神戸市営地下鉄 北神急行
車両とダイヤの歴史

概要
 私が神戸市営地下鉄を本格的に利用するようになったのは1988年の北神急行開業からである。 それ以前は時々しか乗ったことがなかったが,いくつかの駅の時刻表などの資料がたまたま残っていたので,わかる範囲で整理した。
 神戸市営地下鉄は,新神戸〜板宿では市街地内のまさに地下鉄であるが, 板宿〜西神中央は山岳トンネルも含む地上区間でニュータウンを走る都市近郊鉄道である。
 ダイヤといっても地下鉄のものなので,基本的には普通列車のみの平行ダイヤである。 しかしながら,一時期 快速 を運転していたが,退避設備が乏しいため所要時間があまり短縮されず, 阪神大震災を機に廃止され,短命に終わっている。
 北神急行は,沿線の人口が増加してきた神戸電鉄のバイパスとして, 神戸市営地下鉄と相互直通運転することを前提に建設された路線であり, 阪神大震災直後を除き,全列車が神戸市営地下鉄と直通運転している。
 2020年6月1日に北神急行が市営化され,神戸市営地下鉄北神線となる。 北神急行7000系車両は神戸市交通局に編入されるが,ダイヤや車両運用に変更はない。
ダイヤと車両の歴史(開業の過程)
1977年3月 名谷〜新長田 開業
1983年6月 大倉山 延伸開業
1985年6月 学園都市・新神戸 延伸開業
1987年3月 西神中央 延伸開業
1988年4月 北神急行 開業
1989年11月〜 6連化
1991年3月 ダイヤ改正
1993年7月 快速 運転開始
1995年1月 阪神大震災から復旧の過程
1995年7月 震災復旧ダイヤ
1996年5月 ダイヤ改正
2000年〜2001年越年終夜運転
2001年6月 北神急行一部変更 〜 現在
2020年6月1日 北神急行が神戸市営化され,神戸市営地下鉄北神線となる。

神戸市営地下鉄 北神急行    神戸鉄道資料館