毎年春と夏に阪神甲子園球場で開催される高校野球大会の試合が行われている日に,阪神甲子園を走る車両の一部にPR標識が掲出されます。
毎年8月に阪神甲子園球場で夏の全国高校野球大会の試合が行われている日に,阪神甲子園を走る車両の一部に「高校野球」標識が掲出されます。
2020年夏の第102回全国高等学校野球選手権大会は新型コロナウイルスの感染予防対策のため,予選となる地方大会を含めて中止となりました。
一方,春の第92回選抜高等学校野球大会に出場が決まっていた学校を対象に,2020年甲子園高校野球交流試合が阪神甲子園球場で開催されました。 8月10日〜12日・15日〜17日の6日間に各校1試合ずつ無観客で行われましたが, 試合開催日には阪神と山陽の直通特急と特急に2018年第100回大会でデザインが変更された「高校野球」副標が掲出されています。
2019年10月1日に駅名が変更された大阪梅田行の表示と高校野球副標の初めての組み合わせ。
2019年からの夏の大会では,2018年第100回大会でデザインが変更された「高校野球」副標が,直通特急と特急に運用されている阪神・山陽の車両に掲出されています。
夏の高校野球100回目となる2018年には,直通特急と特急に運用されている阪神・山陽の車両に掲出される「高校野球」副標が新しいデザインのものとなりました。
さらに,阪神8233Fには100回記念のヘッドマークステッカーが掲出されています。 この編成の車内吊り広告は全て高校野球に関するものとなっています。
新「高校野球」副標と第100回記念ヘッドマークを掲出している阪神8233F
新「高校野球」副標と第100回記念ヘッドマーク
新「高校野球」副標を掲出している山陽車両
2013年から,阪神特急に加えて直通特急の阪神・山陽のいずれの車両にも「高校野球」副標が掲出されています。
2012年までは,阪神特急(おもに梅田〜須磨浦公園)に「高校野球」標識が掲出されました。 阪神2000系・8800系以前の車両には貫通扉にヘッドマーク,8000系以降の車両は車掌側前面窓に副標が掲出されています。
貫通扉にヘッドマーク掛けがあるこれらの車両には,かつての「特急」標識と同様にヘッドマークが掲出されています。 (写真は2005年の阪神100周年記念との2枚ヘッドマーク)
貫通扉にヘッドマーク掛けがないこれらの車両には副標が掲出されています。
毎年3月下旬から4月上旬に阪神甲子園球場で春の選抜高校野球大会が開催されている間,「センバツ」標識が掲出されます。
2014年から,阪神特急に加えて直通特急の阪神・山陽のいずれの車両にも「センバツ」副標が掲出されています。
2020年は新型コロナウイルスの感染予防対策のため大会が中止となったため,「センバツ」副標の掲出もありませんでした。
2013年までは,阪神特急(おもに梅田〜須磨浦公園)に「センバツ」標識が掲出されました。 阪神2000系・8800系以前の車両には貫通扉にヘッドマーク,8000系以降の車両は車掌側前面窓に副標が掲出されています。
貫通扉にヘッドマーク掛けがあるこれらの車両には,かつての「特急」標識と同様にヘッドマークが掲出されます。
貫通扉にヘッドマーク掛けがないこれらの車両には,直通特急の「大阪ライナー」・「姫路ライナー」標識と同様に副標が掲出されます。