阪神・淡路大震災20年

今日は2015年1月17日・・・阪神・淡路大震災発生から20年。

震災で犠牲になられた方々に改めてご冥福をお祈り申し上げます。

私自身は幸い身近に大きく被災された方はおらず,水道とガスが復旧するまで少々時間がかかった程度でほぼ普通の生活を続けることができました。

しかし,被害を受けていた線路沿いを通勤で歩いたり,他部署への応援でいつもと違う場所へ向かう時にいろいろなルートで歩き,目にした神戸の惨状にどうなるのだろうかとの思いで一杯でした。

その後,関係者の方々のご尽力により,寸断されていて復旧まで年単位でかかるとも言われていた鉄道も徐々につながっていき,驚くほどの速さでほぼ震災前の姿に戻ったのはご存知のとおりです。

震災当時は,あまりもの惨状にとてもカメラを持ち出す気にはなれず,震災の被害状況や復旧の過程に関わる写真は全くありません。震災後に初めて神戸の鉄道を撮影したのは阪急神戸線が全線復旧する前日。

阪急神戸線全線開通告知ヘッドマーク付8000系

阪急神戸線全線運転再開を告知するヘッドマーク付8000系

夙川を神戸方面に折り返し出発してゆく8000系

夙川で神戸方面に折り返し出発してゆく8000系

しかし,あれだけの惨状から見事に復旧してきた経過は記録すべきだったかなと,今思うのも事実です。