月別アーカイブ: 2019年11月

【北神急行】「何度でも立ち上がる!!」・「北神弓子に年賀状を贈ろう。」ヘッドマーク

北神急行電鉄では2019年11月1日から12月2日まで,運用中の全編成に2種類のヘッドマークが掲出されました。(全5編成のうち,1編成は入場中の模様。)

○谷上寄り先頭車(7150側):何度でも立ち上がる!!(小湊鐵道を応援)

北神急行電鉄の社員がかつて小湊鐵道を訪れたことが縁で,2019年台風15号で大きな被害を受けた小湊鐵道の復旧資材の調達に北神急行が一役買ったことが新聞などでも取り上げられ話題となりました。
それをきっかけに両鉄道会社の間でヘッドマークを交換して相互にPRすることとなりました。北神急行の車両に掲出されたヘッドマークには小湊鐵道の車両が描かれ,「何度でも立ち上がる!!」のメッセージを添えられています。

何度でも立ち上がる!!ヘッドマークを掲出している北神急行7000系

何度でも立ち上がる!!ヘッドマークを掲出している北神急行7000系

同時期に小湊鐵道の車両に掲出されたヘッドマークには,北神急行電鉄公式マスコットキャラクター「北神弓子」が描かれ,「神戸から応援しています。」のメッセージが添えられています。

ところで関西の普通?の人々に「小湊鐵道」ってどれくらい知られているのでしょう?
テレビのドラマやCMにときどき「出演」していると思いますが・・・

青春18きっぷでムーンライトながらに乗って小湊鐵道を旅したのは,ちょうど菜の花満開の時季でした。

春の小湊鐵道(2014年3月)

春の小湊鐵道(2014年3月)

今なお昭和の時代の雰囲気でいっぱいの気動車ばかりが現役で活躍しているお気に入りの鉄道です。

○西神中央寄り先頭車(7050側):北神弓子に年賀状を贈ろう。

神戸市内郵便局と北神急行電鉄が連携して年賀状文化を促進する「北神弓子に年賀状を贈ろう。キャンペーン」の一環として掲出されています。

北神弓子に年賀状を贈ろう。ヘッドマークを掲出している北神急行7000系

北神弓子に年賀状を贈ろう。ヘッドマークを掲出している北神急行7000系

北神急行線が来年(2020年)6月1日から神戸市営となることがほぼ確定したようですが,神戸新聞の記事によると,北神急行の社員は神戸電鉄に出向させ,神戸市が運行を神鉄に委託するとのこと。
北神急行電鉄としての運行はあと,ちょうど6ヶ月ですが,運賃以外にこれから実際にどのような変化があるのか,気になるところです。

【阪急】嵐山直通臨時「さがの」(2019年秋)

2019年秋の阪急電鉄嵐山直通臨時列車は,この年1月19日からの京都線新ダイヤに合わせて変更された2019年春の臨時ダイヤと同様に運転されました。
11月16日から28日まで,土曜日と休日には大阪梅田~嵐山を直通する快速特急が各日3往復,火曜日~木曜日には神戸線西宮北口~嵐山で直通特急が「京とれいん雅洛」により各日1往復運転されました。

土休日の嵐山直通臨時列車に掲出される「さがの」ヘッドマークは,春と同じデザインをベースとしながらも秋模様となりました。(春の「さがの」はこちら
昼間の間合い運用で嵐山線内(桂~嵐山)普通で運転される際もヘッドマークを掲出したままです。

阪急嵐山直通臨時列車さがの2019年秋8300系

【阪急】嵐山直通臨時列車「さがの」2019年秋8300系

嵐山線内は最長6両編成で,通常は6300系4両編成で運転されています。
行楽シーズン多客時に運転される嵐山直通臨時列車と,その期間中の嵐山線内折り返し普通列車は早朝・夜間を除いて6連で運用されています。近年は直通臨時列車を含めて京都線系で6連で運用されるのは殆どが8300系で,7300系が6連で運用されるのは非常に珍しいことでした。
同期間中の昼間に運転される線内折り返し列車2編成のうち,1編成は朝夕の臨時列車「さがの」に充当される3編成のうちの1編成の間合い運用,もう1編成はほぼ終日にわたり線内折り返し列車に運用される6連が充当されますが,今シーズンは7300系7321Fが後者に就きました。

阪急嵐山線内折り返し普通列車行楽シーズン6両編成 2019年秋7300系

【阪急】行楽シーズン嵐山線内折り返し普通列車6両編成(2019年秋7300系)

通常7321Fは大阪梅田方に7323-7353を増結した8連で本線運用に就いていますが,今春にも増結2連を切り放した6連で臨時直通列車「さがの」に充当されていました。しかし,この時はヘッドマークが掲出されているため前面の車番が隠れていましたが,今回は堂々と車番が見られる状態での運転となりました。

【山陽】B-1グランプリin明石ヘッドマーク(2019年)

神戸マラソンの次はB-1グランプリ。山陽電鉄沿線でイベントが続きます。

ご当地グルメでまちおこしの祭典「B-1グランプリ」が山陽電鉄沿線で開催されるのをPRするヘッドマークが,山陽電鉄車両に掲出されます。

2019年11月23日・24日に,ご当地グルメでまちおこしの祭典B-1グランプリが明石で開催されるのをPRするヘッドマークが,山陽電鉄5000系6連の2編成に2019年10月4日から開催当日の11月24日までに掲出されています。

B-1グランプリin明石ヘッドマークを掲出している山陽5630F

【山陽】B-1グランプリin明石ヘッドマークを掲出している5630F

ヘッドマークの記述によると,明石市制施行100周年記念事業とのことで・・・おめでとうございます。

【山陽】神戸マラソンヘッドマーク(2019年)

2011年から毎年11月に開催されている神戸マラソンは,コース途中の須磨~明石海峡大橋付近では山陽電鉄の路線に並行して走ります。

山陽電鉄では2017年の第7回神戸マラソンからナンバーカードスポンサーとして協賛するとともに各種企画を実施しており,その一環として,神戸マラソンのしばらく前から当日まで,PRヘッドマークを一部の編成に掲出しています。

神戸マラソン2019ヘッドマークを掲出している山陽5000系5008F

【山陽】神戸マラソン2019ヘッドマークを掲出している5000系5008F

2019年は11月1日から神戸マラソン当日の11月17日まで,神戸マラソン2019ヘッドマークを5000系6連2編成に掲出しています。

神戸マラソンヘッドマークは,昨年まで5編成に掲出だったんですけど・・・。

【神鉄】三木金物まつりへGO!ヘッドマーク(2019年)

金物の町として発展してきた神戸電鉄沿線の兵庫県三木市内で,毎年11月最初の週末に「三木金物まつり」が開催されます。
開催日には会場近くの神戸電鉄各駅と会場を結ぶ無料バスも運行されます。
神戸電鉄でも開催日のいずれか1日が全線乗り放題となる「三木金物まつり1dayチケット」を発売してきました。

2019年に新たな企画として,会場最寄り駅まで親子向け特別列車「しんちゃん&てつくん電車で三木金物まつりへGO!」が運行されました。車内では親子で楽しめる催しが行われたようです。

2019年の「三木金物まつり」は11月2日・3日に開催,初日の11月2日に親子向け特別列車「しんちゃん&てつくん電車で三木金物まつりへGO!」が記念ヘッドマークを掲出して谷上(10:03発)から恵比須(11:13着)まで,特別列車としては珍しく通常塗色の1100形(1109F3連)により運行されました。

なお,ヘッドマークは10月初めから同編成に掲出されて通常運用に就き,PRに一役買っていました。

しんちゃん&てつくん電車で三木金物まつりへGO!(2019年)ヘッドマークを掲出する神戸電鉄1110F

三木金物まつりへGO!(2019年)ヘッドマークを掲出する神戸電鉄1110F

「しんちゃん&てつくん電車で三木金物まつりへGO!」なのに,珍しく「しんちゃん」ぬいぐるみが乗務していない1100形が抜擢されたのは,何かをほのめかしているのだろうかと考えるのは考えすぎなのでしょうか?