山陽電鉄では2016年から新形式車両6000系が新造され,同年4月27日から営業運用を開始,以降も増備されており,それに伴い3000系が順次引退しています。
2019年2月21日から3206F(3206-3207-3617)に,翌22日から3208F(3208-3209-3618)に,Last Run ヘッドマークが最終通常営業運行日の2月28日まで掲出されました。
ヘッドマークには,掲出されている車両の旧塗装時代の前面のイラストが描かれるとともに,車番と運用された期間が記されています。
3000系から改造により3200系に編入された先頭車には,3000系時代の元車番も併記。
ワンマン運転対応の3200系は網干線での運用が多かったので,網干線へ出張撮影↑。
3206Fには各車両側面中央扉横に「日本酒のふるさと播磨」ステッカーも貼られており,通常営業運行引退後の2019年3月2日の播磨の新酒列車運行イベントで,「日本酒のふるさと播磨」ヘッドマークを掲出した貸切列車が本当に最後の本線走行となりました。
最後まで3200系として残っていた3206Fと3208Fの引退により,3200系は消滅となりました。