東京都営地下鉄大江戸線の事業用電気機関車E5000型が川重兵庫工場で製作され,2005年3月21日発で川重兵庫工場から川崎貨物駅まで甲種輸送されました。 牽引機は吹田(信)までDD51 837,吹田(信)からEF66 20 で,神戸貨物ターミナルから ヨ8902 も連結されています。
全線地下路線用の事業用車であるため通常は走るのを見ることができない貴重な姿を見ることができました。
写真:DD51に牽引されて甲種輸送中の東京都E5000型<2005/03/12 元町>
京急の新1000系は川重兵庫工場でも製作され,東京方面への甲種鉄道車両輸送パターン化ダイヤにより輸送されます。 京急の輸送では先頭部が中間に組み込まれているため,先頭部全体を見ることはできないのが残念。
写真右
DE10牽引で鷹取に到着して入換中の京急1000系<2002/05/26 鷹取>
このときは鷹取到着から上り線側の側線に入れ換えられるまで電車線ホームからよく見えましたが・・・
写真下:2日目分とあわせて東京方面へ輸送されるため,一昼夜留置中の1日目分。 工事進捗による配線変更のため,ホームからは遠くにしか見えなくなりました。 <2003/06/17 鷹取>
小田急の通勤型3000系は川重兵庫工場でも製作され,東京方面への甲種鉄道車両輸送パターン化ダイヤにより輸送されます。 3000系は,2600系の置き換え用として順次増備されているため,たびたび川重からの甲種輸送が設定されています。
鷹取で待機中の小田急3562×6連<2003/06/03 鷹取>
愛知県の衣浦臨海鉄道のKE65型ディーゼル機関車がJR西日本の後藤工場で検査を受けたのか,2003年2月28日後藤発で検査出場の甲種輸送が設定されました。 米子からは定期貨物列車に連結,西岡山からは翌日の3864列車に引き継がれてJR神戸線を走りました。
牽引機EF65 1071の次位が衣浦臨海鉄道KE65型<2003/03/01 塩屋>
川重兵庫工場〜兵庫〜鷹取の甲種輸送ルートでは有効長の関係で,長い編成の新造車は2日に分けて鷹取まで輸送されます。 1日目に川重を出た車両は鷹取で一晩留置,2日目に鷹取で2日分が連結されて各地へと旅立っていきます。
営団東西線用05系も2日に分けて5両ずつがDE10に牽引され,2日目に鷹取で10両編成に組成され,東京方面へ牽引されていきました。
鷹取で2日分が並んだ営団05系第34編成<2002/12/15 鷹取>