毎年夏に一般公開されてきた鷹取工場ですが,来春の網干移転のため最後の夏となった1999年にも「最後のふれあいフェア'99」としてイベントが開催されました。 その様子を,駆け足でですがご紹介します。
正門から入ってすぐのところにあったSLは,若い鷹取工場職員の実習用に愛用されたことから「若鷹号」と名付けられたそうです。
このSLは,大正10年ドイツのコッペル社製で四国東部を走っていた「4型7号」。
その後岡山機関区の入換に使用され,昭和12年春に廃車として鷹取工場に送られてきたそうです。
定番の部品市もありました。
種別行先表示幕(幕だけでなく巻取り器付のものもありました)・扇風機・マスコンなどなど
こちらは,剥ぎ取り市!
廃車体からお望みの部品をその場で剥ぎ取ってもらえるようでした。
対象車は,
車体作業場(だったかな?正確な名前は忘れてしまいました)では,リニューアル改造中の113系などがいました。
同じ棟内の別の場所では,天井クレーンで車体を移動させる実演も行っていたようです。
別の作業場では,春までJR神戸線を走っていた115系が,秋に電化開業する舞鶴線用に改造されていました。
改造中の車両は,
クモハ115-6539・・・改造完成間近。トイレ取付け・ワンマン化改造。座席はボックスシート。
モハ114-6627→クモハ114-6627・・・改造完成間近。先頭車化改造。座席はボックスシート。
モハ114-????→クモハ114-????・・・鋭意?改造中。塗装もまだ下塗り。
C56-160 で マイテ49 2 を牽引。もちろんマイテ49に乗車可能でしたが,長蛇の列ができていました。