【神鉄】在りし日の三木駅舎

2018年3月4日の夕刻,神戸電鉄粟生線三木駅がたいへん残念なことになってしまいました。
近隣の住宅からで発生した火災から延焼し,三木駅の駅舎も全焼してしまいました。

私はあまり駅舎を撮影していないのですが,昭和の時代の懐かしさを感じたのでしょう,
三木駅の写真はありました。

2000年9月の神戸電鉄三木駅

神戸電鉄粟生線三木駅(2000年9月9日)

さすがに焼けてしまった駅舎に近い下り線は使えず,上り線だけで上下双方向の列車を裁くことになり,同駅での行き違いができないため運行本数を減らした臨時ダイヤではありましたが,翌日3月5日の始発から運行再開。
その後,下りホームに改札機などを設置して下り線も3月9日の午後から使用開始して通常運行となりました。

神戸新聞の記事によれば運転保安装置など重要機器への延焼は免れたとのことですが,完全に無傷とは思われず,神鉄関係者の迅速な復旧作業があってこそ,早期運行再開に漕ぎ着けられたことでしょう。
存続が危ぶまれている神戸電鉄粟生線ですが,三木駅が早期に完全な姿に戻ることを願います。