日別アーカイブ: 2015/09/01

【阪急】5146Fの変遷

昨夏に続いて阪急5100系が2015年8月22日深夜(23日未明)に阪神尼崎まで自力回送されたそうです。
今回は5146×8R。
前回の5136×8Rと同様に,この編成の履歴をわかる範囲で纏めてみます。
(参考:阪急鉄道同好会報・阪急電鉄鉄道ファンクラブ会報)

変遷と言っても,5146×8Rは新造時から現在まで1度も編成替えがなかった唯一の編成のようです。

1985年頃の編成は(新造時から?)

Mc-T-T-Mc’+Mc-T-T-Mc’
+5146-5690-5677-5147+5148-5692-5679-5149+

運行標識板時代の5146×8R

運行標識板時代の5146×8R

中間に入っているMc’5147とMc5148の連結部も自動連結器でした。

1986年に5100系では最初に表示幕化改造が施工されました。

Mc-T-T-Mc’=Mc-T-T-Mc’
+5146-5690-5677-5147=5148-5692-5679-5149+
( = は 電気連結器付密着連結器  + は自動連結器  – は半永久連結器)

Mc’5147とMc5148の前面は改造されずにに原形のままで残っていますが,自動連結器から密着連結器に変更されています。

種別・行先表示幕化改造後の5146×8R

種別・行先表示幕化改造後の5146×8R(宝塚線特急)

2004年3月にはリニューアルが施工され,外観上はクーラーのキセを変更,側面ドアの窓が拡大されています。

リニューアル後の5146×8R(宝塚側5149)

リニューアル後の5146×8R(宝塚側5149)

以降,編成・外観ともに大きな変更がなく現在に至りました。

リニューアル後の5146×8R(梅田側5146)

リニューアル後の5146×8R(梅田側5146)

おそらくMc’5147とMc5148は本線で先頭に立って走ったことがないのでは?