2010年のトレインフェスティバルも,鈴蘭台車庫をメイン会場にして一般公開の形で10月3日に開催されました。 生憎の天候ながら開場1時間前には既に入場待ちの列ができており,10時の開場時には200名くらいの列ができていました。
その多くの人たちの狙いは「トレフェス特別列車」ではなかったでしょうか。
「トレフェス特別列車」は, トレインフェスティバルでは今回初めて見津車庫で実施される車両撮影会の参加者を送迎するために,鈴蘭台車庫と見津車庫との間で2往復運行される専用列車で, 各回先着150名が乗車することができます。小生も真っ先に「トレフェス特別列車」の列に並んて整理券をゲット, 無事にしんちゃん・てつくんのヘッドマークを掲げた6003Fに乗り込み,見津車庫へ向かいます。
運転士時刻表を見ると「トレフェス特別列車」はダイヤ上,「回送」扱い。通常の営業列車なら必ず停車する鈴蘭台西口,西鈴蘭台も通過!
見津車庫には1353F,3003F,5003Fが綺麗に並んで留置されており,その横に「トレフェス特別列車」6003Fが並び, 車番末尾が3で揃えられた各スタイル4編成の並び写真が撮影できるという嬉しい演出です。
少し離れたところにはワンマン運転に非対応で休車中の1118Fが留置されており,さらに奥には今年搬入された砕石運搬用モーターカーが展示されています。
撮影会は約40分あり,余裕を持って撮影することができました。 終了後は再び特別列車に乗って鈴蘭台車庫へ戻ります。
こちらはモーターカーの導入で行く末が気になる電気機関車701号。係員の方に案内していただきながら見学することができます。こちらも人気で常時長蛇の列でした。
恒例の鉄道模型運転会も,神鉄の懐かしい車両から最新鋭の車両まで勢ぞろい。
そのほか,鉄道部品などの販売,車両の床下機器の展示,トラバーサーでの台車抜き取り実演,ピットに潜っての車両床下の見学,パンタグラフとドアの操作体験, 運転しみゅれーたー,6002Fでのちびっこ運転士・車掌体験,踏切警報機・遮断機の展示・操作体験,洗車体験,6000系を模したミニトレイン, しんちゃん・てつくんの着ぐるみお披露目セレモニーおよびビンゴゲームなどのステージイベントなと,充実したコーナーが設けられていました。
今年もますますパワーアップしたイベントで,1日楽しませていただきました。