カテゴリー別アーカイブ: JR

【津軽海峡鉄景色】~25~ドラえもん海底列車

さかのぼって2006年7月に撮影したJR北海道781系「ドラえもん海底列車」・・・

781系ドラえもん海底列車

781系ドラえもん海底列車

1988年3月に津軽海峡線が開業した時から,青函トンネルには非常時の避難場所として設置された定点を活用して,青森側に竜飛海底駅,北海道側に吉岡海底駅が見学用として開設されていました。

そのうちの吉岡海底駅が,1998年3月からアニメ「ドラえもん」とタイアップした展示スペース「ドラえもん海底ワールド」としても利用され,そのアクセスを担う快速「海峡」用のED79と客車の一部をドラえもんでラッピングし,「ドラえもん海底列車」として運転されていたようです。

快速「海峡」が2002年11月末で運転を終了すると,2003年7月からは781系6両1編成をドラえもんファミリーでラッピングするとともに客室を改装し,「ドラえもん海底ワールド」へのアクセス専用列車「ドラえもん海底列車」として運転されていました。

北海道新幹線の工事が始まると,定期列車の吉岡海底駅停車が2006年3月になくなり,同年8月で「ドラえもん海底ワールド」が終了するとともにアクセス専用列車「ドラえもん海底列車」も運行終了しています。

【津軽海峡鉄景色】~24~江差線~3

冬の北海道を走るJR貨物EH500金太郎。

冬の津軽海峡をバックに江差線を行くEH500 3次タイプ牽引貨物列車

冬の津軽海峡をバックに江差線を行くEH500 3次タイプ牽引貨物列車

冬の津軽海峡沿いをゆくJR北海道789系スーパー白鳥。

函館山を望む冬の津軽海峡沿いを行く789系スーパー白鳥

函館山を望む冬の津軽海峡沿いを行く789系スーパー白鳥

最後の冬,ようやくこの光景を自分自身でカメラに収めることができました。

【津軽海峡鉄景色】~23~特急スーパー白鳥~3

函館山をバックに津軽海峡沿いを走るJR北海道の789系スーパー白鳥・・・基本は6両編成ですが,2両増結して8両編成で運転されることも少なくありませんでした。

函館山を望む津軽海峡沿いを行く789系 スーパー白鳥

函館山を望む津軽海峡沿いを行く789系 スーパー白鳥

増結2両には785系改造車もあり,この車両が先頭に立つ姿を見ることもよく見られました。

函館山を望む津軽海峡沿いを行く785系300番代先頭のスーパー白鳥

函館山を望む津軽海峡沿いを行く785系300番代先頭のスーパー白鳥

スーパー白鳥用789系6両編成は3両が基本ユニットで,青森方から
<HE-200番代編成3両+HE-100番代編成3両>
という組成。(”<”と”>”は運転台方向を示します。)
青森方3両(HE-201~206編成:<クハ789-モハ788-モハ789+)と
函館方3両(HE-101~106編成:+サハ789-モハ788-クロハ789>)の組み合わせは固定ではないようでした。

8両編成にする場合,多くは青森方に2両(HE-301~302編成:<クハ789-モハ788+またはNE-303編成:<クハ784-モハ785+)を連結して
<HE/NE-300番代2両+<HE-200番代3両+HE-100番代3両>
となっていましたが,増結2連は余裕がなかったようで,8両編成を組成する際に函館方HE-100番代からサハ789を抜き,青森方にHE-200番代3両を2ユニット連結して,
<HE-200番代3両+<HE-200番代3両+HE-100番代2両>
となる場合もありました。

789系変則8両編成スーパー白鳥

789系変則8両編成スーパー白鳥

なお,この編成の函館方5両の組成(写真の前5両)・・・
<HE-200番代3両+HE-100番代2両>
は,789系スーパー白鳥登場当初に5両編成で運転されていたときと同じ組成です。

【津軽海峡鉄景色】~22~特急白鳥~1

特急 白鳥 と言えば,関西から北陸地方の方にとっては,大阪と青森との間を十数時間かけて走った白鳥 ・・・

ボンネット485系特急白鳥

485系特急「白鳥」(大阪~青森)

を思い浮かべる方も多いのでは・・・私も2回,青森から大阪まで乗り通しました。

しかし,2001年3月に運転区間が分割されて一旦愛称が消滅した後,2002年12月東北新幹線八戸延伸時に八戸~青森~函館を結ぶ新たな特急として愛称 白鳥は再出発していました。

津軽海峡をバックに江差線を行く485系3000番代 白鳥

津軽海峡をバックに江差線を行く485系3000番代 白鳥

2010年12月に東北新幹線が新青森まで延伸すると,運転区間が新青森~青森~函館に変更されています。
使用車両は大阪~青森の白鳥と同じく485系ですが,リニューアルされたJR東日本の3000番代。ここまで姿形が変わると同じ485系とは思えません。

函館山を望む津軽海峡沿いを行く485系3000番代 白鳥

函館山を望む津軽海峡沿いを行く485系3000番代 白鳥

その2代目白鳥も北海道新幹線の開業により運行終了,同時に全国で唯一残っていた485系の定期運行も終えたのでした・・・

【津軽海峡鉄景色】~21~江差線~2

早朝に夜行列車を迎えた場所で,函館方面に振り返ると・・・

函館山を望む津軽海峡沿いを行くEH500 2次タイプ牽引貨物列車

函館山を望む津軽海峡沿いを行くEH500 2次タイプ牽引貨物列車

天気がよければ函館山をバックに広がる津軽海峡の海を望むことができます。

津軽海峡の傍を走るED79重連貨物列車も・・・

津軽海峡をバックに江差線を行くED79重連貨物列車

津軽海峡をバックに江差線を行くED79重連貨物列車

EH500金太郎が牽く貨物列車も・・・・

函館山を望む津軽海峡沿いを行くEH500 3次タイプ牽引貨物列車

函館山を望む津軽海峡沿いを行くEH500 3次タイプ牽引貨物列車

北海道新幹線開業により,過去のものとなってしまいました。

【津軽海峡鉄景色】~20~江差線~1

いよいよ江差線に入ります。

はるばる大阪や上野から走り続けてきた夜行列車で夜を明かし,長いトンネルを抜け,ゆっくりと津軽海峡沿いを走る列車に乗っていると,いよいよ北海道に入ってきたことを感じたものです。

かつては,ここを,

カシオペア

ED79に牽引されて江差線を行くカシオペア

ED79に牽引されて江差線を行くカシオペア

トワイライトエクスプレス

ED79に牽引されて江差線を行くトワイライトエクスプレス

ED79に牽引されて江差線を行くトワイライトエクスプレス

北斗星

ED79に牽引されて江差線を行く北斗星

ED79に牽引されて江差線を行く北斗星

の順に,赤いED79に牽かれて行きました。

【津軽海峡鉄景色】~19~木古内~4

ここは海峡線の新在分岐部から木古内駅側に在来線下りを少し走ってきたところ。先日ご覧いただいた分岐部の向こう側です。

海峡線から分岐した在来線を走るEH500牽引貨物列車

海峡線から分岐した在来線を木古内へ向かうEH500牽引貨物列車

2013年6月の時点では既に新幹線の高架橋はできており,その下をくぐってきたところ。
この部分,今はEH800が牽く列車しか走らなくなってしまいました。

【津軽海峡鉄景色】~18~木古内~3

JR貨物に所属するED79は1989年に新製された50番代のみで,最終的には重連3往復の運用が残っていました。

新幹線規格の海峡線を行くJR貨物ED79重連貨物列車

新幹線規格の海峡線を行くJR貨物ED79重連貨物列車

軌道敷地内での写真のように見えますが,トンネル入り口横のフェンスで仕切られた外側から撮影しています・・・

北海道新幹線対応のため,EH800が新製されると順次置き換えられ,2015年6月の時点では既にED79が貨物を牽引している姿は見られませんでした。

なお,青函トンネルを通過する貨物列車は,当初はすべてJR北海道所属のED79 0番代および100番代が重連で牽引していました。
このED79 0番代・100番代はED75 700番代から改造されたものでした。
その後,EH500が東北本線から津軽海峡線に直通牽引するようになり,2006年3月にJR北海道車による貨物列車定期運用がなくなっています。

【津軽海峡鉄景色】~17~木古内~2

ここは北海道新幹線と在来線との分岐点の近くにある短いトンネルの知内側。
霧の中,ED79に牽かれてJR東日本キヤ193系East-iがやってきました。
北海道内各線の検測のためのようです。

ED79牽引で海峡線を行くキヤ193系East-i

JR北海道ED79牽引で海峡線を行くJR東日本キヤ193系East-i

実は,よく晴れていた知内駅でカシオペア・トワイライト・北斗星を撮影した後にやってきた場所。
知内ではよく晴れていたのに,ほんの少し海沿いに出ると霧の中でした・・・

【津軽海峡鉄景色】~16~木古内~1

木古内駅の南西にある,北海道新幹線と在来線の北海道側分岐点の2013年6月の様子・・・

建設中の新幹線・在来線分岐点を行く789系スーパー白鳥

建設中の新幹線・在来線分岐点を行く789系スーパー白鳥

木古内駅方面への新幹線の高架ができつつありました。

向こうの方に津軽海峡の海もほんの少し・・・

撮影した地点付近には,現在,新幹線ビュースポットなる展望台ができているようですが,分岐ポイントはスノーシェルターで覆われてしまっているようです。