2019年も阪神競馬「阪急杯」をPRするヘッドマークが,同競馬場最寄線区の阪急電鉄今津線を走る2編成に掲出されました。2編成とも5000系(5001×6Rと5012×6R)でした。
阪神競馬シリーズのヘッドマークは,レース開催日には殆どの場合,少なくとも1編成は朝から夜まで走っていることが多いのですが,昨年と同じく今回は2編成とも日中はお昼寝だったようで・・・
阪急電鉄の8000系は1989年1月1日に営業運転を開始,2019年にデビューから30周年を迎えました。
これを記念して,2019年1月19日から4月16日まで,第1編成(神戸線8000×8R)をデビュー当時のスタイルに復元した記念列車として運行しています。
復元したのは,前面窓下飾り帯,Hマーク,旧社章で,ステッカーにて表現。
1月19日から2月28日まではヘッドマークも掲出されています。
阪急8000系がデビューした頃,私の趣味活動としての鉄分濃度は極めて低く,ほとんど写真を撮っておりませんでした。
8000系を初めて撮影したのはこの写真(再掲)で・・・
デビュー当時の前面窓下の飾り帯がある姿の写真はありませんでした。
もう飾り帯がない姿を見慣れていますが,こうやって比べるとやはり飾り帯がある方が締まった感じがして良かったと思うのですが・・・
3月1日から4月16日まではヘッドマークが無いデビュー当時に近い姿で運行される予定。
2019年1月19日(土)に阪急電鉄で京都線関連のダイヤ改正が行われました。
これを告知するヘッドマークが京都線の10編成に2019年1月7日から1月25日まで掲出されています。 (写真は京都線3323×8R)
私が阪急京都線を利用するのは基本的に休日だけなので,休日ダイヤが気になるのですが・・・
梅田~河原町で運転されている休日定期運転の[快速特急],
旧ダイヤでは専用の6354F「京とれいん」編成で概ね2時間ごとに4往復運転されていましたが,
新ダイヤでは[快速特急A]3往復が増発され,昼間毎時1往復の運転となりました。
この[快速特急A]には6354F「京とれいん」編成が充当されるようですが,十三駅にホームドアが設置されると扉の位置が合わないためか通過扱いとなっています。(実際には一旦停車して扉を開閉せずに出発するようですが。)
従来からの定期[快速特急]は元神戸線所属の7006Fを改造する「京とれいん 雅洛」で運転されるようです。
6354F「京とれいん」編成は検査・整備のためダイヤ改正初日の1月19日から2月17日まで一般車両で代走,
7006F「京とれいん 雅洛」の運行開始予定2019年3月までは一般車両で代走とのこと。
ところで,春秋の休日に運転されていた嵐山直通臨時列車のうち天下茶屋~嵐山の[直通特急]「ほづ」の午前のスジが,増発された[快速特急A]のうちの1本とほぼ同じ時刻なのですが,どうするのでしょうか?
2018年を振り返る第3弾は,前回と同じく神戸高速線開通50周年記念ヘッドマークの阪急。
車両を持たない珍しい鉄道会社で有名だった神戸高速鉄道が,阪急三宮,阪神元町,山陽西代,神戸電鉄湊川を結んで今年2018年4月7日に50周年を迎えるのを記念して,いろいろなイベント・キャンペーンが行われましたが,その一環として4社の車両各2編成にヘッドマークが同日から6月30日まで掲出されました。
4社共通で2種類のデザインのヘッドマークが作成され,橙色系のヘッドマークには神戸高速線開通当時の各社の主力車両,青・緑系のヘッドマークには現在の最新世代の各社の車両を並べて描かれています。
各社とも2種類のヘッドマークが2編成の何れかのエンドに,また,編成間で逆エンドに掲出されています。
阪急電鉄では・・・
5000系(5001-5501-5591-5551-5523-5503-5563-5053)
1000系(1008-1508-1608-1058-1158-1558-1658-1108)
に掲出されました。
なお,上記の5000系5001Fはその後6連化され,現在は今津線で運用されています。
5000系はそれ以前に既に6編成が6連化されていますが,編成から外されたT車はすべて5100系からの編入車でした。
また,元5100系の車両が編入されるまでは,元々2021系などからの改造車が組み込まれていました。
5001F6連化時に外された5563号車は,唯一5000系のT車として新造された車両でした。
おそらくこの5563号車も廃車になると思われますが,その場合,5000系として新造された車両で初の廃車となります。