【津軽海峡鉄景色】~23~特急スーパー白鳥~3

函館山をバックに津軽海峡沿いを走るJR北海道の789系スーパー白鳥・・・基本は6両編成ですが,2両増結して8両編成で運転されることも少なくありませんでした。

函館山を望む津軽海峡沿いを行く789系 スーパー白鳥

函館山を望む津軽海峡沿いを行く789系 スーパー白鳥

増結2両には785系改造車もあり,この車両が先頭に立つ姿を見ることもよく見られました。

函館山を望む津軽海峡沿いを行く785系300番代先頭のスーパー白鳥

函館山を望む津軽海峡沿いを行く785系300番代先頭のスーパー白鳥

スーパー白鳥用789系6両編成は3両が基本ユニットで,青森方から
<HE-200番代編成3両+HE-100番代編成3両>
という組成。(”<”と”>”は運転台方向を示します。)
青森方3両(HE-201~206編成:<クハ789-モハ788-モハ789+)と
函館方3両(HE-101~106編成:+サハ789-モハ788-クロハ789>)の組み合わせは固定ではないようでした。

8両編成にする場合,多くは青森方に2両(HE-301~302編成:<クハ789-モハ788+またはNE-303編成:<クハ784-モハ785+)を連結して
<HE/NE-300番代2両+<HE-200番代3両+HE-100番代3両>
となっていましたが,増結2連は余裕がなかったようで,8両編成を組成する際に函館方HE-100番代からサハ789を抜き,青森方にHE-200番代3両を2ユニット連結して,
<HE-200番代3両+<HE-200番代3両+HE-100番代2両>
となる場合もありました。

789系変則8両編成スーパー白鳥

789系変則8両編成スーパー白鳥

なお,この編成の函館方5両の組成(写真の前5両)・・・
<HE-200番代3両+HE-100番代2両>
は,789系スーパー白鳥登場当初に5両編成で運転されていたときと同じ組成です。