震災後,急遽新製が進められていた223系1000番台が落成し,ダイヤ改正が行われた。
前回の改正時から夕方ラッシュ以降に毎時1本の大阪発新快速が合計3本増発されたが,
今回,その増発新快速を集中し,大阪発18:30〜19:15で7.5分間隔の運転となった。
また,休日の新快速はずべて芦屋に停車することになった。
複々線の西明石以東では,内側線・電車線を普通だけが等間隔平行ダイヤで運転, 外側線・列車線で新快速と快速がそれぞれ8分毎に運転されている。 (退避パターンは下図のとおり。同図で西明石以東は普通を省略。)
兵庫以東では,快速は半数以上の駅に停車するうえ,神戸と芦屋で新快速を退避するため, 西ノ宮までは内側線を退避のない平行ダイヤで運転される普通のほうが運転時分が短く, 普通よりも遅い快速という中途半端な存在となった。
なお,普通のうち2本は加古川発で運転されている。
大阪 | 西明石 | 加古川 | 姫路 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
新快速 | 8分 | |||||
快速(外側線) | 8分 | |||||
普通 | 3分 | 32分(2本のみ) | - |
新快速が外側・列車線を,快速と普通が内側・電車線を走行する。
新快速と普通は別線での走行ながら芦屋と三ノ宮の両駅にて絶妙なタイミングで相互接続している。
普通は大阪〜神戸で平均7.5分間隔,神戸〜西明石で15分間隔。
新快速,快速が大阪〜加古川でそれぞれ15分間隔である。
加古川〜姫路では,新快速は同じく15分間隔,快速は半減。
西明石以西では快速が各駅に停車して普通の役割を果たしている。
大阪 | 神戸 | 西明石 | 加古川 | 姫路 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
新快速 | 4本 | |||||||
快速 | 4本 | 2本 | ||||||
普通 | 8本 | 4本 | - |
昼間と同様,大阪〜姫路で新快速が15分間隔で運転されており,
大阪〜西明石では快速1本と普通2本をあわせて1セットで15分ヘッドをベースに,
前半は外側・列車線の快速が30分間隔で3本,後半は新快速が15分間隔で3本,追加運転されている。
ラッシュ時には普通の各駅での停車時間が長くなっているため所要時間が伸び,
大阪と三ノ宮では昼間のダイヤのような新快速と普通との接続はとられていない。
大阪 | 西明石 | 加古川 | 姫路 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
新快速 | 4+α本 | |||||
快速(外側線) | 0+α本 | あわせて 4〜5本 | ||||
快速(内側線) | 4本 | |||||
普通 | 8本 | - |