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【阪急】お正月のヘッドマーク(2021年)

2021年が始まりました。
今年も年の初めはお正月のヘッドマークの話題から・・・。

阪急電鉄恒例の初詣ヘッドマーク。
今年の干支,丑(うし)がデザインされています。

2021年初詣ヘッドマークを掲出する阪急7019×8R

2021年初詣ヘッドマークを掲出する阪急7019×8R

今年はよい年でありますように・・・

【神鉄】クリスマス列車(2020年)

粟生線活性化の一環として,2010年からクリスマスシーズンにクリスマス列車を走らせています。
この編成の車内は,粟生線沿線の保育所・幼稚園の子供たちの願い事やメッセージが書かれたポスターが掲出されるとともに窓にクリスマス雰囲気を醸し出す装飾がされ,両先頭にはサンタクロースなどが描かれたクリスマスヘッドマークが掲出されています。

2020年は12月1日から25日まで,一般塗色編成2002Fの両先頭にクリスマスヘッドマークを掲出するとともに車掌台に乗務している「しんちゃん」がサンタクロース姿になって,クリスマス装飾列車として走りました。車内の宙吊りには神鉄沿線の幼稚園・保育園の園児がサンタクロースへの願い事やメッセージを書いたポスター,側面窓には「しんちゃん&てつくん」とクリスマスをイメージしたデザインシールで装飾されています。

神戸電鉄2020年クリスマス列車2002F

神戸電鉄2020年クリスマス列車2002F

クリスマス装飾列車としては初めて3両編成で運行されました。
車内ポスターの作成に協力されている幼稚園・保育園のほとんどが粟生線沿線なのに,4両編成だと粟生線で運行されることが少ないからでしょうか。

なお,この年は新型コロナウイルスの感染拡大のためか,例年行われているクリスマススペシャル企画のイベント列車は運行されませんでした。

【阪急】8000系Classic8000ヘッドマーク

阪急電鉄の8000系は1989年1月1日に営業運転を開始,2019年にデビューから30周年を迎えました。

これを記念して,まず第1弾として2019年1月19日から4月16日まで,8000系第1編成(神戸線8000×8R)をデビュー当時に近いスタイルに復元して記念列車として運行しました。

第2弾として2019年5月下旬から11月1日まで,神戸線と宝塚線の8000系各1編成および京都線の8300系1編成に拡大して,再びデビュー当時に近いスタイルに復元した記念列車が運行されました。
復元内容は第1弾と同様,前面窓下飾り帯,Hマーク,旧社章で,ステッカーにて表現され,第1弾と異なるデザインのヘッドマークが9月30日まで掲出されました。

そして第3弾として2020年9月24日から11月4日まで,クラッシック8000・8300に新たなデザインのClassic8000・8300ヘッドマーク,また,車内妻面にアルミプレートが掲出されました。

【阪急】Classic8000ヘッドマークを掲出する神戸線8000×8(C#8100側)

【阪急】Classic8000ヘッドマークを掲出する神戸線8000×8(C#8100側)

神戸線8000×8Rと宝塚線8004×8Rは同じヘッドマーク, 京都線8300×8Rはラッシュ時に増結・解放運用に就くためC#8300はヘッドマーク掲出なし,C#8400に神戸線8000×8RのC#8000と同じイメージのClassic8300ヘッドマークが掲出されました。

【阪急】Classic8000ヘッドマークを掲出する神戸線8000×8(C#8000側)

【阪急】Classic8000ヘッドマークを掲出する神戸線8000×8(C#8000側)

とっくに掲出終了したClassic8000・8300ヘッドマークのアップをし損ねていてどうしようと思っていたのですが,神戸線Classic8000装飾の8000×8Rは2025年前半頃に次回全般重要部検査の予定でしたが2020年12月中に検査入場することとなり 2020年11月27日から8002×8Rに同装飾を施して次回全般検査入場まで運行されることになるとの公式発表があり,それに乗じてこの記事を書いていたのですが・・・

本日2020年11月23日の夜,神戸線Classic8000装飾の8000×8Rが六甲駅付近で踏切内自動車との接触事故で先頭台車が脱線したとの知らせが・・・
けが人がおられなかったのは幸いでしたが,車両は損傷がある模様でこのまま復帰することなく検査入場となってしまいそうに思います。

【神戸市交】神戸ふるさと再発見ヘッドマーク

2020年6月1日に北神急行線市営化により神戸の魅力あふれる里山や有馬をより身近に楽しめることをPRするために, 市内のデザイナーやクリエイター等を対象に「北神線・里山」「北神線・有馬」をキーワードにしたキャッチコピー・ポスターデザイン案が募集され, 外部審査員による審査を経て受賞作品が決定しました。

キーワードごとに最優秀作品各1点が神戸市営地下鉄の車内や駅,市内施設に掲出されているほか,地下鉄車両の一部編成にヘッドマークが掲出されています。

谷上寄り先頭車:「北神線・里山」

神戸ふるさと再発見(里山)ヘッドマークを掲出する神戸市交通局2000系谷上側先頭車

【神戸市交】神戸ふるさと再発見(里山)ヘッドマークを掲出する2000系(谷上側)

西神中央寄り先頭車:「北神線・有馬」

神戸ふるさと再発見(有馬)ヘッドマークを掲出する神戸市交通局6000系西神中央側先頭車

【神戸市交】神戸ふるさと再発見(有馬)ヘッドマークを掲出する6000系(西神中央側)

2020年9月15日に谷上駅5番ホームにおいて,最優秀作品ヘッドマークを掲出した通常営業運用列車の折返し停車に合わせて表彰式が行われました。
同日以降順次,次の10編成に最優秀作品ヘッドマークが掲出されています。

1000系・・・1112F・1113F
2000系・・・2119F
6000系・・・6129F・6131F・6132F・6133F・6138F・6139F・6140F

【阪急】伊丹線開通100周年

阪急電鉄では2020年7月16日で神戸線と伊丹線が開通100周年を迎え,神戸線の2編成と伊丹線の1編成に,両先頭車で異なるデザインの記念ヘッドマークが2020年7月10日から9月30日まで掲出されました。

最後に伊丹線開通100周年ヘッドマーク・・・6012×4Rに掲出されました。

塚口方は開通当初の車両?が描かれたヘッドマーク・・・

「阪急伊丹線開通100周年」(塚口方)ヘッドマークを掲出する阪急6012×8R(6012号車)

「阪急伊丹線開通100周年」(塚口方)ヘッドマークを掲出する阪急6012×8R(6012号車)

伊丹方は文字主体のヘッドマーク・・・

「阪急伊丹線開通100周年」(伊丹方)ヘッドマークを掲出する阪急6012×4R(6162号車)

「阪急伊丹線開通100周年」(伊丹方)ヘッドマークを掲出する阪急6012×4R(6162号車)

伊丹線運用車両もいつの間にか6000系と7000系のワンハンドル車のみになりました。

【阪急】神戸線・伊丹線100周年記念コラボヘッドマーク

阪急電鉄では2020年7月16日で神戸線と伊丹線が開通100周年を迎え,神戸線の2編成と伊丹線の1編成に,両先頭車で異なるデザインの記念ヘッドマークが2020年7月10日から9月30日まで掲出されました。

さらに阪急神戸線・伊丹線100周年familiar×阪急電車コラボ企画として,オリジナルデザインのヘッドマークが神戸線2編成と伊丹線1編成に2020年7月10日から8月31日まで掲出されました。

神戸線・伊丹線100周年記念コラボヘッドマークを掲出する阪急8002×8R(神戸三宮方8102号車)

神戸線・伊丹線100周年記念コラボヘッドマークを掲出する阪急8002×8R(神戸三宮方8102号車)

ファミリアのキャラクターたちが乗った阪急電車が山と海を臨む神戸を走る様子が描かれています。

神戸線はヘッドマークに描かれている7021×8Rと8002×8R,伊丹線は6008×4Rに掲出されました。

2014年の甲陽線開通90周年でもファミリアとコラボ企画ヘッドマークが掲出されていました。

【阪急】神戸線開通100周年

阪急電鉄では2020年7月16日で神戸線と伊丹線が開通100周年を迎え,神戸線の2編成と伊丹線の1編成に,両先頭車で異なるデザインの記念ヘッドマークが2020年7月10日から9月30日まで掲出されました。

まずは神戸線開通100周年ヘッドマーク・・・9000×8Rと1017×8Rに掲出されました。

大阪梅田方は・・・

「阪急神戸線開通100周年」(大阪梅田方)ヘッドマークを掲出する阪急9000×8R(9000号車)

「阪急神戸線開通100周年」(大阪梅田方)ヘッドマークを掲出する阪急9000×8R(9000号車)

神戸三宮方・・・

「阪急神戸線開通100周年」(神戸三宮方)ヘッドマークを掲出する阪急9000×8R(9100号車)

「阪急神戸線開通100周年」(神戸三宮方)ヘッドマークを掲出する阪急9000×8R(9100号車)

撮影の出来が納得できるものではなかったのでリベンジを果たしてからアップを・・・と思っていましたが,結局その機会もないまま,この時期となってしまいました・・・

【山陽】Last Runヘッドマーク(3032F)

山陽電鉄では2016年から新形式車両6000系が新造され,同年4月27日から営業運用を開始,以降も増備されており,それに伴い3000系が順次引退しています。

2020年9月17日から9月30日まで,3032F(3032-3033-3611)にLast Run ヘッドマークが掲出されました。

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽電鉄3032号車

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽電鉄3032号車

今回も旧塗装時代の前面のイラストが描かれ,運用された期間が記されていますが,これまでの多くのLast Run ヘッドマークと異なるイメージのデザインとなっています。
ヘッドマークの表記と山陽電車公式SNSの記述から2020年9月30日で引退のようです。

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽電鉄3611号車

Last Run ヘッドマーク掲出 山陽電鉄3611号車

この編成は,3022Fの神戸方2両(3022-3023-)と3032Fの姫路方1両(-3616)が2017年1月1日付で廃車された際に,両編成の残りの車両で3032-3033-3502-3611の4両編成に組成されました。
その後3502号車を外して3両編成に変更され,そのまま最後まで運用されました。

【山陽・阪神】高校野球副標(2020年)

毎年8月に阪神甲子園球場で夏の全国高校野球大会の試合が行われている日に,阪神甲子園を走る車両の一部に「高校野球」標識が掲出されます。

2020年夏の第102回全国高等学校野球選手権大会は新型コロナウイルスの感染予防対策のため,予選となる地方大会を含めて中止となりました。

一方,春の第92回選抜高等学校野球大会に出場が決まっていた学校を対象に,2020年甲子園高校野球交流試合が阪神甲子園球場で開催されました。
8月10日~12日・15日~17日の6日間に各校1試合ずつ無観客で行われましたが,試合開催日には阪神と山陽の直通特急と特急に2018年第100回大会でデザインが変更された「高校野球」副標が掲出されています。

高校野球副標を掲出する山陽5000系6連

【山陽】高校野球副標を掲出する5000系6連

2019年10月1日に駅名が変更された大阪梅田行の表示と高校野球副標の初めての組み合わせです。

高校野球副標を掲出する阪神8000系

【阪神】高校野球副標を掲出する阪神8000系

【神戸市交】たなばた列車(2020年)

神戸市営地下鉄では,沿線の幼稚園・保育園の子供たちの願いを記した短冊が窓に飾られた,たなばた列車「ひこぼし号」・「おりひめ号」が七夕シーズンに走ります。

2020年は,海岸線は7月8日から,西神・山手・北神線は7月9日から,いずれも8月10日まで,たなばた列車「ひこぼし号」・「おりひめ号」が運行されています。
ヘッドマークのデザインは前年と同じです。

 西神・山手・北神線・・「ひこぼし号」6139F,「おりひめ号」6140F
 海岸線・・・・・「ひこぼし号」5109F,「おりひめ号」5107F

西神・山手・北神線では,毎年恒例の企画列車としては初めて6000系が抜擢され,現時点で最新の2編成が たなばた列車 となっています。

神戸市営地下鉄 西神・山手・北神線 たなばた列車 ひこぼし号6139F・おりひめ号6140F 並び

神戸市交通局 西神・山手・北神線 たなばた列車 ひこぼし号6139F・おりひめ号6140F

前年は全編成にラグビーワールドカップ2019神戸開催のPRヘッドマークが掲出されていた海岸線では, たなばた列車のヘッドマークは前面貫通扉の窓に小型ステッカーが貼り付けられていましたが・・・

神戸市営地下鉄 海岸線 たなばた列車 おりひめ号5107F

神戸市交通局 海岸線 たなばた列車 おりひめ号5107F

2020年は本来のヘッドマークの形態に戻っています。

神戸市営地下鉄 海岸線 たなばた列車 ひこぼし号5109F

神戸市交通局 海岸線 たなばた列車 ひこぼし号5109F