瀬戸大橋線開業時から 岡山〜高松 で運転されている快速マリンライナーは,JR西日本所属でハイデッカーグリーン車クロ212を含む213系が使用されてきましたが, 2003年秋から新車に置き換えられることになりました。
新たにマリンライナー用の車両として登場するのは,基本編成がJR四国の所属となりダブルデッカー車を含む5000系3両編成, 付属編成がJR西日本の所属となる223系5000番代一般車のみ2両編成。 ダブルデッカー車以外はJR四国車およびJR西日本車のいずれもJR西日本223系をベースにした車両で,2003年7月より川崎重工兵庫工場から順次出場しています。 ダブルデッカー車は東急車輌で製作されています。
JR四国の5000系のうち,ダブルデッカー車以外の中間車5200形-先頭電動車5000形×3組が2003年7月16日に川重兵庫工場から出場, 兵庫からDE10で鷹取を経ていったん吹田信号所まで牽引された後,EF65-1032に牽引されて高松まで牽引されていきました。
JR西日本223系5000番代と外観はほとんど同じですが,先頭車側面のJRマークがJR四国カラーの水色になっています。(わかりにくい写真ですが・・・)
甲種輸送中のJR四国5000系一般車
EF65 1032 + 5201(中間車)-5001(先頭車)×3組<2003/07/16 塩屋〜須磨>