阪急電鉄の8000系は1989年1月1日に営業運転を開始,2019年にデビューから30周年を迎えました。
これを記念して,まず第1弾として2019年1月19日から4月16日まで,8000系第1編成(神戸線8000×8R)をデビュー当時に近いスタイルに復元して記念列車として運行しました。
第2弾として2019年5月下旬から11月1日まで,神戸線と宝塚線の8000系各1編成および京都線の8300系1編成に拡大して,再びデビュー当時に近いスタイルに復元した記念列車が運行されています。
復元内容は第1弾と同様,前面窓下飾り帯,Hマーク,旧社章で,ステッカーにて表現しています。
ヘッドマークは第1弾と異なるデザインのものが9月30日まで掲出されています。
記念列車として走り始めて4ヶ月以上たちましたが,ようやく全編成が撮影できました。
○神戸線(8000×8R):2019年 5月22日~11月1日
8000系車両誕生30周年第1弾終了後,正雀工場で定期検査を受け,出場後すぐに第2弾の記念列車となったので初めは床下もグレーで綺麗だったようですが,撮影できたときにはすでにこの状態でした。
定期検査の際にクーラーが新しいタイプに更新されて少し外観に変化がありました。
○宝塚線(8004×8R):2019年 5月28日~11月1日
宝塚線では,同線で運用されている8000系の再若番編成の8004×8Rが記念列車に。
ヘッドマークは神戸線の8000×8Rと同じデザインで,梅田方のヘッドマークの文字には神戸線と宝塚線の両方のラインカラーが盛り込まれています。
すでにVVVF制御装置が更新されています。
つづく