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【JR】特別なトワイライトエクスプレス「京の冬の旅50回記念号」

今季は暖冬傾向でしたが,ついに冬将軍が暴れだしました。
去年の今頃にこのような天候になると,自分が乗るわけでもないのに札幌へ向かうトワイライトエクスプレスの運行状況が気になってしまったものでした。

そんな心配が基本的にないところを走るこの冬のトワイライトエクスプレスなのですが,今日の様な風の強い日に限って比良おろしを受ける湖西線を走って敦賀まで行くコース。そう,今日は「京の冬の旅50回記念号」として走る日だったのでした。

特別なトワイライトエクスプレス・京の冬の旅50回記念号

特別なトワイライトエクスプレス「京の冬の旅50回記念号」

ヘッドマークは今日のための特別なもの,

特別なトワイライトエクスプレス・京の冬の旅50回記念号ヘッドマーク

特別なトワイライトエクスプレス「京の冬の旅50回記念号」ヘッドマーク

今日は,特別な「特別なトワイライトエクスプレス」でした~

東加古川~土山で架線に飛来物が付着したそうで一部列車が部分運休になったりしたそうですが,結果的に京の冬の旅50回記念号に大きな影響はなく,湖西線の風規制もなかったようで,無事最後まで走り抜いたようですね。

【JR】特別なトワイライトエクスプレス(EF65PFトワイライト色)

5月から運転されている「特別なトワイライトエクスプレス」。おもに東海道・山陽筋ではEF65PFが牽引しています。
11月末発までは原色(特急色)のままでトワイライトを牽いていましたが,EF65 1124号機がトワイライト色に塗り替えられ,12月に入ってからはこのカマがトワイライトの先頭に立ち,統一されたカラーで走っています。

トワイライト色EF65PFが牽引する 特別なトワイライトエクスプレス

トワイライト色EF65PFが牽引する 特別なトワイライトエクスプレス

EF65PF特急色,EF81トワイライト色を見慣れていると,PFのトワイライト色はやはり違和感・・・

これまでは・・・(2015年7月の特別なトワイライトエクスプレス・・・再掲)

EF65PFが牽引する 特別なトワイライトエクスプレス

特別な「トワイライトエクスプレス」(EF65PF牽引)

以前,団臨で山陽筋を走っていた時は,EF81トワイライト機がそのまま牽いていたんですが・・・

スマシオを走るEF81が牽引する 団臨トワイライトエクスプレス

山陽本線を走るEF81が牽引する 団臨トワイライトエクスプレス(2003年10月)

もうパーイチはこちらの方を走れないようですね。

【JR】特別なトワイライトエクスプレス

大阪~札幌で走っていた本来のトワイライトエクスプレスが運行終了したのは半年ほど前の2015年3月。
トワイライト用客車3編成から,展望スイート1両を含むA個室車4両のほかサロンカーと食堂車,乗務員用としてBコンパートメント車,電源車を集めて カニ24+オハネフ25+スシ24+オハ25+スロネ25×3+スロネフ25の8両1編成を組成し,特別なトワイライトエクスプレスとして運転されているのは今更言うまでもないと思いますが・・・

まずはJR神戸線を走るEF65PF牽引の特別なトワイライトエクスプレス。
PF牽引のトワイライトはこれまでも団臨で運転されたことが何度もありますが,今回からは特別な編成・・・

EF65PFが牽引する 特別なトワイライトエクスプレス

特別な「トワイライトエクスプレス」(EF65PF牽引)

この写真,見た感じ線路敷地内から撮ったようにみえなくもありませんが,フェンスで仕切られた線路敷地外で誰でも普通に歩けるところです。(念のため・・・)

続いてDD51重連が牽引する特別なトワイライトエクスプレス山陰コース。
DD51重連牽引のトワイライトと言えば,北海道内で青いDD51によるものは普通の姿でしたが,国鉄色DD51重連となれば,これまでにも運転されたことはありますが私にとっては未撮。とりあえず距離的にもっとも手近な場所で・・・

DD51重連が牽引する特別なトワイライトエクスプレス

特別な「トワイライトエクスプレス」(DD51重連牽引)

といっても超メジャーな場所だけにある意味たいへんでした。
せっかく山陰線の日本海沿いを走るので,その様子を撮りに行きたいところですが,いろいろな意味でたいへんそう・・・とちょっと二の足を・・・

【国鉄】急行あおもり(1985年)

今夜(2015年9月4日),横浜から青森までの団体列車「583系あおもり号」が運転されたようですね。
「あおもり」号といえば,JRになってから583系などで大阪~日本海縦貫線~青森のルートで運転された臨時急行「あおもり」を思い出される方も多いと思いますが,国鉄時代には今ではビックリなルートで運転されていました。

ちょうど今から30年前となる1985年とその翌年1986年の8月,北海道へ向かう私は名古屋から米原を経由し,日本海側を走り続けて青森まで走る臨時急行あおもり号に乗りました。名古屋を夜遅くに出て翌日午後遅くに青森に到着するという実にのんびりした列車。12系客車で8両くらいだったと思いますが,一人で1ボックスを余裕で確保できる乗車率でした。
羽越線の風光明媚な日本海沿いを日中に走ったので飽きることはありません。30分くらいの長時間停車がいくつもあって体をほぐしに駅前通りを散歩したものです。

終着青森到着時の牽引機はED75 777号機。

国鉄時代臨時急行あおもりを牽引してきたED75 777号機

国鉄時代臨時急行あおもりを牽引してきたED75 777号機(1985年)

今もJR東日本で現役ですね。

元々は高校生時代に急行きたぐにに青森まで乗って,じっくり時間をかけて北海道へ行きたいと思っていたのですが,1982年に新潟までに短縮されてしまいました。「あおもり」なら同じくらいの時間をかけて運転されるということで,わざわざ名古屋まで行って乗車したものです。今でもそうですが,随分物好きでした・・・

臨時急行あおもり号青森行12系客車

臨時急行あおもり号青森行12系客車(1985年)

そんな夜行列車ももう風前の灯火。寂しいです・・・・・

【夜行列車】日本海~2012年春臨

ゴールデンウィークの頃に田植えをされるところが多いようですね。

定期運行が終了した日本海も,すぐ後のゴールデンウィークに臨時で運転されています。
GW前半に臨時日本海が運転された4月下旬。おにぎり山を臨む田圃は田植え直前でした。

水鏡に映るEF81ローズピンク牽引日本海

水鏡に映る臨時日本海

敦賀で牽引機交換の時間を利用して追っかけ。
大阪へ向けてラストスパートをかける日本海を迎え撃ちます。

大阪へ向けてラストスパートをかけるEF81ローズピンク牽引日本海

大阪へ向けてラストスパートをかける日本海

【夜行列車】倶利伽羅越えのトワイライトExpress

トワイライトエクスプレスが今後もしばらくの間,団体臨時列車として残ると公式に発表されました。大阪~札幌でのトワイライトの廃止は車両の老朽化というのが公式の理由だったはずなのですが・・・
確かに老朽化も間違いないと思いますが,やはり北陸新幹線開業による並行在来線の第3セクターへの移行により,これらの線区に乗り入れて走らせるための様々な調整が面倒だから・・・さらに1年後には北海道新幹線開業だし・・・というのが,このタイミングで廃止の最大の理由だと思うのですが・・・

団臨で残っても,ここを走ることはもうないんでしょうね。

倶利伽羅の里を行くトワイライトエクスプレス

倶利伽羅の里を行くTwilight Express

【夜行列車】去り行くトワイライトExpress

ラストランのトワイライトエクスプレスが無事に終着駅に到着したようですね。
大阪~北海道との間を走るトワイライトエクスプレスとしては,本当に最後の終着駅ですね。

ラストランのお見送りができなかったのが残念・・・

雪が残る立山連峰とトワイライトエクスプレス

雪が残る立山連峰と去りゆくトワイライトエクスプレス(2003年5月)

【夜行列車】トワイライトExpress最後の冬

ついにトワイライトエクスプレスのラストランの日です。
まもなく日付が変わるこの時刻,定刻ならまもなくラストランの上下列車が離合する頃ですね。

最後の最後にトワイライトを撮影したのは雪の湯尾カーブ,ED79牽引のトワイライトは昨夏に北海道旅行をした時,そして,最後に北海道でのトワイライト撮影,最後のDD51重連牽引トワイライトを撮影したのは今年1月。

雪の原野を行くDD51重連牽引トワイライトエクスプレス

雪の原野を行くDD51重連牽引トワイライトエクスプレス

そして,

噴火湾沿いを行く団体臨時トワイライトエクスプレス

噴火湾沿いを行く団体臨時トワイライトエクスプレス

DD51トワイライト最後の最後の撮影が団臨で,ヘッドマークがなかったのはちょっと残念なような気もしますが,その姿を記録できたのは良かったかな。

Twilight Expressには7回乗りました。下り2回,上り5回。
最後に乗車した昨夏は,1か月前の10時打ちで撃沈。北海道旅行に出発した時点でもトワイライトの切符は取れていませんでした。

そもそも既に廃止が発表されたトワイライトに3人で乗ろうとするなんて無謀やなぁと思いつつも諦めきれず,旅に出てからも駅で窓口を見るたびにキャンセルが出てないか尋ねるものの・・・

しかし,奇跡は起きました,
旅先から乗車予定2日前,大沼公園駅の窓口でマルスを叩いてもらうと,なんと画面に残席3・・・見た瞬間にそれ取って~と叫んでいました。
まさか3人分を一気にゲットできると思っていませんでした。
3人分の席は2か所に分かれていましたが,これも最終的には車掌さんのご尽力で家族が1部屋に集まることができ,感謝感謝でした。大沼公園駅の駅員さん,トワイライトの車掌さん,ありがとうございました。

北国では白銀の世界なる頃,朝,起きたら雪国だった・・・という気分をもう一度味わいたくて,その後も秘かにみどりの窓口通いをしましたが,やはりそう甘くはなく,再び乗ることはできませんでした。
でも,あの冷や冷やドキドキ・ヤッターの,最後の夏に奇跡的に家族で乗れたことは一生忘れないでしょう。

私にとって北海道へのTwilight Expressの運転終了は,遥か北国へ夜行列車に乗ってゆくということの終焉にも等しいことです。本当に残念です。

これまで北海道への旅を,より思い出深いものにしてくれたTwilight Express,そして,この列車の走らせてきてくれた皆様,ありがとうございました。

【夜行列車】トワイライトExpress~2014年冬(1月)

雪国の鉄道に乗って雪国の鉄道を撮影に行きました。 あけぼの→はまなす→トワイライトエクスプレス・・・と夜行列車3連泊。
若かりし頃は周遊券を握りしめて北海道をあっちへこっちへ,夜行列車の自由席に何連泊もしたものでしたが・・・それに比べると今回は全部横になって寝られるので3連泊でも楽でした。

まず,あけぼの の ゴロンとシートに乗って青森へ。津軽線を走るED79・EH500が牽く貨物列車とスーパー白鳥や白鳥など北海道新幹線が開業するとなくなってしまう列車を撮影。 雪中撮影で冷えきった体を青森まちなかおんせんで暖めて,はまなす の のびのびカーペットカーで札幌へ。 近郊で雪晴れの中,トワイライトエクスプレスを撮影。

雪晴れの中を行くトワイライトエクスプレス

雪晴れの中を行くトワイライトエクスプレス

撮影したトワイライトの折り返しに乗り,のんびりと22時間の列車の旅を楽しみながら帰路につきます。 乗車するTwilight Expressが札幌駅に入線するところをカシャッ。

札幌駅に入線するトワイライトエクスプレス

札幌駅に入線するトワイライトエクスプレス

この日は近畿地方でも雪が降ったようで,琵琶湖沿いでも雪晴れの中となっていて,こちらにカメラを向けている方が多数おられたのを車内から眺めていました。

この時は,年末年始と雪まつりの間のシーズンオフということもあって,Twilight Express の切符も難なく取れました。

【夜行列車】トワイライトExpress~2014年冬の小沼湖畔にて

北海道の大沼・小沼界隈を走るSL列車は,夏にSL函館大沼号を何度か撮影したことがありましたが,冬はまだでしたので,この地区でのsSL列車運転の最後となってしまった2014年のSLはこだてクリスマスファンタジー号を撮影に行きました。

陽が短い冬至の時期にトワイライトエクスプレスが大沼・小沼界隈を通過するのは,通常ならまだ真っ暗な時間なので,トワイライトを撮影できるとは思っていなかったのですが,この日は本州内日本海沿いでの大雪と強風の影響で大幅な遅れとの情報。

凍てついた小沼湖畔で吹雪の状況の中,トワイライトがやってくるのが見えてきました。と同時に背後からも何かが近づいてくる音・・・・・・あっーーー

キハ40とすれ違うトワイライトエクスプレス

キハ40とすれ違うトワイライトエクスプレス

ではなく,実は吹雪いている状態でほとんど視界が効かず,トワイライトが接近していることには気づいていませんでした。 先に背後からのディーゼル音が聞こえていたので後追いで撮ろうとカメラのライブビューでピントと露出を合わせていたら, トワイライトがすぐそこまで来てたというのが本当のところです。

凍てついた小沼を行くトワイライトエクスプレス

凍てついた小沼を行くトワイライトエクスプレス

対向列車が単行だったのでなんとか先頭はクリアしましたが,巻き上げた雪とエグゾーストのため,ヘッドマークの色で辛うじて Twilight Express とわかる状況でした・・・

この時の主目的であったSLはこだてクリスマスファンタジー号については,また改めて・・・