カテゴリー別アーカイブ: 阪急電鉄

【阪急】甲陽線の今昔

阪急甲陽線90周年ヘッドマークを撮影したのとほぼ同じ場所で,30年前の1984年5月に撮影した写真がありました。

1984年5月の甲陽線(苦楽園口~甲陽園)

1984年5月の甲陽線(苦楽園口~甲陽園)

そして今回2014年10月の撮影。

2014年10月の甲陽線(苦楽園口~甲陽園)

2014年10月の甲陽線(苦楽園口~甲陽園)

今は身長くらいの高さのフェンスができてしまって踏切以外ではほとんど撮影不可だったのですが,30年前は古枕木を利用した低めの柵で踏切以外でも楽に撮れました。古枕木を活用した柵は,ここだけでなく至る所で見られたように思います。

30年前の車両は旧1000系をベースにした1010系非冷房車。そう言えば,90周年のヘッドマークに甲陽線を走った車両を描いたデザインがありましたが,この1010系やその次の2000系のものがなかったですね。

【阪急】甲陽園線開通90周年ヘッドマーク

2014年10月1日に阪急甲陽園線が開通90周年を迎えたそうで,同日から10月6日まで同線で運用される6010×3Rと6020×3Rの先頭車に,異なるデザインのヘッドマーク4種が掲出されています。

夙川寄りの6110号車と6120号車には,これまで甲陽線で運用されてきた(いる)車両が描かれたデザインとなっています。

甲陽線開通90周年ヘッドマーク掲出6110号車

甲陽線開通90周年ヘッドマーク掲出6110号車

甲陽線開通90周年ヘッドマーク掲出6120号車

甲陽線開通90周年ヘッドマーク掲出6120号車

甲陽園寄りの6010号車には,ファミちゃんとその仲間達が夙川から電車を眺める様子が描かれ,

甲陽線開通90周年ヘッドマーク掲出6010号車

甲陽線開通90周年ヘッドマーク掲出6010号車

6020号車はシンプルに文字をメインに構成されたものとなっています。

甲陽線開通90周年ヘッドマーク掲出6020号車

甲陽線開通90周年ヘッドマーク掲出6020号車

甲陽線で撮影したのは十数年ぶりでした。(^^;)

【阪急】天神祭ヘッドマーク(2014年)

今日・明日に行われる天神祭のヘッドマークは例年通り7月18日から25日の予定で掲出されています。
今年は祇園祭ヘッドマーク掲出期間が延長されているため,祇園祭と天神祭の両方が走っているということなので,その並びを・・・

このあたりでは昼間,上り普通と下り特急,そして,上り特急と下り普通,つまり日中はこの付近で常時離合するので,被り易いこの場所での撮影は普段なら避けるところです。
今回は,逆にそれを利用して,祇園祭と天神祭がすれ違って並ぶところを狙うという無謀な計画(^^;)

↓の写真の一巡後,この1000F普通天神祭と9004F特急祇園祭がすれ違うはずだったのですが・・・

天神祭ヘッドマーク(2014年)1000×8R

天神祭ヘッドマーク(2014年)1000×8R

全く掠りもせず・・・並んでほしくない時には並び,並んでほしい時には並ばないのは自分の日頃の行いか・・・

↑の写真と同じような状態でした。
(曇ってイマイチな出来だったのでその時のものはボツ。↑は一巡前のものです。)(^^)/(;_;)

【阪急】祇園祭ヘッドマーク(2014年)

掲出され始めてから3週間経ってしまった阪急の「祇園祭」ヘッドマーク。
いつもの年なら「天神祭」に移行済みの時期ですが,今年は山鉾巡行の後祭が復活とのことで,このヘッドマークの期間も伸びました。

祇園祭ヘッドマーク(2014年)リニューアル7020×8R

祇園祭ヘッドマーク(2014年)リニューアル7020×8R

陽が高すぎるこの時期の正午前後ですが,一応順光となるところにやってきました。
1度だけ,半年ほど前にここで撮っていたのですが,何か違う??。こんなごちゃごちゃしてたかなぁ・・・と思い,家に帰ってその時に撮影したのを見て見ると・・・

2013年12月末の撮影

2013年12月末の撮影

バックに建物が増えていたのでした。
元々は白壁瓦屋根で和風?の建物がいい感じだったのですが・・・(と言いながらヘッドマーク重視で生かせていませんが・・・)

半年の間で,建物ひとつで,随分雰囲気が変わってしまうものですね。

【阪急・阪神】地上での並び

今,阪神尼崎で阪急の車両が阪神と並んでおり,タイミングが良ければ,さらに山陽と近鉄との4社の車両が並ぶのが話題になっていますね。一般の新聞にも記事になっています。

阪急と阪神は日常的に地下の神戸高速線での並びがありますが,地上での並びは見られません。
しかし,過去には山陽線内で並んでいるのが日常的に見られたのをご存知の方はまだまだ多いことと思います。
そんなシーンの写真がないか探してみましたが,阪急が山陽への定期乗り入れを止め,阪神梅田~山陽姫路の直通特急の運転が始まる直前,1998年2月のシーンしかありませんでした。

阪急と阪神の並び(須磨浦公園)

特急ヘッドマーク付阪神とマルーン1色の阪急6000系6連の並び(須磨浦公園)

まだまだ銀塩写真が主流で,日常的な光景を撮るのはフィルムが勿体ないなどと思っていた頃だったので・・・
でも今は,ネタな写真も大事だけと,こういう日常的な記録の方がもっと大事なんだなぁと,この写真を見て改めて感じています。

【阪急】5136Fの変遷

今,阪急で一番の話題は5136×8Rが,深夜ながら自力走行で阪神尼崎まで回送されたことでしょうか。
そこで,この編成の履歴をわかる範囲で纏めてみます。
(参考:某鉄道模型店で販売されていた阪急鉄道同好会報)

1985年頃の編成は(新造時から?)

Mc-T-T-Mc’=Mc-T-T-Mc’
+5136-5686-5673-5137=5138-5688-5675-5139+
( = は 電気連結器付密着連結器  + は自動連結器  – は半永久連結器)

Mc車は2パンタ車ですが,1983年頃になぜか運転台側のパンタグラフが撤去されていた時期がありました。(同時期に5300系でも同様にパンタ1台撤去編成あり。写真はあるのですが,お見せできる代物ではありませんので・・・)

朝ラッシュ時に雲雀丘花屋敷発梅田行の急行が5100系10連で運行されていた1987年2月,10連組成用2連の予備を確保するため,

Mc-T-T-Mc’=T-T=Mc-Mc’
+5136-5686-5673-5137=5675-5688=5138-5139+

という変則編成に変更。(実際に10連に使用されたことはあるのでしょうか?)
1989年に表示幕化などの改造。

5100系による10連運行がなくなると,2001年3月には元の4+4に復帰。
同時に制御器更新と車椅子スペース・開閉予告装置・車内案内情報装置の設置が竣工しています。

Mc-T-T-Mc’=Mc-T-T-Mc’
+5136-5686-5673-5137=5138-5688-5675-5139+

中間のMc’5137も表示幕が取り付けられており,2005年には

Mc-T-T-Mc’
+5136-5686-5673-5137=

の4連で箕面線折返し列車に代走していたこともあります。

箕面線代走時の5136×4R

箕面線代走時の5136×4R

それ以外,箕面線代走の殆どは5132×8Rの下り方5134×4Rのようです。

そして,専ら宝塚線と箕面線を走り続けてきた5136×8Rが,このたび,数多くの阪急車両の中で(アクシデントを除いて)初めて阪神本線を自力で走ることになったようです。

【阪急】阪神競馬場宝塚記念ヘッドマーク(2014年)

6月29日に阪急今津線仁川駅を最寄り駅とする阪神競馬場でGIレース宝塚記念が開催されるのをPRするヘッドマークが,6月23日から29日まで,今津線を走る7014×6Rと3154×6Rに掲出されています。

阪神競馬関係では,2002年から2007年に桜花賞をPRするラッピングがありましたね。

阪神競馬場宝塚記念ヘッドマーク 7014×6R

阪神競馬場宝塚記念ヘッドマーク 7014×6R

阪神競馬場宝塚記念ヘッドマーク 3154×6R

阪神競馬場宝塚記念ヘッドマーク 3154×6R

撮影した日はカン付が2編成とも走っていたうえに宝塚歌劇100周年ラッピング7001×6Rも走っていて,サボ鉄した甲斐がありました。(^^;)