JR神戸線のダイヤ

2012年3月17日変更

 2012年3月17日にJRグループでダイヤ変更が行われた。

 全国的には,寝台特急「日本海」と急行「きたぐに」の定期運行が終了となり,何れも多客期のみ臨時で運行されることになっている。

 新幹線では,100系と300系が引退し,東海道・山陽・九州新幹線では500系以降の車両のみとなった。

 小田急〜JR直通の「あさぎり」は,車両が小田急20000系RSEとJR東海371系から小田急60000系MSEに変更され,運転区間も短縮されている。

 JR西日本での主要な変更点(おもに京阪神近郊)は・・・

 なおJR神戸線でのダイヤでは昼間のJR神戸線〜JR東西線〜学研都市線直通の発着が松井山手から長尾に変更になるほかは, 一部に僅かな時分の修正があるのみで,ダイヤパターンに変更はない。

JR神戸線停車駅

朝ラッシュ時(上り)

 複々線の西明石以東では,内側線・電車線を普通だけが平均4分間隔の平行ダイヤで運転, 外側線・列車線で新快速快速がそれぞれ8分間隔で交互に運転されている。

 新快速8分間隔運転時間帯は, 新快速快速が223系・225系により130km/h運転されている。 (退避パターンは下図のとおり。同図で西明石以東は普通を省略。)

 普通は加古川発と西明石発をあわせて, また,JR東西線直通も含めて西明石以東で平均4分間隔で運転されている。 JR東西線直通が入って尼崎以東で穴があくところにはそれを埋める形で尼崎発の普通が設定され, 等間隔運転が確保されている。

朝ラッシュ時運転間隔
大阪尼崎 西明石加古川姫路
新快速8分
快速(外側線)8分
普通4分8分-
普通JR東西線直通および尼崎発も含む

朝ラッシュ時ダイヤパターン

昼間時

 複々線の大阪〜西明石では快速普通が内側線・電車線走行, 新快速が外側線・列車線走行である。 新快速普通は別線での走行ながら大阪,芦屋と三ノ宮の各駅で相互接続している。

 普通は,JR神戸線JR東西線直通と JR宝塚線〜大阪・高槻方面普通が尼崎で相互接続しており, 本線普通と交互に運転されている。

 今回の変更では,JR東西線直通列車の学研都市線側の運転区間が松井山手発着から長尾発着に変更となったが, JR神戸線でのパターンの変更はない。

1時間あたり片道運転本数
大阪尼崎須磨 西明石加古川姫路
新快速4本
快速4本2本
普通4本上り4本-
普通東西線直通-4本下り4本-
普通宝塚線直通4本-

昼間時ダイヤパターン

夕ラッシュ時(下り)

 昼間のダイヤパターンをベースにしているが,三ノ宮で新快速普通は相互接続せず, 神戸で新快速快速が相互接続している。

 普通は昼間と同じくJR神戸線JR東西線直通と JR宝塚線〜大阪・高槻方面普通が尼崎で相互接続しており, 本線普通と交互に運転されている。

 15分ピッチの基本パターンに大阪発の快速が外側・列車線走行で追加される時間帯と, 大阪発の新快速が15分ごとに4本追加されて 基本パターン分とあわせて新快速7.5分間隔となっている時間帯がある。

1時間あたり片道運転本数
大阪尼崎 西明石加古川姫路
新快速4+α本
快速(外側線)0+α本
快速(内側線)4本
普通4本-
普通東西線直通-4本-
普通宝塚線直通4本-

夕ラッシュ時ダイヤパターン

ダイヤの変遷    JR西日本    神戸鉄道資料館