山陽電鉄では2016年から新形式車両6000系が新造され,同年4月27日から営業運用を開始,以降も増備されており,それに伴い3000系が順次引退しています。
アルミ無塗装車3100系3100-3101-に連結された3000系リニューアル未施工鋼製車3619は,アルミ無塗装車に合わせて白く塗装されてWhite Angelと呼ばれていたようですが,2022年4月22日から「Last Run White Angel 3619」ヘッドマークが掲出され,5月5日がラストランの日となりました。
今回引退したのは3619号車ですが3100号車にも同じヘッドマークが掲出されていました。
最後尾に White Angel が連結されているのがよくわかります。
特徴ある車両が連結された特長ある編成が姿を消したのは残念。
3619に連結されていた3100-3101-は,3070F4連の姫路方2両と組んで3100-3101-3540-3640の4両編成で引続き運用を継続しています。
そうなると押し出された3070-3071-の2両の行方が気になります。
リニューアルされたとは言え車齢が随分高い鋼製車が多数残っていることから廃車はないと考えると,3000系の中でもアルミ車とは言え最高齢でリニューアルもされてない3600と3601を置き換えることになると推測されますが,どのような姿になるのか出てくるのでしょうか? 特徴ある編成が現れるのを期待。
また,これにより,3000系列リニューアル未施工鋼製車で残る車両は,アルミ車体ながら鋼製車一般色に塗装された3066-3067-3538-に連結された3638号車の1両のみとなりました。