JR神戸線を走った
甲種鉄道車両輸送列車

JR西日本

223系5500番代

JR西日本223系5500番代試運転  福知山電車区に配置されていて福知山線篠山口〜福知山,山陰線京都〜城崎温泉,舞鶴線で運用されていた113系3800番代・5300番代・5800番代,115系を置き換えるため, 223系としては初めてワンマン対応となった5500番代2連×16本が2008年夏に投入されることになりました。 その一部が川崎重工兵庫工場で製作され,<クモハ223−クハ222>-5509〜5512の2連×4編成が2008年7月22日に鷹取(神戸貨物ターミナル)まで甲種輸送され, 鷹取から試運転が行われました。

5000番代と同様,先頭車同士で連結する場合に幌が取り付けられます。

写真:甲種輸送後に試運転中の223系5500番代

2008/08/17追加

125系(加古川線用)

JR西日本加古川線用125系試運転  2004年12月に電化開業が予定されているJR西日本加古川線で使用される125系も川崎重工兵庫工場で製作され, クモハ125-9〜12 が DD51 1802 による牽引で2004年9月13日に鷹取(神戸貨物ターミナル)まで甲種輸送されました。

今回は鷹取まで輸送された後,鷹取から試運転が行われました。

写真:試運転中の 加古川線用125系<2004/09/13 鷹取〜須磨>

2004/09/13追加

223系5000番代(マリンライナー)

瀬戸大橋線マリンライナー用223系5000番台試運転  瀬戸大橋線開業時から 岡山〜高松 で運転されている快速マリンライナーは,JR西日本所属でハイデッカーグリーン車クロ212を含む213系が使用されてきましたが, 2003年秋から新車に置き換えられることになりました。

 新たにマリンライナー用の車両として登場するのは,基本編成がJR四国の所属となりダブルデッカー車を含む5000系3両編成, 付属編成がJR西日本の所属となる223系5000番代一般車のみ2両編成。 ダブルデッカー車以外はJR四国車およびJR西日本車のいずれもJR西日本223系をベースにした車両で,2003年7月より川崎重工兵庫工場から順次出場しています。 ダブルデッカー車は東急車輌で製作されています。

 第1陣の223系5000番台2連×4編成が2003年7月2日に川重兵庫工場から出場,甲種鉄道車両輸送で鷹取まで輸送の後,公式試運転が行われました。

 これまでのJR西日本223系と外観で大きな差異は,編成同士を連結したときに通り抜けができるように前面に幌(枠)が設けられたことでしょうか。

甲種輸送の後,公式試運転中のJR西日本223系5000番代
クモハ223-5001×2連×4編成<2003/07/02 元町>

2003/07/02追加

683系

鷹取で待機中のJR西日本683系  2003年春から特急「しらさぎ」・「加越」にも683系が順次投入されることになりました。 「しらさぎ」ではJR東海区間でも新たに683系が走行するため,乗務員・検修要員の研修などのため早めに製作が開始され, 川崎重工兵庫工場からも2002年11月から順次出場しています。

 JR西日本の川重製車両は,新形式車の初回は吹田または網干などの工場まで機関車で牽引されることもありますが, リピートで製造された車両は鷹取までDE10で牽引された後,ほとんどの場合,鷹取からそのまま公式試運転で自力走行します。 この683系も鷹取から12:53頃に自力走行で上っていきました。

 「しらさぎ」・「加越」用683系の「サンダーバード」用683系とのおもな外観上の違いはオレンジラインが入っており,基本編成が5両であることです。

甲種輸送の後,公式試運転待機中のJR西日本683系
クハ682-2705ほか3連×2編成<2002/12/10 鷹取>

2002/12/11追加

125系(小浜線用)

 2003年春に電化開業が予定されているJR西日本小浜線で使用される125系が川崎重工兵庫工場で製作され, クモハ125-1〜3が2002年11月25日に吹田工場へ向けて甲種輸送されました。 川重〜兵庫〜鷹取は DE10 1743 で牽引されました。

JR西日本小浜線用125系クモハ125-3 JR西日本小浜線用125系を牽引するDE10 1743

甲種輸送される JR西日本小浜線用125系<2002/11/25 鷹取>

2002/11/25追加

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