【津軽海峡鉄景色】~29~江差線~3

北海道新幹線が開業してからも津軽海峡線で見られる車両・・・北海道側では・・・

江差線五稜郭~木古内は北海道新幹線と並行する在来線ということでJR北海道から切り捨てられ,第三セクターの「道南いさりび鉄道」に引き継がれましたが,車両はJR北海道からキハ40が9両譲渡されています。

函館山を望む津軽海峡沿いを行くJR北海道キハ40

函館山を望む津軽海峡沿いを行くJR北海道キハ40

このうち2両は既に観光情報発信列車「ながまれ号」として外観と内装が変更されていますが,残りの7両はとりあえずはJR北海道時代ほぼそのままの姿で走っているようです。

そして,貨物列車は津軽海峡線専用といってもいいEH800による牽引のみに・・・。

津軽海峡をバックに江差線を行くEH800牽引貨物列車

津軽海峡をバックに江差線を行くEH800牽引貨物列車

2015年8月の時点ですでにED79が牽引する姿は見られず,EH800に置き換えられていました。

【津軽海峡鉄景色】~29~江差線~3」への2件のフィードバック

  1. 風旅記

    こんばんは。
    道南いさりび鉄道の車両、いずれは独自のカラーに塗り替えられるのではないかと思いますが、まだ想像もつきませんね。
    今はまだ、JR北海道のままの姿の気動車が走り、江差線時代と何も変わっていないように見えます。
    新幹線が経済効果をもたらし、沿線地域に活力を与えるのであればいいことかもしれませんが、並行在来線問題という形で、負の側面が必ずあるということを、もっと公平に議論すべきと思います。
    地域交通が衰退した場合には、新幹線効果は誰のためか、という根本的な疑問が出てきてしまいますね。
    今後とも、宜しくお願い致します。
    風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/?pc

    1. れいらっく 投稿作成者

      コメントありがとうございます。こちらこそよろしくお願いいたします。
      確かに鉄道単体だけの収支を見ていてはだめで,地域の発展の効果も考える必要がありますね。
      一方で,他所では過去よりは減少したとはいえ,はるかに多くの利用者があり地域を支えている鉄道の存廃が議論されているのも事実で,もっとバランスが取れた施策を考えていただきたいものです。

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