阪神電鉄・山陽電鉄のダイヤ

2012年3月改正

 阪神なんば線開業からちょうど3年となる2012年3月20日に, 阪神なんば線で平日昼間の快速急行速達化と普通増発などのダイヤ変更が行われるのにともない, 阪神・山陽・神戸高速東西線でダイヤ変更が行われた。 おもな変更内容は次のとおり。

 阪神は本線普通が5000系列または5500系の4両編成。 近鉄直通列車は阪神1000系または9000系と近鉄車両で,阪神本線は6両編成,阪神なんば線・近鉄線内で6・8・10両編成。 阪神本線のその他の種別は急行系車両の6両編成。

 山陽は直通特急が6両編成,S特急が4両編成,普通が3〜4両編成である。

 なお,直通特急は阪神の8000系以降,山陽の5000系以降の車両に限定されている。

 また,山陽の阪神三宮発着列車は大石まで回送して折り返している。

朝ラッシュ時(上り)

 朝ラッシュ時の上り(阪神梅田方面行)は12分ピッチで, 阪神は直通特急区間特急快速急行区間急行普通が各1本で1セット, 山陽は直通特急S特急普通が各1本ずつ運転されているのが代表的なパターンである。

ダイヤパターン(朝ラッシュ時上り12分ピッチあたり本数)
梅田尼崎甲子園 青木三宮高速神戸 高砂姫路
直通特急1本
S特急 1本
快速急行近鉄奈良←1本
区間特急1本
区間急行1本
阪神普通1本
山陽普通1本
朝ラッシュ時ダイヤパターン

昼間時

 データイムは上下とも,阪神では直通特急または特急山陽須磨浦公園折返し, 急行普通がそれぞれ10分ピッチ,快速急行が20分ピッチ。 山陽では直通特急と,普通または山陽線内各駅停車となる阪神特急須磨浦公園折返しが それぞれ15分ピッチで運転されている,

 昼間の直通特急の停車駅パターンは2種類あり, 三宮〜須磨を各駅に停車する直通特急と,この区間を一部通過する直通特急がある。

ダイヤパターン(昼間上下1時間あたり片道本数)
梅田尼崎西宮三宮 高速神戸須磨須磨浦公園 姫路
直通特急2本
直通特急2本
阪神特急2本
快速急行近鉄奈良←3本
急行 6本3本
阪神普通6本
山陽普通阪急三宮← 2本4本
昼間ダイヤパターン

夕ラッシュ時(下り)

 夕方ラッシュ時間帯は阪神線内では, 阪神は直通特急または特急と,普通が10分ピッチ, 快速急行が20分ピッチ, 山陽は12分ピッチで直通特急と,普通または阪神特急がそれぞれ1本ずつ運転されている。

ダイヤパターン(夕方下り1時間あたり本数)
梅田尼崎西宮三宮 高速神戸須磨須磨浦公園 姫路
直通特急5本
阪神特急1本
快速急行近鉄奈良←3本
急行 6本
阪神普通6本
山陽普通一部は阪急三宮または阪神三宮←5本
夕ラッシュ時ダイヤパターン

2012/04/01 記
ダイヤ   阪神・山陽   神戸鉄道資料館