月別アーカイブ: 2018年3月

【神鉄】粟生線サポーターズくらぶ貸切列車

神戸電鉄粟生線サポーターズくらぶは,利用者の減少が続く神戸電鉄粟生線の活性化を目指して2012年に設立され,さまざまな活動を行っておられます。 そのひとつとして「粟生線サポーターズくらぶの集い」が開催されています。

2018年3月17日の「粟生線サポーターズくらぶの集い」は鈴蘭台車庫において開催され, 2017年度末で引退する1122Fの車内でくらぶの集いなどが行われたようです。 その後,同くらぶの貸切列車として1122Fがヘッドマークを掲出して鈴蘭台~志染を1往復しました。

神戸電鉄粟生線サポーターズくらぶヘッドマークを掲出している貸切列車1122F1121号

神戸電鉄粟生線サポーターズくらぶヘッドマークを掲出している貸切列車1122F1121号

ヘッドマークには両先頭車とも「Thank You! Ao-Line Supporters!!」と記されていますが,デザインが異なったものとなっていました。

神戸電鉄粟生線サポーターズくらぶヘッドマークを掲出している貸切列車1122F1122号

神戸電鉄粟生線サポーターズくらぶヘッドマークを掲出している貸切列車1122F1122号

2017年度は6500系2編成が増備されましたが,この1122Fが引退することが粟生線サポーターズくらぶの集いの参加者募集リリースの中に記述されていたほか,3004Fも運用を終えて部品取りされた状態になっていたことから廃車が確定のようです。

この2編成は車両スタイルが大きく違いますが,
1122Fが1972年7月竣工,
3004Fが1974年7月竣工で,竣工時期は意外に近いですね。

【神鉄】山田錦まつり号

酒米「山田錦」の生産地である三木市吉川町で,毎年3月の第2土曜日と日曜日に開催される「山田錦まつり」は,山田錦で造られたお酒のおまつりです。

2018年は3月10日・11日に開催された山田錦まつりの会場に向けて,神戸電鉄で貸切の山田錦まつり号が運行されました。

貸切列車「山田錦まつり号」は,谷上駅に集合した事前申し込みの参加者を乗せ,鈴蘭台駅を経由して貸切バスに乗り継ぐ粟生線恵比須駅まで運行。(車両は三木駅まで回送して折り返し鈴蘭台へ回送入庫。)
ミュージアムトレイン6004Fの車内をお座敷仕様に模様替えし,山田錦で造られたの銘酒を飲みながら三木市出身アーティストによる生演奏を楽しみ, まつり会場に向かうというもののようです。

これに先立つ2月17日から,貸切列車に使用される6004Fミュージアムトレインに「山田錦まつり号」ヘッドマークが掲出されていました。

山田錦まつり号ヘッドマークを掲出している神戸電鉄6004F

山田錦まつり号ヘッドマークを掲出している神戸電鉄6004F

3月10日の貸切列車「山田錦まつり号」では,運転台に乗務している粟生線活性化シンボルキャラクター「しんちゃん」も法被鉢巻姿になっていたようで・・・

【神鉄】在りし日の三木駅舎

2018年3月4日の夕刻,神戸電鉄粟生線三木駅がたいへん残念なことになってしまいました。
近隣の住宅からで発生した火災から延焼し,三木駅の駅舎も全焼してしまいました。

私はあまり駅舎を撮影していないのですが,昭和の時代の懐かしさを感じたのでしょう,
三木駅の写真はありました。

2000年9月の神戸電鉄三木駅

神戸電鉄粟生線三木駅(2000年9月9日)

さすがに焼けてしまった駅舎に近い下り線は使えず,上り線だけで上下双方向の列車を裁くことになり,同駅での行き違いができないため運行本数を減らした臨時ダイヤではありましたが,翌日3月5日の始発から運行再開。
その後,下りホームに改札機などを設置して下り線も3月9日の午後から使用開始して通常運行となりました。

神戸新聞の記事によれば運転保安装置など重要機器への延焼は免れたとのことですが,完全に無傷とは思われず,神鉄関係者の迅速な復旧作業があってこそ,早期運行再開に漕ぎ着けられたことでしょう。
存続が危ぶまれている神戸電鉄粟生線ですが,三木駅が早期に完全な姿に戻ることを願います。

【山陽】Last Runヘッドマーク(3204F)

山陽電鉄で6000系の増備にともない3000系列が順次引退していますが,2018年2月28日に3204Fが運用終了。
恒例となった引退車両への Last Run ヘッドマークが2月14日から掲出されていました。

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽3204号車

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽3204号車

新造時に3200系として誕生した編成で最後まで残っていた3204Fの引退により,残るは3000系として誕生した車両の主電動機取り換えなどで3200系に編入された編成のみとなりました。
3200系唯一のリニューアル編成3210Fは既に主電動機が元に戻されたようで3010Fに復帰済み。残り3206Fと3208Fの2編成のみとなりました。

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽3622号車

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽3622号車

すでに6000系は3連8編成が新造され,3000系列3連8編成が引退しましたので,差し引き0になるのですが,改造のため運用離脱中の5000系5004Fの代わりに6000系3連2編成が6連を組んでいますので,3連は2編成減となっています。
これまでも3000系がリニューアルで長期間1編成運用離脱していたことが多かったので,それくらいの余裕はあるのですね。
3030F4連が一時3連となっていましたが,3連が検査入場の際にはまた同じようなことがあるかもしれませんね。