【神鉄】イベント列車 現代版「勧業電車」

神戸電鉄では,1928年11月28日に湊川~有馬温泉において営業開始して2018年で90周年を迎えるのをさまざまな形でPRしており,その一環としてヘッドマークを掲出しています。

2018年には神戸電鉄の鉄道開業90周年に加えて三田市制も施行60周年を迎えることから,これらをPRするヘッドマークが三田市制施行記念日の7月1日から神戸電鉄6508Fに掲出されていました。

このヘッドマークは,11月1日から12月24日まではミュージアムトレイン6004Fに掲出されています。
車内では三田市による市制60周年記念事業として,三田市と神戸電鉄の歴史の振り返る「拓けゆく北摂と神戸電鉄」のパネルが展示されています。

神鉄90周年&三田市制施行60周年ヘッドマークを掲出する神鉄6004F

【神戸電鉄】神鉄90周年&三田市制施行60周年ヘッドマークを掲出する6004F

2018年11月25日,このミュージアムトレイン6004Fにより,イベント列車として現代版「勧業電車」が三田から谷上まで運行されました。
「勧業電車」とは、昭和8年頃に地域の産業振興を目的として始発列車の前に運行していた非常に安い運賃の特別列車のことだそうで,行商人で賑わったそうです。

神戸電鉄 イベント列車 現代版「勧業電車」

【神戸電鉄】イベント列車 現代版「勧業電車」

この現代版「勧業電車」の車掌台では「しんちゃん」が行商人の出で立ちで乗務。
車内では事前募集の参加者が特製三田美食おつまみ弁当を食しながらビール飲み放題だったようです。

また,谷上駅で開催された「三田特産物フェア」で販売する商品の一部もこの列車に載せて輸送されていました。

かつて行商列車のような感じで運行されていた「勧業電車」で特産物を運ぶのはわかるとしても,どうしてその車内で特製弁当を食しながらビール飲み放題となるのか・・・?(謎笑)