2023年10月21日に近代プラネタリウムが誕生100周年を迎えるのに合わせて明石市立天文科学館が実施する記念事業の一つとして, プラネタリウム100周年記念ヘッドマークが2023年10月19日から2024年3月29日まで山陽5000系2編成に掲出されました。 同編成に,背景に明石天文科学館が描かれた山陽電車明石〜姫路開業100周年記念ヘッドマークも掲出され,2枚看板の100周年コラボ列車となっています。
100周年コラボ列車は当初,5000F4連(5000-5001-5500-5600 普通・S特急)と5632F6連(おもに直通特急)でした。
このうち5000F4連は2023年12月7日頃から検査入りとなり, 検査出場後の2024年1月21日頃からは5000F神戸方3両+5008F姫路方3両の6両編成(5000-5001-5500-5239-5254-5604)に組み替えられ, 両先頭車ともプラネタリウム100周年と明石〜姫路開業100周年のヘッドマーク付でおもに直通特急で運用されました。
山陽電気鉄道の前身である神戸姫路電鉄により1923年8月19日に明石・姫路間で開業して2023年で100周年を迎えるのに合わせて, 山陽電車で明石・姫路間開業100周年記念ロゴの策定や,記念ヘッドマークの掲出,側面への旧シンボルマークを復刻掲出などの記念企画が実施されました。
ヘッドマークは4種類で,それぞれ令和・平成・昭和・大正の各時代の主力車両と明石・姫路などの沿線情景に春・夏・秋・冬の季節を織り込まれたデザインとなっおり, 2023年7月24日から順次掲出されています。
おもに直通特急に充当される6両編成の多数の編成には,
大阪・神戸方先頭車に大正時代(冬・神戸姫路電気鉄道1形)と昭和時代(秋・820形・2000系・3000系)
姫路方先頭車に令和時代(春・6000系)と平成時代(夏・5000系)
が描かれたヘッドマークが2枚看板で掲出されました。
また,おもに普通・S特急に充当される4両編成(5000F(2023年12月7日頃まで)・3100F)は,
神戸方先頭車に昭和時代(秋・820形・2000系・3000系)
姫路方先頭車に令和時代(春・6000系)
おもに普通列車に充当される3両編成(3006F・3018F)には,
神戸方先頭車に大正時代(冬・神戸姫路電気鉄道1形)
姫路方先頭車に平成時代(夏・5000系)
が描かれたヘッドマークが掲出されました。
また上記の3両編成と4両編成には,1983年5月から2007年3月まで車両側面に掲出されていた旧シンボルマークが復刻されました。
なお,5000Fは2023年10月下旬から明石天文科学館100周年とのコラボ企画によりヘッドマークが変更・追加されました。
さらに,2023年12月7日頃から検査入りとなり,検査出場後の2024年1月21日頃からは5000F神戸方3両+5008F姫路方3両の6両編成に組み替えられ, 両先頭車ともプラネタリウム100周年とのコラボヘッドマーク付でおもに直通特急で運用されています。
阪急電鉄・阪神電鉄・山陽電鉄・神戸電鉄の神戸市内のターミナル駅を結ぶ神戸高速線が1968年4月7日に開通してから50周年を迎えるのを記念して, 4社の各2編成に記念ヘッドマークが2018年4月7日から同年6月30日まで掲出されています。
4社共通で2種類のデザインのヘッドマークが作成され, 橙色系のヘッドマークには神戸高速線開通当時の各社の主力車両, 青・緑系のヘッドマークには現在の最新世代の各社の車両を並べて描かれています。
各社とも2種類のヘッドマークが2編成の何れかのエンドに,また,編成間で逆エンドに掲出されました。 以下の各編成ごとの写真では,上段が上り方先頭車,下段が下り方先頭車です。
山陽電鉄では3000系3連3012Fと6000系6連6002F+6003F,阪神電鉄では8000系6連8231Fと9300系6連9501Fに掲出されました。
山陽電鉄創立110周年を記念して,小学生を対象に「10年後の山陽電鉄や沿線のまちがどのようになっていればうれしいか」をテーマにした絵画コンクールが行われました。 このコンクールで入賞した作品を6004×3の車内吊りで展示し,最優秀作品をヘッドマークにして掲出した「行こう!!ミライ電車」が,2017年9月30日から12月下旬まで運行されました。
山陽電鉄は2017年7月2日に創立110周年を迎えるのを記念して,2017年5月22日から12月下旬まで,110周年記念ロゴヘッドマークを5000系6連5編成と6000系3連2編成に掲出しています。
山陽電鉄は2007年7月2日に創立100周年を迎えました。
これに合わせて,山陽電鉄では新しいシンボルマークを制定し,車両でも,従来の路線を模したシンボルマークに換えて新シンボルマークを掲示することになり, 6月下旬から変更が始められました。
また,それに合わせて5000系6両編成には新シンボルマークのヘッドマークも掲出されました。(8月末まで)
さらに,7月2日から5000系6連1編成(5020F)に記念ヘッドマークを掲出,側面に記念ステッカーを貼るとともに, 車内にはこれまでに掲示されたポスターの復刻版を宙吊りした「100周年記念号」として運行されました。(8月末まで) 運行初日には姫路駅で出発式も行われました。
5000系6連全編成に新シンボルマークのヘッドマークが掲出されました。(8月末まで)
5020Fは「100周年記念号」として,別デザインのヘッドマークが掲出されているほか, 車内宙吊り広告に代えて,「山陽電車創立100周年記念ポスターコレクション」としてポスターの復刻版が展示されていました。(8月末まで)