神戸電鉄6500系に関する動き

6500系新造発表

 神戸電鉄公式WEBサイトのニュースリリースで,2016年春に新型車両が6500系として新造されることが2015年6月9日付で発表されました。

 6500系の概要は次のとおりです。

トレーラーに載せられて輸送

トレーラーに乗せられた6501号車の車体  2016年2月22日の夕刻,6501号車と6601号車がトレーラーに載せられて川重兵庫工場の搬出口に待機中の姿が見られました。 このうち6501号車が同日深夜(2月23日未明)に,6601号車と6502号車がその次の日に粟生線市場駅の搬出入作業場まで輸送されています。

市場駅作業場にて

6502Fまで

 6501号車の台車入れ作業を見ることができましたので,かなり端折ってご紹介します。実際の作業は5時間ほどかかっています。

トレーラーに乗せられた6501号車の車体  2016年2月23日朝,市場駅の作業場にトレーラーに載せられたままの6501号車の車体がありました。

ジャッキアップして陸送台車抜き取り準備  搬出入用線路上に移動後,前後片側ずつジャッキアップして陸送用台車を抜き取り,ボルスターアンカー受けを取り付け・・・

台車を押し込み  台車を人力で押し込み・・・

搬入作業完了・待機状態  ジャッキアップしていた車体を下ろすと台車入れ終了。スカートを取り付けてこの日の作業は完了,深夜の営業運行終了まで待機します。

 営業運行終了後,1352F4連により鈴蘭台車庫まで牽引されたそうです。

 残りの6601号車と6502号車は上記の1日遅れの日に輸送・回送されました。

 なお,写真は,一般の人が通行可能な場所で撮影しています。

2016/02/28 記

6504F以降

 6500系第2編成6504Fから台車入れ作業の方法が変わっています。(写真は第3編成6505号車と6603号車の搬入作業)

クレーンでの吊上げによる陸送台車抜き取り  これまでの搬入・搬出時は上記のとおり,ジャッキアップにより台車入れが行われていましたが,6500系第2編成からはクレーンでの吊上げによる台車入れとなっています。

クレーンでの吊上げによる台車入れ

2018/02/12 記

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