阪急の列車運行は基本的に神戸線・宝塚線・京都線の3系統ごとに独立しており,ダイヤも各線ごとに独立して設定されています。 ここでは神戸線のダイヤについてまとめていきます。
神戸線系統は,神戸本線,今津線,伊丹線,甲陽線から形成されています。
かつて,神戸本線の一部の列車は神戸高速東西線を介して山陽電鉄須磨浦公園まで直通乗り入れ運転をするとともに,山陽電鉄からは阪急六甲まで乗り入れていました。 1998年2月に阪神と山陽が直通乗り入れ区間を延長して梅田〜姫路で直通特急の運転を開始すると同時に阪急〜山陽の直通乗り入れ運転はなくなり, 阪急は神戸高速鉄道東西線新開地まで,山陽は阪急三宮までの運転となっています。
今津線は路線としては今津〜宝塚ですが,1984年3月に西宮北口で分断され, 基本的には西宮北口〜宝塚(6両編成)と今津〜西宮北口(3両編成)のそれぞれの区間での運転となっています。 ただし,平日朝ラッシュ時には準急(8両編成)が宝塚から梅田まで直通運転しています。 また,阪神競馬場(最寄り駅:仁川)でレースが開催される日には西宮北口〜仁川で臨時(普通)(6両編成)が運転される日がありますが, ビッグレースが開催される日には梅田〜仁川で臨時急行(8両編成)が運転される日もあります。
伊丹線(4両編成)と甲陽線(3両編成)は,各線区内で普通のみの運転となっており,区間列車もありません。
なお,甲陽線と今津線西宮北口〜今津ではワンマン運転が行われています。
2006年1月現在
こちらでは神戸本線のダイヤの概要をご紹介します。