2015年11月から走っていた阪急電鉄神戸線の観光スポットラッピング列車の愛称とヘッドマークデザインが一般公募で出品された中から「爽風(kaze)」と決まり, それまでラッピングがなかった2・4・5・7両目に愛称「爽風(kaze)」のラッピングが追加されるとともに, 両先頭にヘッドマークを掲出して2016年3月27日から運用されています。
通常は8032×2R+7017×6Rの8両編成です。
事後報告になってしまいましたが・・・2016年の阪急電鉄「さくら」ヘッドマークは昨年と同じものでした。
これまた今更ですが・・・昨年のさくらシーズンの御影~岡本のSカーブ線路北側は工事真っ最中でしたが,工事はすっかり終わっていて戸建て住宅地に落ち着いています。
阪急電鉄5300系は2016年2月中旬から片方のパンタグラフを下げて運用されていましたが,4月上旬から順次,両パンタを上げ始めたようです。
4月9日に見た編成は全て両パンタ使用に戻っていました。
何かの試験だったのでしょうか・・・?
阪急電鉄神戸線の神戸方終点が1936年4月1日に上筒井から三宮まで高架線で延伸されて80周年。
神戸市内高架延長線開通80周年を記念するヘッドマークが,4月1日から10月31日まで掲出されています。
大阪方と神戸方とは異なるデザインのヘッドマーク。
大阪方のヘッドマークは,阪神・淡路大震災で被災して解体された三宮駅神戸阪急ビルのアーチから920系が出てくる光景が描かれています。
上の5000×8Rも,次の7007×8Rも,このビルのアーチから出てくることを経験した車両なのですが・・・
いずれも,リニューアルされたこの顔ではなかったのですよね~
そして,いつも撮影しているこのあたりが・・・
件の高架線の始端なんですよね・・・
阪急電鉄神戸線の現行ダイヤでは,朝ラッシュ時に下りの10両編成営業列車のうち,通勤特急3本が西宮北口で,特急3本が神戸三宮で,後部の増結車2連が切り離されます。西宮北口で切り離された増結車はそのまま西宮車庫に入庫,神戸三宮で切り離された増結車は2両編成で西宮北口まで回送されます。
しかし,2016年3月19日の神戸線ダイヤ改正では下り列車の途中駅での解放がなくなり,三宮から西宮北口まで上り線を行く2連の姿も3月18日まで・・・
なお,御影駅待避線に2連の回送が停車する姿は・・・
ダイヤ改正後も,増結のため神戸三宮へ向かう下り回送で見られますが・・・
梅田方へ出発する上り2連回送は見納めとなります。
2016年3月19日の阪急神戸線ダイヤ改正で,10両編成の通勤急行がなくなること,10両編成の通勤特急の運転区間が全て梅田~神戸三宮となって,途中駅での増結・解放がなくなることが発表されていました。
実はそれだけでなく,上り神戸三宮で増結して10連となった特急も全て折返し回送となり,下りの神戸三宮または西宮北口での解放が全てなくなってしまうようです。
これは,2月発売の鉄道ピクトリアル誌(特集が阪急電鉄神戸線)に掲載されていた新ダイヤグラムによるものです。
(ダイヤ改正実施前に発売される趣味誌に新ダイヤが掲載されるのは非常に珍しいのでは?)
これにより・・・
これらの字幕も見られなくなってしまいます。
現ダイヤでは,連解10連9運用+固定10連2運用で合わせて11運用。
新ダイヤでは,増結10連3運用+固定10連5運用で合わせて8運用。
差し引き2連3本分が捻出されることになります。保留となっているT車も含めて車両の動きがどのようなことになるのか,気になります。