カテゴリー別アーカイブ: 阪急電鉄

【阪急】5300系が片パンタグラフ下げて運用

阪急電鉄5300系はMc車・M車に2台ずつパンタグラフが搭載されていますが,2016年2月中旬から片方のパンタグラフを下げた状態で運用されているとのことで行って参りました。

片パンタグラフを下げた状態で運用中の5308×8R

片パンタグラフを下げた状態で運用中の5308×8R

先頭車・中間車とも梅田方のパンタグラフが下げられており,先頭車はいわゆる前パンが下がった状態だけに普段の姿との違いがよくわかります。
回生ブレーキ車の場合は,離線による回生失効を防ぐために1ユニットでパンタグラフ2台の場合も少なくありませんが,阪急5300系のように発電ブレーキ車の場合に2台搭載は珍しいのでは・・・
5300系の多数の編成が片パンで運用されており,試験的なものか今後恒常的になのか?
今後ずっと1台だけ上げるのであれば,いずれ撤去されたりすることは・・・??
同じように発電ブレーキ車で2台装備の6000系など他系列車にも波及するのか・・・???
などなど気になる動きです。

5300系の片パンは以前にもありました。

片パンタグラフが撤去されていた頃の5324×7R

片パンタグラフが撤去された状態で運用中の5324×7R(1984年2月)

この時は片方のパンタグラフが撤去されていました。
この5324×7Rの片パン姿は1983年3月と1984年2月に撮影したのが残っていますので1年程度続いており,同時期に5100系5136×8Rも同様に片パンタグラフが撤去されていましたが,いずれもその後2台に戻っていました。

今後の動きに注目です。

【阪急】阪神競馬場阪急杯(2016年)

2016年も阪神競馬場重賞(GIII)レース「阪急杯」をPRするヘッドマークが,同競馬場最寄線区の阪急電鉄今津線を走る一部の編成に掲出されています。
今年は公式発表(レールファン阪急)では2月20日から掲出すると発表されていましたが,実際にはその前日の2月19日夕方に出庫する時から掲出されていたようです。

阪神競馬場「阪急杯」ヘッドマークを掲出する3078×6R

阪神競馬場「阪急杯」ヘッドマークを掲出する3078×6R

レース当日の2月28日まで掲出される予定です。 (写真は3078×6R)

この手のPRヘッドマーク掲出の記事をアップすると,何か自分もPRの片棒を担がされている感じ・・・

【阪急】神戸線2016年3月19日ダイヤ改正の発表

阪急(神戸線)・阪神・山陽・近鉄のダイヤ改正が2016年3月19日に実施される予定であることが発表されました。場合によっては京都市交も関係するのでしょうが,今のところ,京都市交からは発表がないようです。レールが繋がるとダイヤも広範囲に絡んでくるので大変ですね。
まずは阪急で気になる変更点をピックアップしてみます。

・朝ラッシュ時の通勤特急の運転区間短縮と10連固定運用化
現在でも本線で増結せず全区間10連で走る神戸三宮発の通勤特急がありますが,神戸三宮で2両増結して10両編成となる新開地発も神戸三宮発に短縮するとともに全区間10連で運転されることになるようです。
通勤特急の運転区間が短縮される代わりに下記の通勤急行が新開地発となり,神戸三宮で上記10連通勤特急に接続するようです。

・朝ラッシュ時の通勤急行の増結取りやめ
現在は神戸三宮発通勤急行の一部は西宮北口で2両増結して10連となっていますが,この増結を取り止めて全区間8連で運転されることになるようです。それにより所要時間が短縮されるとのことですが,現在は通勤特急退避中に増結しているので増結作業そのものによる時間のロスはあまりないと思うのですが・・・

阪急神戸線通勤急行10両編成

消滅する10両編成の阪急神戸線通勤急行(8201×2+7012×8)

特急については何も触れられてないので,従来通り朝ラッシュ時は神戸三宮で2両増結の10連は継続されるのでしょう。
神戸電鉄から新開地で乗り換えて梅田へ通勤・通学されている方には,新開地から座って・・・というチャンスが半減してしまうわけで,つらい改正(改悪?)となりそう。
一方,神戸市営地下鉄・北神急行方面からは三宮での座席確保がずいぶん楽になりそうです。

10両編成列車の減少と本線での増結・解放作業の削減は,昨年の宝塚線ダイヤ改正と同じ流れですね。

10連通勤特急には最神戸方車両を女性専用車にするようで,そのステッカー貼り付けの絡みと,通勤急行増結取り止めで増結用2連3本が余るわけで,車両の動きも気になります。

【阪急】ワンハンドル運転台車両導入40周年その2

1.17・・・あれから21年。
残念ながら地震が起こるのを防ぐことはできません。
この日の事を忘れず,次に起こってしまった時に被害を少しでも減らすことができるように備えなければと思います。

阪神淡路大震災では阪急電鉄でも大きな被害を受け,2200系も一部車両が激しい揺れに襲われて被災しました。

震災当時,既に一部M車が電装解除されていましたが,震災復旧の過程で2200系はすべてT車となったことから全車6000系に編入,先頭車は6050・6150となり,7000系中間車6両を組み込んで8両編成となって現在に至っています。

その2200系が登場してから40周年となるのを記念して,元2200系である6050・6150にヘッドマークが掲出されていましたが,2016年1月8日から第2弾に変わっています。

ワンハンドル運転台車両導入40周年第2装飾ヘッドマーク掲出6050×8R

ワンハンドル運転台車両導入40周年ヘッドマーク掲出6050×8R(第2装飾)

今回は2200系として登場した時のマルーン一色の姿をあしらったものとなっています。

ワンハンドル運転台車両導入40周年第2装飾ヘッドマーク掲出6150×8

ワンハンドル運転台車両導入40周年ヘッドマーク掲出6150×8(第2装飾)

3月下旬まで掲出されるようです。

【阪急】わたせせいぞう氏ラッピング列車(HMなし通常運用)

嵐山直通臨時列車で運用中の7017号車先頭の6連わたせせいぞう氏ラッピング列車を撮影した場所で,通常運用についている8032号車を先頭にした8連版を同様にサイド気味に撮影。

阪急7000系わたせせいぞう氏観光スポットイラストラッピング列車8032×2+7017×6(ヘッドマークなし)

【阪急】わたせせいぞう氏ラッピング列車8032×2+7017×6(HMなし通常運用)

神戸の北野異人館界隈のイラストですね。

100km/h超えでかっ飛ばしているところを16mm(フルサイズでは25mm相当)のレンズでサイドから撮るのは超緊張の一瞬・・・指に力が入りすぎるし先頭部がフレームアウトするのが怖くてどうしても早切りしてしまい,恥ずかしながら今回は3回目でようやくフレーム一杯に綺麗に納めることができました。(^^;)

【阪急】お正月のヘッドマーク(2016年)

あけましておめでとうございます。

年明けのヘッドマーク話題となると,このあたりではコレになります。

その年の干支にちなんだ阪急の初詣ヘッドマーク・・・

2016年初詣ヘッドマークを掲出する1102×8

初詣ヘッドマーク(2016年)を掲出する1102×8

西国七福神めぐりヘッドマーク・・・

阪急沿線西国七福神ヘッドマークを掲出する8006×8R

阪急沿線西国七福神ヘッドマークを掲出する8006×8R

今年は鉄道の原点である客車の定期列車が日本からなくなってしまう(※)のが残念ですが、皆様にとって良い年でありますように・・・

(※SLなど観光列車を除く)

今年もよろしくお願いいたします。

【阪急】5108Fの変遷

2015年12月26日の終電後に,阪急電鉄5100系が新開地経由(折返し)で阪神尼崎まで自力回送されたそうです。能勢電鉄譲渡に向けた改造のためと思われます。

阪急5108×8R

阪急5108×8R(4+2+2編成)

今回は5108×8Rの4+2+2の編成。2両編成が2組含まれていることから,山下~妙見口と山下~日生中央の区間運転用1550-1500と1560-1510も置換対象ではないでしょうか。

阪急5125×8

阪急5108×8R 宝塚方5125×8(2+2+4編成)

例によってこの編成に関わる車両の変遷を纏めてみました。
先の2編成(5136Fと5146F)よりも編成替えが多く,関わる車両が多いのでややこしいかも・・・

この編成の最終形は
+5108-5658-5659-5109=5142-5141=5124-5125+

まず1971年7月に5124と5125が,
+5104-5654-5655-5105=5124-5674-5125+
の7連で京都線に配属されたそうです。

ほぼ同時期の1971年7月に5142と5141が,山陽須磨浦公園直通の連解編成の中で
+5140-5141=5142-5143=5110-5660-5661-5111+
として神戸線に配置されました。

1971年11月に5108×4が
+5108-5658-5659-5109=5114-5664-5665-5115+
で宝塚線に配置されています。

1972年に5104×7から5655を他編成に供出し,6連で神戸線に転属。
+5104-5654-5105=5124-5674-5125+

同じく1972年,宝塚線に5118×4を増備,5108と組ませて
+5108-5658-5659-5109=5118-5668-5669-5119+
となりました。

一時期,
+5108-5658-5659-5109=5120-5670-5119+
+5128-5678-5109=5118-5668-5669-5119+
の7連に組み替えられたようですが,1977年に
+5108-5658-5659-5109=5118-5668-5669-5119+
に復帰したようです。

1982年3月に阪急で初めての10両編成での運転が宝塚線で5100系を使用して始まることになり,
+5140-5141=5142-5143=5110-5660-5661-5111+
の5140×8が神戸線から転属し,=5142-5143=の順序を変えて
+5108-5658-5659-5109=5118-5668-5669-5119+
に組み込み,
+5108-5658-5659-5109=5118-5668-5669-5141=5142-5119+
の10両編成を組成。朝ラッシュ時に平井車庫を10連で出庫し,雲雀丘花屋敷発梅田行急行として運転,折返し回送で平井車庫に入庫するものでした。
なお,梅田方8連と宝塚方2連は必ずしもこの組み合わせとは限らなかったようですが,1984年に5118と5142を入れ替えて
+5108-5658-5659-5109=5142-5668-5669-5141=5118-5119+
となっています。

1988年に神戸線の5104FのT車1両が他編成と差し替えのうえ位置が変更され,
+5104-5654-5685-5105=5124-5125+
となっていましたが,1988年12月宝塚線ダイヤ改正で10連運用増加にともない宝塚線に転属,
=5124-5125+
が10連の宝塚方2連となりました。

1990年9月に表示幕化改造 内装化粧板張替,ローリーファン取付,非常通話装置取付を
+5108-5658-5659-5109=5142-5668-5669-5141=5122-5123+
の編成で施工,

また,1991年5月に同様の内容を
+5106-5656-5657-5107=5116-5666-5667-5117=5124-5125+
で施工されています。
各編成でこれらの改造が済んだ後は梅田方8連と宝塚方2連は必ずしもこの組み合わせとは限らなかったようです。

1997年に8040形2連3本が増備されると5100系の10連運用が減少。
2000年8月から9月にかけて,
+5108-5658-5659-5109=5142-5668-5669-5141=5124-5125+
+5106-5656-5657-5107=5116-5117=5122-5123+
に変更されました。(-5666-5667-は5000系リニューアルに供出)

2001年1月に宝塚線の5100系10連運用が消滅し,
+5108-5658-5659-5109=5142-5141=5124-5125+
となり,現在に至っていました。

なお,
-5668-5669-
は,一時休車となった後,神戸線に移籍するとともに5008Fのリニューアル用として5570形に編入,2002年10月に
5668→5588,5669→5589で
+5008-5508-5588-5558-5529-5509-5589-5059+
となりました。

【阪急】もみじヘッドマーク(2015年)その2

阪急電鉄の「もみじ」ヘッドマーク2015年版はすでに撮影していましたが,天気も悪く紅葉の色も悪かったのでリベンジしました。

もみじヘッドマークを掲出する阪急1007×8R

もみじヘッドマーク(2015年)を掲出する阪急1000系1007×8R

比較的天気も安定しており,少しですが紅葉も見える感じで撮れましたので,本館もみじヘッドマークのページも写真を差し替えました。

【阪急】ワンハンドル運転台車両導入40周年その1

10月1日から掲出されているヘッドマークで今更・・・ですが・・・

今年2015年は阪急電鉄でワンハンドル運転台が採用されてから40周年とのことで,記念ヘッドマークが掲出されています。
対象編成は6050×8Rで,その両先頭車はワンハンドル運転台最初の年に2200系として登場した車両。

ワンハンドル運転台車両導入40周年第1装飾ヘッドマーク掲出6050×8R

ワンハンドル運転台車両導入40周年ヘッドマーク掲出6050×8R(第1装飾)

第1弾として,車番と当時のワンハンドル車の象徴であったHマークをあしらったマルーンベースのヘッドマークが,2015年10月1日から2016年1月8日まで掲出されています。

ワンハンドル運転台車両導入40周年第1装飾ヘッドマーク掲出6150×8

ワンハンドル運転台車両導入40周年ヘッドマーク掲出6150×8(第1装飾)

側面にはHマークと旧社章がステッカーで再現されていますが,かつてのように厚みがないので光線状態や見る角度によっては目立たないのが残念。

ワンハンドル運転台車両導入40周年記念

ワンハンドル運転台車両導入40周年記念

【阪急】手塚治虫氏ラッピング列車(HMなし)

阪急電鉄で走らせている観光スポットラッピング列車の宝塚線版は,手塚治虫氏の人気キャラクター「鉄腕アトム」などとともに宝塚線沿線観光スポットのイラストでラッピングが施されている1003×8R。

阪急1000系手塚治虫氏観光スポットイラストラッピング列車1003×8R(ヘッドマークなし)

【阪急】手塚治虫氏ラッピング列車1003×8R(HMなし)

できるだけサイド寄りに撮影しようとしましたが,これ以上は影がかかってしまうため,今の季節はこれで精一杯。陽が高く影が短い時季にリベンジです・・・

手塚治虫氏といえば宝塚にゆかりがあるとのことで,たしか宝塚駅で発車メロディーに鉄腕アトムの音楽が流れていましたよね。