神戸市営地下鉄におけるイベントなどのPR列車・ヘッドマークをご紹介します。
山陽電車・山陽バス・神戸市交通局の3社局で共通のヘッドマークを掲出し, そのヘッドマークを掲出した車両を利用者が撮影した写真をSNSに投稿してもらう「つながるヘッドマークSNSキャンペーン」が, 2020年11月20日から2021年3月31日まで実施されました。
ヘッドマークは,描かれた3社局のキャラクターの組み合わせが異なる3種類のデザインがあり,神戸市営地下鉄では編成内の両先頭車で同じヘッドマークが掲出されており, 各種類3編成ずつ合計9編成に「つながるヘッドマークSNSキャンペーン」ヘッドマークが掲出されています。
<A>全員集合バージョン・・・1000系2編成(1108F・1112F)・2000系1編成(2120F)
ゆうちゃん・ろっくん・ばっしー君・垂水しみず・北神弓子
<B>2社局バージョン(山陽電車・神戸市交通局)・・・6000系3編成(6129F・6130F・6135F)
ゆうちゃん・ろっくん・ばっしー君
<C>2社局バージョン(山陽バス・神戸市交通局)・・・6000系3編成(6138F・6139F・6140F)
垂水しみず・北神弓子
2025年の国際博覧会(万博)を大阪で開催することを目指して誘致活動を盛り上げるため, 神戸市営地下鉄でも2018年7月21日から万博2025開催地決定日の11月23日まで, 西神・山手線の2編成(1104F・2120F)に「OSAKA-KANSAI/JAPAN EXPO2025」ヘッドマーク・車側ステッカーが掲出されました。
地下鉄海岸線沿線の神戸ハーバーランドに「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」が2013年4月19日にオープンします。 これをPRするヘッドマークが4月6日から9月30日まで,海岸線5000系5編成に掲出されています。
毎年9月中旬に関西各地持ち回りでスルッとKANSAIバスまつりが開催されます。 第10回となる2010年は9月12日(日)に海岸線御崎公園駅を最寄り駅とするホームズスタジアム神戸で開催されることになり, 8月27日から神戸市営地下鉄の車両にヘッドマークが掲出されてイベントをPRしています。
掲出編成は, 西神・山手線が1000系から3000系の各系1編成ずつ(1112F,2119F,3124F), 海岸線5000系は三国志列車・鉄人28号列車以外の全5編成(5101F,5102F,5107F,5109F,5110F)です。
「三国志」や「鉄人28号」など数多くの作品を生み出された横山光輝氏をたたえて, 出身地である神戸にモニュメントなどを建てるという「KOBE鉄人PROJECT」に連携して, 神戸市営地下鉄でも海岸線でさまざまな企画が催されています。
その一環として,「三国志列車」と「鉄人28号列車」として装飾した各1編成を,2009年8月22日から海岸線で走らせています。
そして2009年10月31日から異なるデザインの「鉄人28号列車」1編成を追加, さらに2010年3月20日から「三国志列車」と「鉄人28号列車」を各1編成追加しています。
ヘッドマークはいずれも2017年3月上旬で掲出を終了しています。
「三国志列車」は当初5106Fの1編成,後に5108Fが追加されて2編成となり, 車体外側は三国志の登場人物のイラスト,窓と車内天井は解説のステッカーで装飾されています。 (女性専用車両を除く)
5106Fと5108Fとの違いは,三国志登場人物のステッカーの配置が左側面と右側面とで対称になっているようです。
ヘッドマークは2編成で共通のもので,編成の前後で異なるデザインのものが掲出されています。
三国志列車(5106F)
三国志列車(5108F)
「鉄人28号列車」は当初5103Fの1編成,後に5104F,5105Fの順に追加されて3編成となっています。 車体外側は5103Fと5104Fが編成ごとに統一されたデザインの鉄人28号のイラスト,5105Fが先の2編成の鉄人28号のイラストを交互に配置しており, 窓と車内天井は新長田駅近くに設置された実物大のモニュメントの解説などステッカーで装飾されています。 (女性専用車両を除く)
ヘッドマークは全先頭車とも同じものが掲出されています。
鉄人28号列車(5103F)
鉄人28号列車(5104F)
鉄人28号列車(5105F)
2008年5月24日から26日まで神戸市内で開催されたG8環境大臣会合に合わせて,西神・山手線で「エココレ号」が3127Fで走り始めました。 「エココレ号」には,客室窓に「ぼくのわたしのエコはコレ」と題した県内の小学生のメッセージが展示されており,ヘッドマークも掲出されています。 「エココレ号」は2008年5月24日から7月上旬まで運行されています。
神戸・北野を舞台としたNHK朝の連続テレビ小説「風見鶏」の放送開始(1977年10月)から30年を迎えるのを記念して, 2007年9月28日から10月31日までPR列車「風見鶏号」が3123Fで運行されています。
「風見鶏号」には,オリジナルヘッドマークが掲出され,車内には、ドラマ「風見鶏」の写真や解説が掲示されています。
ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」が2006年9月16日(土)から全国ロードショーとなりますが, この作品は神戸が舞台となっており,「神戸空港」「須磨海浜水族園」「六甲山牧場」などの神戸を代表する各スポットが随所に登場するそうです。
この「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」をPRするために,8月19日から9月18日までの予定で, 映画名場面の写真が5101Fの客室窓に掲出されて「ウルトラマン号」として走っています。
阪神・淡路大震災から10年となる2005年,神戸市で「震災10年 神戸からの発信」事業が実施されており, その情報発信拠点としてメリケンパーク・神戸海洋博物館で「タイムズメリケン」が催されています。
そのPRと震災の年に生まれて10歳になる子供たちの写真とメッセージが窓ガラスに展示された列車が,海岸線と西神・山手線で1編成ずつ走っており, ヘッドマークも掲出されています。(西神・山手線・・・3128F,海岸線・・・5106F)
写真は 海岸線5106F
神戸市立王子動物園にパンダを中国から受け入れるのを記念して, 神戸市営地下鉄と北神急行の車両に 「歓迎 神戸パンダ」と書かれたパンダの絵入りヘッドマークが2000年4月から掲出されていました。 また,3000系の一部編成には戸袋部分にステッカーも貼られていました。