阪急電鉄で走らせている観光スポットラッピング列車の宝塚線版は,手塚治虫氏の人気キャラクター「鉄腕アトム」などとともに宝塚線沿線観光スポットのイラストでラッピングが施されている1003×8R。
できるだけサイド寄りに撮影しようとしましたが,これ以上は影がかかってしまうため,今の季節はこれで精一杯。陽が高く影が短い時季にリベンジです・・・
手塚治虫氏といえば宝塚にゆかりがあるとのことで,たしか宝塚駅で発車メロディーに鉄腕アトムの音楽が流れていましたよね。
前に撮影した,わたせせいぞう氏が描いた阪急電鉄神戸線沿線観光スポットをイラストにしてラッピングした編成(7017×6R)の写真の出来がいまひとつだったので,先週末にリベンジしてきました。
場所を変え,持っているレンズの中でもっとも広角で,できる限りサイドから撮影。
少しはイラストの雰囲気がわかるようになりましたでしょうか?
ラッピング編成の高速神戸発直通特急嵐山行の次の臨時列車としてやって来た宝塚発今津線経由の直通特急嵐山行は,嵐山直通臨時としては新顔の7001×6R。
この編成は元々鋼製車6連で新製されましたが,アルミ製T車2両を組み込んで8連化,長らく8連で運用されていましたが,アルミ製T車を他編成に供出して元の6連に戻っています。
ヘッドマークに隠れて前面の車番が見えませんが,この編成が7001×6Rであることがわかるポイントは・・・
7003以降は列車無線のアンテナが前のパンタグラフのさらに前にあるのに対して,7000~7002の列車無線アンテナは1台目と2台目のクーラーの間にあり,この写真のアングルではアンテナが見えません。
そして7000と7002は8連ですし,両編成ともクーラーがステンレスカバーのタイプに更新,客室ドアも窓が拡大されているものに交換されています。
これらから,写真の編成は7001×6Rであることが確定できます。
これまでの嵐山直通臨時列車は,普段2+6の8連で運用されている編成を分割した6連を使用していたので,6連の梅田方先頭車前部には転落防止幌取り付けステーがありました。
7001×6Rは,8連だったときに2連を増結して10連で運転されたとき以外は常時単独で運用されている編成ですので,ステーがないすっきりした顔となっています。
以上,蘊蓄たらたらでした・・・(^^;)
阪急京都線の京都名所旧跡ラッピング列車「古都」につづいて,11月1日から神戸線と宝塚線にもラッピング列車が走り始めました。
神戸線は,わたせせいぞう氏が描いた神戸線沿線の観光スポットのイラストで8032×2R+7017×6Rにラッピング。
11月14日から走り始めた嵐山直通臨時列車では,7017×6Rで高速神戸~嵐山の直通特急に運用されています。
残念ながらこのアングルでは,どんなイラストかさっぱりわかりませんが・・・
写っている側の側面の車番が車端にステッカー貼りとなっており,さらに7017号車は本来の切り抜き車番が完全に撤去されているように見えるのですが・・・(まだこの撮影の瞬間しか見ておらず,現物をじっくり見たわけではないのですが,この写真を拡大して見た限りではそのように見えます。)
近年は「あたご」のヘッドマークを掲出していた運用ですが,今回はヘッドマークはありません。
現在,このラッピング列車の愛称を募集中で,来年3月からその愛称のヘッドマークを掲出するそうです。
いつのまにか今年ももう11月。紅葉の季節!。今年も始まりました神戸電鉄のジョイフル有馬キャンペーン。PRするヘッドマークもお馴染みのものとなりました。
ジョイフル有馬のシーズン,6000系には他のヘッドマークが着けられていることが多く,6000系とジョイフル有馬ヘッドマークの組み合わせは意外に少ないように思います。
撮影したのは今日11月07日,うまい具合に1107編成も来ました。
今日の日にちなんでこちらをメインにしようかとも思ったのですが,ジョイフル有馬のヘッドマークはブラックフェイスの6000系の方が映えるんですよね。