神鉄でも様々なイベント列車が運行され,特性ヘッドマークが掲出されることがあります。
毎年3月の第2土曜日と日曜日に三木市吉川町で「山田錦まつり」が開催されます。 これは,吉川の山田錦で醸した各地の銘酒が集められて,試飲,利き酒,即売が行われ,酒造家と農家と消費者を結ぶイベントです。 山田錦まつりはコロナの影響で2020年から中止されていましたが2023年から復活しています。
2024年の山田錦まつりは3月9日・10日に開催され, 神戸電鉄粟生線活性化協議会の企画により神戸電鉄で運行される特別列車「山田錦まつり号」が2019年以来5年ぶりに運行されました。
今回の貸切「山田錦まつり号」も,まつり初日に山田錦まつり会場に向けて谷上駅に集合した事前申し込みの参加者を乗せ,鈴蘭台駅を経由して粟生線志染駅まで運行, 参加者は志染駅で会場へ向かう貸切バスに乗り継ぎます。 「山田錦まつり号」は6000系6002Fの車内をお座敷仕様に模様替えした列車内で,酒米山田錦で造られた銘酒を飲みながら三木市出身アーティストによる生演奏を楽しみ, まつり会場に向かうというもののようです。
この年も従来通り専用ヘッドマークが掲出されるとともに,先頭部に添乗している神戸電鉄粟生線マスコットしんちゃんも法被鉢巻姿となって運行されました。
なお,「山田錦まつり号」ヘッドマーク掲出としんちゃんの衣装替えは当日のみのようでした。
2020年は3月14日・15日に山田錦まつりが開催される予定で, 神戸電鉄粟生線活性化協議会では3月15日に山田錦まつり会場に向けて神戸電鉄で貸切の山田錦まつり号と貸切バスを運行する予定でした。
これに先立つ2月はじめから,貸切列車に使用される6004Fミュージアムトレインに「山田錦まつり号」ヘッドマークが掲出されるとともに 先頭部に乗せられている神戸電鉄粟生線マスコットしんちゃんも法被鉢巻姿となっていました。
しかし新型コロナウイルスの感染拡大により山田錦まつりも開催中止となったことを受けてイベント列車の運行も中止され, 2月24日頃をもって6004Fは通常のミュージアムトレインヘッドマークとしんちゃんに戻りました。
2019年は3月9日・10日に山田錦まつりが開催されます。 神戸電鉄粟生線活性化協議会では,初日に山田錦まつり会場に向けて神戸電鉄で貸切の山田錦まつり号と貸切バスを運行します。
貸切列車「山田錦まつり号」は,谷上駅に集合した事前申し込みの参加者を乗せ,鈴蘭台駅を経由して貸切バスに乗り継ぐ粟生線志染駅まで運行。 ミュージアムトレイン6004Fの車内をお座敷仕様に模様替えした列車内で,酒米山田錦で造られた銘酒を飲みながら三木市出身アーティストによる生演奏を楽しみ, まつり会場に向かうというもののようです。
これに先立つ2月上旬から,貸切列車に使用される6004Fミュージアムトレインに「山田錦まつり号」ヘッドマークが掲出されました。
2018年は3月10日・11日に山田錦まつりが開催されましたが, 神戸電鉄粟生線活性化協議会では,初日に山田錦まつり会場に向けて神戸電鉄で貸切の山田錦まつり号と貸切バスを運行しました。
貸切列車「山田錦まつり号」は,谷上駅に集合した事前申し込みの参加者を乗せ,鈴蘭台駅を経由して貸切バスに乗り継ぐ粟生線恵比須駅まで運行されました。 (車両は三木駅まで回送して折り返し鈴蘭台へ回送入庫。) ミュージアムトレイン6004Fの車内をお座敷仕様に模様替えし,酒米山田錦で造られた銘酒を飲みながら三木市出身アーティストによる生演奏を楽しみ, まつり会場に向かうというもののようです。
これに先立つ2月17日から,貸切列車に使用される6004Fミュージアムトレインに「山田錦まつり号」ヘッドマークが掲出されました。
金物の町として発展してきた神戸電鉄沿線の兵庫県三木市内で,毎年11月最初の週末に「三木金物まつり」が開催されます。 開催日には会場近くの神戸電鉄各駅と会場を結ぶ無料バスも運行されます。 神戸電鉄でも開催日のいずれか1日が全線乗り放題となる「三木金物まつり1dayチケット」を発売してきました。
2019年に新たな企画として,会場最寄り駅まで親子向け特別列車「しんちゃん&てつくん電車で三木金物まつりへGO!」が運行されました。 車内では親子で楽しめる催しが行われたようです。
2019年の「三木金物まつり」は11月2日・3日に開催, 初日の11月2日に親子向け特別列車「しんちゃん&てつくん電車で三木金物まつりへGO!」が記念ヘッドマークを掲出して谷上(10:03発)から恵比須(11:13着)まで, 特別列車としては珍しく通常塗色の1100形(1109F3連)により運行されました。
なお,ヘッドマークは10月初めから同編成に掲出されて通常運用に就き,PRに一役買っていました。
神戸電鉄では2007年から2018年の夏休み終盤に子供を含む家族を対象として,目的地や体験内容を事前に知らせずに運行するミステリートレインを事前募集制で企画してきました。 2019年は目的地と体験内容を告知して事前募集を行った「親子でGO!!ものづくり体験列車」が運行されました。
2019年は8月25日に「親子でGO!!ものづくり体験列車」特製ヘッドマークを掲出したHappyTrain☆(ハッピートレイン)5002Fにより西鈴蘭台〜小野〜鈴蘭台で運行されました。
そろばん製造が伝統産業である小野市で,参加者オリジナルのそろばんを作る体験ができたようです。
日本人で初めてビール醸造実験を成功させたといわれている川本幸民氏の出身地である三田市で, ビールの歴史・醸造,三田の歴史・文化・風土に関する「三田ビール検定」が11月に行われます。 そのプレイベントとして神戸電鉄と三田市のコラボにより,車内で三田の特産物を使った弁当とビール飲み放題を楽しむ事前募集制の特別列車が運行されます。
2019年は8月2日・3日に,特別列車「ビール片手に三田へGO!」が谷上から三田まで,ミュージアムトレイン6004Fにより運行されました。 特製ヘッドマークが掲出されるとともに神戸電鉄粟生線マスコットしんちゃんも特製衣装を纏っています。
8月2日(金):谷上20:15発→三田21:53頃着
8月3日(土):谷上15:15発→三田16:52頃着
2018年に神戸電鉄の鉄道開業90周年に加えて三田市制も施行60周年を迎えることから, 2018年9月8日に,神戸電鉄鉄道開業90周年事業と三田市制60周年記念事業とのコラボレーションにより, 事前募集制の特別列車「ビール片手に三田へ!GO」がミュージアムトレイン6004Fにより谷上から三田まで運行されました。 車内では,三田の特産物を使った弁当とビールを楽しみながら、ビールにかかわるお楽しみ企画が行われた模様です。
「しんちゃん」もビール片手に・・・。
神戸電鉄では,乗っている人に少し怖い思いをして涼しい気分になろうという列車を夏の終わりに走らせることがあります。
2018年は8月25日の夜に「納涼恐怖体験列車“クロユリの子守唄”」が運行される予定でしたが,8月23日深夜に近畿地方を直撃した台風20号による被害の影響により中止されました。
2017年8月26日の夜,「納涼恐怖体験列車」が運行されました。 (事前予約制)
西鈴蘭台で乗車して鈴蘭台車庫まで走り,恐怖を体験して鈴蘭台駅で解散となる約15分の催しがあったようで,西鈴蘭台発19時04分発と20時38分発の2回実施されました。
車両は「HAPPY TRAIN☆」5002Fで,鈴蘭台から一旦藍那まで回送され, この春新設された同駅折り返し線を使用して折り返して西鈴蘭台に向かい参加者が乗車,鈴蘭台へと向かいます。
両先頭には特製ヘッドマークが掲出されましたが,粟生線活性化マスコットキャラクター「しんちゃん」が,とんでもないことになっていました。
鈴蘭台から一旦西鈴蘭台を通り過ぎて藍那まで回送して折り返し
西鈴蘭台で参加者乗車して鈴蘭台へ
ヘッドマーク掲出・・・そして,しんちゃん・・・
2016年8月27日と28日の夜,神戸芸術工科大学の学生さんの協力のもと,特製ヘッドマークが掲出された「HAPPY TRAIN☆」5002Fによる「納涼恐怖体験列車」が運行されました。 (事前予約制)
浴衣ショーから始まって,突然,恐怖の世界に・・・ということのようですが・・・HAPPY TRAIN☆にHappyな気分で乗ったら恐怖に襲われる・・・と,恐怖さも倍増。
谷上〜鈴蘭台を往復し,鈴蘭台車庫へも入ったようです。
2014年9月15日の夜,粟生線乗ろうDAY!プログラムの一環として,ちょっと遅めの「納涼怪談列車」が鈴蘭台〜志染で運行されました。
怪談列車の粟生方3両では青く怪しい雰囲気の明かりの中,事前募集の参加者が食事をしたり,時には消灯された中で尺八演奏や怪談を楽しまれたようです。
通常の「しんちゃん&てつくんミュージアム」ヘッドマークを掲出した6004Fにより運行されています。
2015年から,ハロウィンが近づくと神戸電鉄でも特製ヘッドマークが掲出されるようになりました。
2014年から行われている「みんなでハロウィン電車」イベントが2015年も押部谷駅で行われました。 10月12日に行われた「みんなでハロウィン電車2015」イベントの参加者により6000系車両の窓にハロウィン装飾が施され,翌日から11月3日まで通常営業運用で走っています。
この年は「しんちゃん&てつくんミュージアム」6004Fが工事入場中のため6002Fがハロウィン装飾列車となり,ハロウィンとしては初めて専用ヘッドマークが掲出されました。
2014年から行われている「みんなでハロウィン電車」イベントが,2016年は鈴蘭台車庫で行われました。 10月10日に行われたこのイベントの参加者により5002Fの窓にハロウィン装飾が施され,翌日から11月初めまで通常営業運用で走っています。
この年は初めてラッピング列車「HAPPY TRAIN☆」5002Fがハロウィン装飾列車となり, 当初は「HAPPY TRAIN☆」ヘッドマークのままでしたが,10月12日頃から前年と同じハロウィンヘッドマークが掲出されています。
「おやじジャズバンドコンテスト in 神戸」で上位受賞したバンドが車内で生演奏する「おやじジャズトレイン」が, 2011年から事前募集制の臨時列車として運行されています。
2013年の「おやじジャズトレイン」は11月3日文化の日の1回だけ運行されました。
車両は前年の11月と同様,粟生線活性化シンボルキャラクター「しんちゃん」がハロウィン姿で乗務する6004Fが使用されています。
運行区間と時間帯が変更され,鈴蘭台13:19発→粟生(折り返し)→鈴蘭台16:04着で,時間帯が早くなったためか2012年6月と同じヘッドマークが掲出され, 粟生線全線を走破しています。 往路の見津信号場での後続定期列車の退避はなく志染まで逃げ切り,志染で時間調整のためしばらく停車,復路は押部谷駅で定期列車を退避した模様です。
「おやじジャズバンドコンテスト in 神戸」で上位受賞した2組のバンドが車内で生演奏する「おやじジャズトレイン」が, 2012年は6月17日の父の日に谷上〜志染で1往復運行されました。 車両は粟生線活性化ラッピング編成「HAPPY TRAIN☆」5002Fが充当され,2011年とはキャッチフレーズが異なる特製ヘッドマークが掲出されています。
運行ルートは,谷上15:02発→鈴蘭台→志染(折り返し)→鈴蘭台→谷上17:23着で, 途中,往路は見津信号場の引上げ線で,復路は押部谷駅で定期列車を退避しています。
そして前年と同様に11月3日文化の日にも新開地〜志染で1往復運行されました。 車両は粟生線活性化シンボルキャラクター「しんちゃん」がハロウィン姿で乗務する6004Fが充当され,2011年文化の日と同じ特製ヘッドマークが掲出されています。
運行ダイヤは,新開地16:34発→志染(折り返し)→新開地18:53着で, 途中,往路は見津信号場の引上げ線で,復路は押部谷駅で定期列車を退避しています。
「第3回おやじジャズバンドコンテスト in 神戸」(※)で上位受賞した2組のバンドが車内で生演奏する「おやじジャズトレイン」が, 2011年11月3日文化の日に事前募集制の臨時列車として新開地〜志染で1往復運行されました。 車両は粟生線活性化シンボルキャラクター「しんちゃん」のぬいぐるみを乗せた6004Fが充当され,特製ヘッドマークが掲出されています。
運行ダイヤは,新開地16:34発→志染17:25着,志染17:59発→新開地18:53着で, 途中,往路は見津信号場の引上げ線で,復路は押部谷駅で定期列車を退避しています。
(※)「第3回おやじジャズバンドコンテスト in 神戸」は,兵庫県神戸県民局・神戸市・ひょうごツーリズム協会・ラジオ関西・神戸新聞事業社で構成された 「おやじジャズバンドコンテスト in 神戸実行委員会」主催で開催されています。
2011年も有馬温泉で「有馬さくらまつり」が開催された4月10日に, 有馬温泉〜有馬口折返し定期列車の一部が,車内で音楽のライブを行う「ライブトレイン」として運転されました。
これは,同年5月7日と8日に開催される「神戸新開地音楽祭」のPRも兼ねて,音楽祭のステージスタッフや公募出演者たちにより生演奏されるものです。 演奏が行われたのは4両編成のうち有馬温泉方から2両目で,ライブを楽しむ人で賑わいました。 車両は6002Fが充当され,ヘッドマークが掲出されました。
2010年8月1日には粟生線活性化の一環として,車内で音楽のライブを行う「ライブトレイン」が新開地〜志染の臨時列車として運行されました。 車両は6004Fが充当され,特製ヘッドマークが掲出されました。
運行ダイヤは,新開地10:34発→志染11:25着と,志染12:58発→新開地13:57着で, 下り列車では途中,見津信号場の引上げ線で定期列車を退避するという珍しい光景が見られたようです。
有馬温泉で「有馬さくらまつり」が開催された2010年4月11日に, 有馬温泉〜有馬口折返し定期列車の一部が,車内で音楽のライブを行う「ライブトレイン」として運転されました。
これは,同年5月8日と9日に開催される「神戸新開地音楽祭」のPRも兼ねて,音楽祭のステージスタッフたちにより生演奏されるものです。 演奏が行われたのは4両編成のうち有馬温泉方から3両目で,ライブを楽しむ人で賑わいました。 車両は6002Fが充当され,ヘッドマークが掲出されました。
その後,この6002Fほか数編成に,ライブトレインのヘッドマークの文字部分を変更したヘッドマークが掲出されて神戸新開地音楽祭をPRしています。 (2002F,3002F,6002Fで確認。)