2018年を振り返る第3弾は,前回と同じく神戸高速線開通50周年記念ヘッドマークの阪急。
車両を持たない珍しい鉄道会社で有名だった神戸高速鉄道が,阪急三宮,阪神元町,山陽西代,神戸電鉄湊川を結んで今年2018年4月7日に50周年を迎えるのを記念して,いろいろなイベント・キャンペーンが行われましたが,その一環として4社の車両各2編成にヘッドマークが同日から6月30日まで掲出されました。
4社共通で2種類のデザインのヘッドマークが作成され,橙色系のヘッドマークには神戸高速線開通当時の各社の主力車両,青・緑系のヘッドマークには現在の最新世代の各社の車両を並べて描かれています。
各社とも2種類のヘッドマークが2編成の何れかのエンドに,また,編成間で逆エンドに掲出されています。
阪急電鉄では・・・
5000系(5001-5501-5591-5551-5523-5503-5563-5053)
1000系(1008-1508-1608-1058-1158-1558-1658-1108)
に掲出されました。
なお,上記の5000系5001Fはその後6連化され,現在は今津線で運用されています。
5000系はそれ以前に既に6編成が6連化されていますが,編成から外されたT車はすべて5100系からの編入車でした。
また,元5100系の車両が編入されるまでは,元々2021系などからの改造車が組み込まれていました。
5001F6連化時に外された5563号車は,唯一5000系のT車として新造された車両でした。
おそらくこの5563号車も廃車になると思われますが,その場合,5000系として新造された車両で初の廃車となります。