2004年3月13日に九州新幹線の新八代〜西鹿児島が開業します。 それと同時に,並行在来線であるJR九州鹿児島本線のうちの八代〜川内が,第3セクター鉄道として設立された「肥薩おれんじ鉄道」に移管されます。
同鉄道のHSOR100型が新潟トランシスで製作され,第1陣が2003年10月7日発の甲種鉄道車両輸送列車で出水へ向かいました。
甲種輸送中の肥薩おれんじ鉄道HSOR100型<2003/10/08 甲南山手>
2005年に秋葉原〜つくばで開業が予定されている首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)の車両第1陣が2003年3月に日立笠戸工場と川重兵庫工場で完成し, つくばへ向けて輸送されていきました。
TX1000系1101〜1601の6両編成は川重兵庫工場,TX2000系2151〜2651の6両編成は日立笠戸工場で製作。 外観から見た大きな差異はパンタグラフ周辺で,TX1000系は直流区間専用,TX2000系は交流区間対応となっているようです。
まず,3月17日にTX2000系2151Fが下松からEF65 1033に牽引されて翌3月18日10:42に鷹取に到着。
つづいて,同日11:08にTX1000系1101Fが兵庫からDE10 1188に牽引されて鷹取に到着。
2151Fの後ろに1101Fが連結されて14:05に土浦へ向けてEF65 1033に牽引されていきました。
2002年12月1日に東北新幹線が延伸されて盛岡〜八戸で開業するのにともない,同区間の在来線がJR東日本から切り離されて第3セクターによる運営となります。 その車両が川崎重工兵庫工場で製作され,2002年9月7日にその第1陣が甲種輸送されました。 川重〜兵庫〜鷹取は DE10 1054 で牽引されました。
甲種輸送される いわて銀河鉄道IGR7000系と青い森鉄道青い森701系<2002/09/07 鷹取>