しばらく動きのなかった鷹取工場跡ですが,2001年4月ごろから工場跡地で小学校建設工事が始まりました。
また,鷹取は和田岬線用車両の基地でもあったのですが,7月1日の和田岬線電化開業により役目を終えたキハ35-300が同日から留置されています。
そして7月から8月にかけて,上下列車線の間にあった留置線が撤去されるとともに,和田岬線用車両に使われていた機関庫と転車台も撤去されてしまいました。 これは,鷹取が神戸市の東部新都心整備事業にともなうJR貨物神戸港駅の移転先となっており,そのための整備と思われます。 なお,キハ35が留置されている留置線も上り方は線路が撤去されましたが,下り方はポイントが存置されています。
写真は9月26日撮影
工場跡地での小学校建設と上下列車線の間にあった留置線の撤去工事が進んでいます。
そんな中,留置されていた和田岬線用キハ35が他所に回送されてゆき,鷹取から姿を消しました。
まず下り方4両が2001年10月17日に,残り4両が同年11月2日に,いずれもDE10で姫路方面に牽引されていったとのことです。
写真は12月15日撮影