207系(概要) 207系 編成パターン 207系 履歴
量産先行車として7両固定3M4Tで0番代1編成が新製されて淀川電車区に配置,片町線の松井山手〜片町で運用を開始した。 この編成は現在も7両固定編成で運用されている。
←松井山手〜片町→ | |||||||
←上り方 | |||||||
番代 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C4M | 1C4M SIV Cp |
量産車として4連と3連が淀川電車区に増備され片町線で運用された。 松井山手から東へは4両までしか入れないため,7両編成の上り列車は松井山手にて3連を解放,その直後の下り列車に3連を連結して7両編成としている。 このほか全区間を4両編成で走行する列車,および3連×2=6両編成で走行する列車もあった。
←木津・同志社前〜片町→ | + | ←松井山手〜片町→ | ||||||
←上り方 | + | |||||||
番代 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 | 0 | 100 | |
電連 |
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C4M | 1C4M SIV Cp |
←木津・同志社前〜片町→ | ||||
←上り方 | ||||
番代 | 0 | 0 | 0 | 100 |
電連 |
||||
搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C4M |
←松井山手〜片町→ | ||||||
←上り方 | ||||||
番代 | 100 | 0 | 100 | 100 | 0 | 100 |
電連 | 電連 |
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C4M SIV Cp |
宮原電車区にも4両編成が投入されて福知山線で運用,JR東西線開業時に結ばれる両側の路線で207系が走ることになった。 淀川電車区にも4両編成が増備されている。いずれも,両側の先頭車が電気連結器付の100番代となった。
←大阪〜新三田→ | ||||
←上り方 | ||||
番代 | 100 | 0 | 0 | 100 |
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C4M |
1994年以降は1000番代として増備された。
まず,京スタ(吹田工場高槻派出所)に2連+6連の8両編成で配置,明石電車区の103系が置き換えられてJR神戸線尼崎以西から103系が姿を消した。
1M2Tで走行可能な性能であるが,JR東西線開業時の0番代との編成替えに備えて6連でも3M3Tとなっている。
基本は2連+6連=8両編成であるが,昼間は2連を解放して6両編成で運転された。
←草津・京都〜(ラッシュ時・8両)〜西明石・加古川→ | |||||||||
←京都〜(昼間・6両)〜西明石→ | |||||||||
←上り方 | + | ||||||||
番代 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1100 | 1000 | 1000 | |
電連 | 電連 |
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C1M*4 SIV | Cp | 1C1M*4 SIV | 1C1M*4 SIV | Cp | 1C1M*4 SIV | Cp |
なお,一部の駅でホーム延伸が間に合わず,運用開始後1ヶ月ほどはM車1両欠車した2連+5連=7両編成で運転された。
←草津・京都〜(終日・7両)〜西明石・加古川→ | |||||||
←上り方 | |||||||
番代 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1100 | 1000 | 1000 |
電連 | 電連 |
電連 | 電連 |
||||
搭載機器 | 1C1M*4 SIV | Cp | 1C1M*4 SIV | Cp | 1C1M*4 SIV | Cp |
宮原電車区に1000番代の4連および3連が順次増備された。 4連は0番代と共通運用で,4両編成または2編成連結の8両編成にて運用,3連は2編成併結の6両編成にて運用された。(下図は編成例)
←大阪〜(4両)〜新三田・篠山口→ | |||||||||
←大阪〜(8両)〜新三田・篠山口→ | |||||||||
←上り方 | + | ||||||||
番代 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 100 | 0 | 0 | 100 | |
電連 | 電連 |
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C1M*4 SIV | 1C1M*4 SIV | Cp | 1C4M SIV Cp | 1C4M |
←大阪〜新三田・篠山口→ | ||||||
←上り方 | ||||||
番代 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 |
電連 | 電連 |
電連 | 電連 |
|||
搭載機器 | 1C1M*4 SIV | Cp | 1C1M*4 SIV | Cp |
JR東西線が開業する1997年3月8日までに,淀川電車区・宮原電車区・吹田工場高槻派出所の207系を交えて7両固定1編成以外すべて3連または4連への編成替えが行われた。
そして,全車が吹田工場高槻派出所に集中配置された。
この編成替えでは,M車が1両しかない3連に1C1M×4の1000番代を組み込み,冗長性を高めている。
そのため,モハ207-1000番代のパンタグラフを撤去するなど+500のモハ207-1500番代として0番代3連に組み込んで4連としている。
また,JR東西線は全線地下で剛体架線であるため離線対策としてパンタグラフが1000番代も2台に増設されており,
地上線では1台,JR東西線では2台のパンタグラフを使用して走行している。
第1編成7連以外の0番代先頭車にも電気連結器が取り付けられたため,0番代と100番代の差異はなくなった。
なお,このときに4連および3連,モハ207-1500番代(2両)の増備も行われている。
旧 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1100 | 1000 | 1000 | |
旧 | ||||||||
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
↓↓↓ | ||||||||
新 | ||||||||
1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1100 | 1000 | 1000 |
新 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 500 | 1500 | 0 |
←松井山手〜西明石→ | |||||||
←上り方 | |||||||
番代 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C4M | 1C4M SIV Cp |
←京都・高槻・松井山手〜西明石・加古川・新三田・篠山口→ | ||||||||
←木津・同志社前〜宝塚・篠山口→ | + | ←松井山手〜宝塚・篠山口→ | ||||||
←上り方 | + | |||||||
番代 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1000 | 1000 | 1000 | |
電連 | 電連 |
電連 | 電連 |
|||||
搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C4M | 1C1M*4 SIV | Cp | ||||
←上り方 | + | |||||||
番代 | 0 | 500 | 1500 | 0 | 1000 | 1000 | 1000 | |
電連 | 電連 |
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C1M*4 SIV | 1C1M*4 SIV | Cp | ||||
←上り方 | + | |||||||
番代 | 1000 | 1100 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | |
電連 | 電連 |
電連 | 電連 |
|||||
搭載機器 | 1C1M*4 SIV | Cp | 1C1M*4 SIV | Cp | 1C1M*4 SIV | Cp | ||
←上り方 | + | |||||||
番代 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | |
電連 | 電連 |
電連 | 電連 |
|||||
搭載機器 | 1C1M*4 SIV | 1C1M*4 SIV | Cp | 1C1M*4 SIV | Cp |
鷹取工場が2000年3月をもって廃止され,その機能を2000年4月に網干総合車両所(網干電車区を機能拡張)に移した。 網干総合車両所は207系などを含む新世代車両の検修を効率的に行えるような設備としたことから, 吹田工場高槻派出所に配置されていた207系も網干総合車両所で検査を行うことになり,全車が網干総合車両所明石支所(元明石電車区)に転属となった。 編成と基本的な運用方法に変更はない。
学研都市線で,京田辺駅折返し設備新設・橋上化,大住駅行違い設備新設等の完成に伴うダイヤ改正が行われた。
それまで松井山手以西であった7両編成運転区間も京田辺までに延びている。
これに対応するために207系が増備された。
今回増備されたのは,207系1000番代をベースに,制御装置・代車など223系2000番代をベースにした床下機器とを組み合わせたイメージである。
そのため,制御装置はIGBTインバータとなっている。
また,車両間転落防止幌および車椅子スペースが設置されている。
唯一7両固定である第1編成は,今回のダイヤ改正から201系・205系の運用に組み込まれており,JR東西線〜学研都市線へは姿を現さなくなっているが, 逆に湖西線堅田および琵琶湖線草津まで足を伸ばしている。
←京都〜西明石・新三田→ | |||||||
←上り方 | |||||||
番代 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C4M | 1C4M SIV Cp |
←京都・高槻・松井山手・京田辺〜西明石・加古川・新三田・篠山口→ | ||||||||
←木津・同志社前〜宝塚・篠山口→ | + | ←京田辺〜宝塚・篠山口→ | ||||||
←上り方 | + | |||||||
番代 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
電連 | 電連 |
|||||||
搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C4M | ||||||
←上り方 | + | |||||||
番代 | 0 | 500 | 1500 | 0 | 1000 | 1000 | 1000 | |
電連 | 電連 |
電連 | 電連 |
|||||
搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C1M*4 SIV | 1C1M*4 SIV | Cp | ||||
←上り方 | + | または | ||||||
番代 | 1000 | 1100 | 1000 | 1000 | ||||
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C1M*4 SIV | Cp | 1C1M*4 SIV | Cp | ||||
←上り方 | + | |||||||
番代 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 2000 | 2000 | 2000 | |
電連 | 電連 |
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C1M*4 SIV | 1C1M*4 SIV | Cp | 1C1M*4 SIV | Cp | |||
←上り方 | + | |||||||
番代 | 2000 | 2000 | 2000 | 2000 | ||||
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C1M*4 SIV | 1C1M*4 SIV | Cp |
4連と3連の組み合わせに番代による制約はない
207系2000番代(4+3)×8編成が網干総合車両所明石支所に順次増備され,増備車のみで編成が固定されたまま7連で同所の201系運用の一部に限定運用, 捻出された201系で宮原総合運転所の103系運用をこなし,JR神戸線・JR京都線・JR宝塚線から103系が姿を消した。 その後,2003年12月ダイヤ改正からは限定運用を外れ,既存の207系に混ざって共通で運用されている。
2005年11月から2006年3月にかけて207系全車両の塗色デザインが321系と同様なものに変更されている。 変更は毎日1〜2編成のペースで編成ごとに行われ,変更期間中は新色編成と旧色編成の併結が普通に見られた。
なお,唯一7両固定である第1編成は,2005年6月19日から限定運用ながらJR東西線〜学研都市線へも入る運用に就いている。
←京都・高槻・松井山手・京田辺〜西明石・新三田→ | |||||||
←上り方 | |||||||
番代 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C4M | 1C4M SIV Cp |
←京都・高槻・松井山手・京田辺〜西明石・加古川・新三田・篠山口→ | ||||||||
←木津・同志社前〜宝塚・篠山口→ | + | ←京田辺〜宝塚・篠山口→ | ||||||
←上り方 | + | |||||||
番代 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C4M | ||||||
←上り方 | + | |||||||
番代 | 0 | 500 | 1500 | 0 | 1000 | 1000 | 1000 | |
電連 | 電連 |
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C4M SIV Cp | 1C1M*4 SIV | 1C1M*4 SIV | Cp | ||||
←上り方 | + | または | ||||||
番代 | 1000 | 1100 | 1000 | 1000 | ||||
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C1M*4 SIV | Cp | 1C1M*4 SIV | Cp | ||||
←上り方 | + | |||||||
番代 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 2000 | 2000 | 2000 | |
電連 | 電連 |
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C1M*4 SIV | 1C1M*4 SIV | Cp | 1C1M*4 SIV | Cp | |||
←上り方 | + | |||||||
番代 | 2000 | 2000 | 2000 | 2000 | ||||
電連 | 電連 |
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搭載機器 | 1C1M*4 SIV | 1C1M*4 SIV | Cp |
4連と3連の組み合わせに番代による制約はない
学研都市線の一部区間で4両編成までしか対応してなかった駅も2010年3月のダイヤ変更に合わせて全駅が7両編成対応に改良され, 京田辺での増結・解放がなくなって全区間で7両となり,207系の4両+3両の編成は終日ペアを変えずに7両で運用されている。
搭載機器・・・1C4M:VVVF制御装置1C4M,1C1M*4:VVVF制御装置1C1M×4,SIV:補助電源,Cp:コンプレッサ
運転区間は代表的なものを示している
207系(概要) 207系 編成パターン 207系 履歴