと自分に言い聞かせて, 青森到着後に行く予定だった津軽鉄道に向かいました。

ここまで雪と闘ってきた日本海・・・この後,運転再開されたものの夕方になってようやく青森に着いたそうです。

大雪の中を走ってきた日本海

大雪の中を走ってきた日本海

ここから五能線に乗って五所川原に向かおうとしたところ,五能線も大雪のために運休でバス代行。なかなか楽に旅させてくれません。
代行バスの途中,日本海が川部駅で停車しているのを目撃。少し前に進んだようですが,ここでまた長時間抑止されていたようです。

2台の代行バスは川部から,五所川原まで直行便と各駅停車便に分けてくれたおかげで津軽鉄道で予定していた列車に乗ることができ,津軽飯詰へストーブ列車の撮影に向かいます。
着いた時にはもの凄い風と雪。あたりは真っ白,ホワイトアウトっていうのでしょうか,こんなの初めて。手袋を外すと一瞬で指先の感覚が無くなります。

吹雪の中を行く津軽鉄道ストーブ列車

吹雪の中を行く津軽鉄道ストーブ列車

この後,五所川原から戻ってきたストーブ列車に津軽中里まで,そして五所川原まで乗車。体が温まります。

JRの五所川原駅で,当日夜の日本海がウヤになってしまったことを知り,やむを得ず,翌日,新幹線乗り継ぎで帰ることになってしまいました。
大阪~青森の夜行列車15時間の旅は早かったですが,新青森~東京~新大阪は長すぎる7時間でした・・・。

【夜行列車】日本海~2011年夏~

2011年夏も前年同様に日本海に乗って青森近郊で一泊して撮影してから北海道に渡ります。
今回は絶好の撮影日和の中で夏の深緑の中を走る日本海も撮影することができました。

深緑の津軽地方を行く日本海

深緑の津軽地方を行く日本海

この本来ならこの後に「あけぼの」が来るのですが,7月下旬の集中豪雨による路盤流出で上越線の一部区間が不通となっており,残念ながらあけぼのも長期運休中でした。

【夜行列車】日本海~2011年春~

2010年夏,北海道に行く時に21年ぶりに日本海に乗車。すでに函館まで行く日本海はなく,まずは青森へ。青森駅周辺の雰囲気はすっかり変わっていました。
この時は日本海には乗っただけで,撮影することはできないまま北海道へ渡りました。

次の年のゴールデンウィーク,この期間に津軽鉄道で運行される客車列車の撮影をメインにJR津軽線のED79牽引列車や日本海とあけぼのも撮りに,日本海に乗って津軽地方へ。
前半は荒れた天気が続き,津軽鉄道で乗ったストーブ列車用客車を使用した列車では特別にストーブに火がつけられるほどの寒さでした。

激しい雨と風の中で待機して,やって来たのはトワイライト機の日本海。(;_;)

雨の津軽地方を行くトワイライト色EF81牽引日本海

雨の津軽地方を行くトワイライト色EF81牽引日本海

この天候の中ではヘッドマークが全然わかりませんね。

翌日も津軽鉄道へ向かう途中で日本海を撮影した時も同じような天候。遅れてあけぼののスジでやってきましたが,ローピン機の牽引で良かったです。

雨の津軽地方を行くローズピンク色EF81牽引日本海

雨の津軽地方を行く国鉄色EF81牽引日本海

さらにその次の日はいい天気。同じ地点ながら線路の反対側で撮影。光線状態はいいのですがバックの建物がちと気になります。

早春の津軽地方を行くローズピンク色EF81牽引日本海

早春の津軽地方を行く国鉄色EF81牽引日本海

その夜,朝撮影した日本海の折返しに乗って帰路につきました。

日本海のヘッドマークとテールマーク

日本海ヘッドマーク&テールマーク

【JR】国鉄色583系団体臨時列車

JR東日本所属の国鉄色583系が弘前から京都まで団体臨時列車として運転されるとのことで,定番のポイントですが撮影に行ってきました。
国立天文台のホームページによると,11月21日の現地での日の出時刻は6:37,通過する7時頃の太陽の高度は3.6°。
果たして,この列車に陽が当たるのだろうか・・・と,撮影に行くかどうか前夜になっても迷っていましたが,天気はかなり良さそうなので決行。

数分前に前走のサンダーバードが通過した時点では,まだ後ろのおにぎり山にさえ陽が当たってない状況,これは無理か・・・と半ば諦めかけていたところ,その直後から朝陽が当たり始めます。
線路にも陽が当たり始め,急速に上がり始めた露出を調整していると近くの踏切がなり始め,やがて583系が姿を現します。

JR東日本583系による団体臨時列車

JR東日本583系による団体臨時列車

秋らしさを感じさせるおにぎり山を背景に,朝陽を浴びて583系が駆け抜けて行きました。