2005年10月から関西〜九州のブルートレインは本州内では1本となってしまいました。
この最後の1本は京都〜熊本の「なは」と京都〜長崎の「あかつき」を京都〜鳥栖で併結して運転される列車で，直流電化区間ではEF66が牽引します。
2005年10月から関西〜九州のブルートレインは本州内では1本となってしまいました。
この最後の1本は京都〜熊本の「なは」と京都〜長崎の「あかつき」を京都〜鳥栖で併結して運転される列車で，直流電化区間ではEF66が牽引します。
最後の関西〜九州ブルートレイン「なは・あかつき」も2008年3月15日のダイヤ変更で廃止されました。
数少なくなった関西〜九州のブルートレインのひとつ「なは」。
運行区間は新大阪〜西鹿児島でしたが，2004年3月に九州新幹線が新八代〜鹿児島中央（旧「西鹿児島」）で開業してからは新大阪〜熊本に短縮されてしまいました。
直流電化区間ではEF65が牽引します。
2005年10月1日ダイヤ改正で「なは」は運転区間が京都まで延長されたうえで京都〜鳥栖にて「あかつき」と併結運転されることになりました。
ダイヤ移り変わりのためか，「なは」単独運転最後の上りはEF66牽引ながらカニ24を含めて客車5両という寂しい編成でした。
数少なくなった関西〜九州のブルートレインのひとつ「彗星・あかつき」。直流電化区間ではEF66が牽引します。
現在の運行区間は，「彗星」が京都〜南宮崎，「あかつき」が京都〜長崎で，京都〜門司では両列車を併結して運転しています。
2005年10月1日ダイヤ改正で「彗星」は廃止，「あかつき」は京都〜鳥栖にて「なは」と併結運転されることになりました。
大阪〜ＪＲ神戸線・播但線経由〜浜坂・鳥取の「はまかぜ」は，通常は京都総合運転所のＪＲ西日本色キハ181系で運転されていますが，
多客時には後藤総合車両所などの国鉄色が増結されることもあります。
なお，2000年頃にヘッドマークが白ベースからオレンジベースのものに変更されています。
後藤総合車両所の国鉄色キハ181系で運転されていた岡山〜智頭急行経由〜鳥取の「いなば」が，2003年10月からキハ187系「スーパーいなば」になりました。
余剰となった後藤総合車両所のキハ181系国鉄色車の一部が京都総合車両所に移り（貸出or転属），
団臨などで時々運転されていましたが，2004年4月には「はまかぜ」の一部に組み込まれて走っています。
写真：基本4両のうち2両が国鉄色。さらに後藤総合車両所からの回送をかねて1両増結された形の「はまかぜ」＜2004/04/10 元町＞
キハ181系「はまかぜ」は2010年11月6日に定期運用最終日となり，翌11月7日から新型特急気動車キハ189系で運行されています。
東京発着で九州・四国・山陰とを結ぶ夜行列車は関西地区を深夜に走るダイヤとなっていますが， 大雨による抑止などでダイヤが乱れて大幅に遅れた場合は，ご乗車されている方々には大変お気の毒なことですが， 明るくなってから関西地区で走るのを見ることができる場合もあります。
2003年8月16日早朝には，前夜の関東地区での大雨による抑止のため， ブルートレイン 1レ「富士」，3レ「さくら・はやぶさ」，5レ「あさかぜ」，および 285系 5031M「サンライズ瀬戸・サンライズ出雲」が，明るくなってから須磨付近を走るのを見ることができました。
その後，2005年3月1日ダイヤ変更で「あさかぜ」と「さくら」が消滅し，「富士」と「はやぶさ」が東京〜門司で併結運転となっています。
さらに，「富士・はやぶさ」も2009年3月14日ダイヤ変更で廃止され，東京〜九州ブルートレインは消滅，ＪＲ神戸線を走る定期ブルートレインは全廃となりました。
京都〜ＪＲ神戸線・智頭急行経由〜鳥取・倉吉の「スーパーはくと」は智頭急行所有の7000系で運転。
通常は前方の展望が可能な非貫通型が先頭に立ちますが，検査入場などで不足する場合は中間に連結することもできる貫通型が先頭になることもあります。
智頭急行経由の特急として以前は定期列車であったキハ181系「はくと」は，現在は智頭急行HOT7000系「スーパーはくと」に置き換えられましたが，
臨時列車として多客時に運転されることがありました。
しかし，その後，HOT7000系の増備による「スーパーはくと」の増発などで「はくと」が運転されることはなくなりました。