日本と韓国で開催されたFIFAワールドカップ2002では,神戸ウィングスタジアムも会場のひとつとなりました。
JR神戸線兵庫駅は地下鉄海岸線御崎公園駅とともに最寄り駅であるため,ゲーム開催日には多数の臨時列車がJR神戸線でも運転されました。
6月5日と6月7日はゲームが15:30〜17:15。
ゲーム開始前の12〜14時台には大阪発西明石行または兵庫行の臨時新快速が運転され,
ゲーム終了後の復路17〜19時台には上りの新快速が兵庫に臨時停車するとともに
兵庫発大阪行きの臨時新快速が運転されました。
往路兵庫行の臨時列車の車両は鷹取まで回送され側線で待機,復路の臨時に充当されました。
このほか,鷹取では臨時列車用車両が側線で定期列車を退避するなど,久しぶりに鷹取の側線がにぎわいました。
臨時新快速には223系のほか,かつて新快速で活躍していた221系だけでなく207系も充当されました。
6月17日には決勝トーナメントのゲームが神戸ウィングスタジアムで20:30〜22:30頃に行われました。 往路は夕方ラッシュ時と重なり,207系快速(大阪〜西明石), 221系新快速(ウイングスタジアム号大阪〜兵庫・西明石・加古川)などが運転されました。 復路は定期の終列車後の時間に渡って 新快速または快速と普通がそれぞれ5分間隔で運転されました。